こんにちは。からあげです。
ここ最近、急ピッチでPCTの準備をしていたため、体調がイマイチ悪い。
しかし、それも今日で終わりだ!
アメリカに発送する荷物の取りまとめとHandbookのスキャン、そして電子書籍の出版作業が終わった。
電子書籍について昼頃ちょっとつぶやいたように、審査が通って販売が開始されたら、ブログで告知をすることにする。
今日はPCTの準備だけ書く。
精神疲労が蓄積されているため、もう無理はしたくない。
ハンドブックの解体とスキャンなど
これまで何度も読み直したYOG’S PCT Handbook。
出発間近となったので、解体してスキャンすることにした。
控えとして電子データを持っておいて、トレイルでは紙版を使って不要になった都度処分することにする。
バウンスボックスに入れて先に送り、必要最低限分だけ持ち歩く。
中身の半分はトレイルの解説で現地で読むところはない。
すっかり丸ごとおっさんの脳内のハードディスクに収納されている。
解体前のHandbookを量ってみると、なんと935g。
こんな本、一冊まるまる持ち歩けるか!
何度も読んだため、かなりボロボロになった。
紙質が良いのは、水濡れたり繰り返し読んでも大丈夫にするためだったとようやく理解できた。
無駄に重くない。
定規を当ててカッターでカットする。
後半のタウンガイドのところは、手で裂けるようにあらかじめ線が付いている。
しかし、裂きにくかったのでカッターを使用した。
もう自炊作業はこれで何回目だろうか。
本を破る罪悪感を感じることなく淡々と作業を行った。
これが大人になるということか!
ちきしょう~。こんなことをするためにおっさんになった訳ではない!!
背中の接着剤部分を切り取って準備完了!
よし、スキャンの作業に入るとしようか。
自炊作業にはドキュメントスキャナが欠かせない。
1枚1枚手動でやっていたら膨大な時間がかかる。
ただし、コイツだと免許証やパスポートなどの厚みのあるやつは読み取りできない。
分厚いなど特殊なものは、コンビニのマルチプリンタで1枚30円でスキャンする必要がある。
スキャンしたデータはPDFで自動で保存される。
本当に便利な世の中になったものだ。
スマホとUSBメモリ、グーグルドライブに入れておく。
万が一紛失しても大丈夫だ。
不要な前半部分は処分して、後半のタウンガイドはセクションごとにホッチキスで留めておく。
トレイルを歩くにつれてバウンスボックスの中の在庫が減ってくる。
コイツが全てなくなった時、アメリカ-カナダの国境に立っている。
国境を抜けてカナダマンニングパークのゴールに行けるかは、カナダ入国許可証が手に入るかにかかっている。
どうなるかは神のみぞ知るかな。
ジップロックの透明の袋に入れて完成だ!
重たいがコイツはサンディエゴまで自分で持って行く。
サンディエゴの町でバウンスボックスを作成し、不要な分を中に放り込んで先に送る。
ここ最近、バタバタして落ち着かなかったので、準備を1日で済ませてのんびり市内観光をしたいところ。
アメリカ発送の荷物の取りまとめ
アメリカに送る荷物はこれだけ。
ベアキャニスター
ウール長袖シャツ
フリースのネックウォーマー
バグネット
軍手
全部で5点。ギリギリ2kg以内に収まった。
そんなに急ぐ必要はないので、国際小包のエコノミー(SAL)便で送る。
愛知県からカリフォルニアの山中まで約2週間、料金は3,850円だ。
思った以上に送料が高いので、消耗品などは現地で購入することにした。
靴は中古を履いていって、早めに予備を入手しておく。
小包ラベルに記入した。
宛先はHandbookに書いてあったケネディー・メドーズのゼネラルストア。
料金はかかるが、ちゃんと荷物を保管しておいてくれる。
Handbookにいろいろ情報が載っていて本当に役に立った。
外国人ハイカーが送り先を選定したり、住所を調べたりするのは大変だ。
郵便のHPをじっくり読んで間違いのないように記入した。
送る品物は詳しく記載する必要があって、さらに個人利用の場合は”Personal Use”と書かないといけない。
税関を通る時にトラブって届かないなんてのは勘弁して欲しい。
サプリメントのクロレラを送ろうかとも思ったが、はねられるとイケないので止めておいた。
宛先ラベルの他に目立つように「Hold For PCT Hiker ETA:Jun/01/2017」と書いておいた。
郵便局留めで送るわけではないので大丈夫とは思ったが、念には念を入れておいた。
こういう小さなコツなんかもHandbookに書いてあって助かる。
よし、これで準備は完了!!
あとは忘れもののないように小屋に戻って、ギア類の最終チェックを行うだけだ。
日本出国は4月23日。
いよいよ来週だ!
おわり