こんにちは。からあげです。
2017年の今年といえば、PCTに挑戦する年だ。おっさんの勝負の年だ!
4月半ばの出国に向けて本格的に準備を始めた。
パスポート、ビザ、PCT許可証など、必要なものはたくさんある。この中でPCTハイカーを最も手こずらせるのは、半年滞在可能なビザの入手だ。
早めに済ませて気分的に余裕を持っておきたい。
銀行預金残高証明書(英文)の作成
昨日、アメリカの B-2ビザ取得に向けて準備を始めた。
90日以内の滞在ならビザは不要だが、全長2658.9マイル(約4,200km)のPCTスルーハイクでは、普通に歩いても約5ヶ月の時間を必要とする。
滞在期間が約半年にとなるため、B-2ビザを取得しなければならない。
聞くところによると、アメリカは移民を非常に嫌う国らしい。
自分は移民ではありません。用が済んだら帰るので、ちょっとの間滞在させてください。
こういうような感じで低姿勢でお願いしなければならないのだ。
自分が移民ではないことを自ら証明するために、滞在目的や自国との深いつながり、滞在費用などが分かる書類を提出する必要がある。
今回は、十分な滞在費があることを証明するために、銀行の預金残高証明書(英文)を作成することにする。
アメリカ大使館に提出する書類(面接時に必要があれば提示する)なので、もちろん英文で作成する必要あり。
早速、過去の日本人スルーハイカーのPCT費用を調べてみると、装備費込で約100万円。
PCTスルーハイクは野宿の旅だから、一般人のようにホテルに宿泊したとすると倍は見込んでいたほうが良い。
先人たちも200万以上の預金残高証明書を作成していたようだ。
私はこれくらいのお金ならあるので、あとは銀行に作成を頼むのみだ。
あれこれ調べてみると住信SBIネット銀行だと手数料無料で預金残高証明書を作成できるようだ。幸い私は口座を持っていたので、早速手続きすることにした。
住信SBIネット銀行 預金残高証明書(英文)の作成方法
住信SBIネット銀行のページにログインしたところ。
まずは上部メニューの「口座情報」をクリック。
そして口座情報の中の「書類請求・代表口座解約」タブをクリック。
すると上のような書類選択画面が現れる。
「一番上の残高証明書(無料 お客様自身で印刷ください。)」を選択する。
そして選択画面一番下にある次へボタンをクリック。
続いて上のような入力画面が現れる。
基準日を入力。(前日までの分を指定できる。)
和文/英文では、英文を選択。
名義人名英語表記は、英文選択時は必須。半角で入力する。(入力例 Taro Yamada)
カードローン借り入れ残高表示は、表示しないのままで良し。一応借金なしのクリーンな身であることを証明するために、表示するを選択してみたが、カードローンなしなどの特記はなかった。
そして最後に確認ボタンをクリック。
最後に入力内容確認画面が現れる。
内容が良ければ、WEB取引パスワードを入力して確定ボタンをクリックする。
すると完了画面が現れる。
下の印刷ボタンをクリックすれば、PDFファイルで出力することができる。
あとはプリンターで印刷するのみ。
私はプリンターという嵩張ってランニングコストがかかるものは持っていない。
いつものように、USBメモリーに入れてコンビニのマルチプリンターで印刷した。
これが出力したPDFファイル。
文書のタイトルは、「CERTIFICATE OF BALANCE」となっていた。
内訳
Type of Accounts Currency Amount
Ordinary Doposit YEN ¥??????? Time Deposit YEN ¥??????? Ordinary Deposit USD $0.20
Ordinary Doposit(YEN) : 普通預金、SBIハイブリッド預金
Time Deposit(YEN) :定期預金、円建て仕組預金
Ordinary Deposit(USD) : ドル建ての外貨預金(普通)
私の場合は、3項目だけの記載となった。
カードローン残高の記載はなし。
USDは、以前外貨預金していた時の端数のみ。あとは日本円となっている。
USDに換算すると200万円以上はある。
わざわざUSDにしなくても大丈夫だろう。駄目だったらその時、200万円分ドル建ての外貨預金をしたらいい。
プリントアウトして作成した書類の右下の署名
HP上では「銀行の証明書としてご利用いただけます。」と記載されていた。
多分、これでいいのだのだろう。深くは考えない。
カラー印刷した残高証明書。
白黒よりカラーの方が印鑑の赤が強調されて、より本物のように見える。
(これは偽造されたものではなくれっきとした本物)
ケチってモノクロ印刷にして不審を持たれたら元も子もない。
ここは資金が潤沢にあることを強調する必要がある。
銀行預金残高証明書(英文)を作成してみた感想
今回、こんなに簡単に残高証明書が作成できるとは思わなかった。しかも無料。
本当にラッキーだった。
さあ、この調子でビザ取得のための書類を集めてゆくことにしようか。
めでたくビザ取得!
上記の方法で取得した英文の銀行預金残高証明書を含めた必要書類とともに申請をして、アメリカ大使館での面接を行い、無事にアメリカのB-2ビザを取得することができた。
2018年11月、ビザ取得のため必要になったので、同じく住信SBIネット銀行で英文の預金残高証明書を作成した。当時と操作性は全く変わらず、無料で作成することができた。
和文の他に英文で作成してくれるのが嬉しい。翻訳会社に頼まずに済んだ。
今回、新たに英文の預金残高証明書を手に入れて、来年は新たな外国の地を踏みたい。
おわり
コメント
PCTは、からあげ隊長史上初の大勝負ですね。
道中、素敵な白人女性に逆ナンされたらどうするのですか?
今後もPCT準備のブログ記事、お願いします。
いやあ、実は今それ考えているんですよ。
まあ、その時考えます。
住信SBIネット銀行の存在を初めて知りました。
英文の残高証明書は、まさに「外国」ですよね。
住信SBIネット銀行は、かなりおすすめの銀行ですよ。
アメリカは移民を非常に嫌う国らしい。
< 米国には、居心地が良すぎて、そのまま、残りたくなるかもしれませんね。
私は、英文の預金残高が証明なんかしたことは、ないです。
それより次期トランプ政権から入国審査が厳しくなると聞いています。
善は、急げことでしょうか?
私の場合、無職に毛が生えた程度の自営業者ですから、預金残高は重要だと思います。
トランプさんは本当のところどうなんでしょうか。今はまだ分かりませんね。