こんにちは。からあげです。
今日は東京での滞在費を節約するためにピッタリなキャンプ場を紹介しよう。
そう、東京の町の方にもキャンプ場はあるのだ!
ここは以前、読者から教えて貰ったキャンプ場で、ずっと気になっていた。
今回、ビザの面接でアメリカ大使館にゆく用事があったので、面接前日から5泊した。
JR新木場駅からヘリポートまでバスに乗り、ヘリポートからキャンプ場まで歩いた。
目印は風力発電施設の大きな風車。
遠くからでもよく目立つ。
キャンプ場手前までやって来たところ。
あと僅かだ。
江東区立若洲公園キャンプ場
場所 東京都江東区若洲三丁目2番1号
名称 東京港埠頭株式会社 若洲(わかす)公園キャンプ場
電話番号 03-5569-6701(予約受付 09:00~16:30)
受付 10:15から16:00まで
定休日 火曜日(ただし、火曜日が祝日にあたる場合は翌日)
年末年始休業日:12月29日~1月3日
3月26日~4月5日及び7月21~8月31日は無休
受付終了が早いので注意する。
3連泊すれば、2~3日目がフリーとなって遅い時間に戻ることもできる。
予約状況はネットで確認できるが、予約受付は電話のみ。
宿泊日3ヶ月前の月の1日より予約可能となる。
料金
利用時間 | 大人 15歳以上 |
小人 小・中学生 |
---|---|---|
日帰り 11時~当日21時まで | 300円 | 150円 |
1泊2日 11時~2日目10時まで | 600円 | 300円 |
1泊2日 11時~2日目21時まで | 900円 | 450円 |
2泊3日 11時~3日目10時まで | 900円 | 450円 |
2泊3日 11時~3日目21時まで | 1,200円 | 600円 |
3泊4日 11時~4日目10時まで | 1,200円 | 600円 |
※1人あたりの料金、幼児は無料。
予約制のキャンプ場で、宿泊日数の上限は3泊まで。
休み前日と休みの二日間は宿泊不可。(通常、月曜日と火曜日は宿泊できない。)
月曜日はデイキャンプのみとなる。(21:00まで)
アクセス
都営バス
最寄り駅 JR新木場(しんきば)駅
新木場駅から若洲キャンプ場前まで都営バスが運行されている。
運賃 一律 210円
バス乗り場は、駅の南側のバスターミナルにあり。
若洲キャンプ場行は1番乗り場
キャンプ場前のバス停
キャンプ場から歩いて約5分。
徒歩
JR新木場駅からキャンプ場まで約4.5km。歩いて1時間ほどかかる。
道順は簡単なので、運動不足解消には打ってつけ。
駐車場
料金 普通車1回500円
24時間出入り可能、バイク・自転車は無料。
キャンプ場宿泊者以外の車は、21時までに出ることになっているが、それほどうるさくは無さそう。長期の車中泊が可能か?
駐車場入口。
料金は先払い。バイク等はゲートの脇をすり抜けてゆく。
バイク専用の駐車スペースあり。
駐車場内のようす(キャンプ場側)
駐車場内のようす(風力発電の風車がある公園側)
キャンプ場の利用について
注意していただくこと
1.使用済みのリヤカーは、すぐにサービスセンターわきのリヤカー置き場に戻してください。
2.炊事棟、野外炉、野外卓は、共同施設ですので譲り合ってご利用下さい。
3.火気の使用時間:午後9時まで
4.日帰りのお客様は午後9時までに退場して下さい。
5.サービスセンターからの案内放送にご注意ください。
6.必ず指定されたテントサイトをご利用下さい。
7.使用したサイト・炊事場・かまど等は必ず掃除を行って下さい。
禁止となっていること
1.直火、花火は芝生の保護、危険防止のため禁止です。
2.カラオケ、ラジオの高音・拡声器など他人の迷惑となることは謹んで下さい。
3.ペットを連れての入場はできません。
4.場内でのキャッチボール、ボールけり等、自転車の乗り入れ、ローラーブレード、一輪車等は禁止です。
5.周囲の柵は乗り越えないで下さい。)
6.未成年の方の飲酒・喫煙は、法律で禁止されています。
7.ハンモック、スラックライン等の樹木を利用するものは樹木保護のため禁止です。利用案内より
主な禁止事項は、ペット連れ込み、直火での焚き火、花火など。
やたら禁止事項が多いが、都心に近くリーズナブルなキャンプ場で利用客が多いので仕方がないだろう。
焚き火する場合は、必ず焚き火台を使用する。
燃え残った炭は、池の近くの燃えカス入れに捨てる。
ゴミは持ち帰り。
キャンプ場の施設
それでは私が利用した時の流れで施設の説明をしよう。
ゲートブリッジ下にある駐車場。
広大であるが、ハイシーズンは常に混雑するようだ。
キャンプ場のサービスセンター前
午後4時までにサービスセンターで受付を済ませて料金を支払っておく。
かなり早い時間で終わってしまうので、遠方から車で来る人は特に注意したい。
キャンプ場入り口
車両の乗り入れは不可。
荷物はリヤカーを借りて運ぶ。
入り口近くのリヤカー置き場
使用したらすぐに戻す。
キャンプ場内のようす
テントサイトは指定。決められた場所にテントを張る。
このようにサイト番号が表示されている。
1区画の広さは、6×8mと5×6mの2パターンあり。
はみ出さなければ、テントやタープを張り放題!
キャンプ場内は広大。
冬期は泊り客がかなり少なくてお勧め。
炊事棟
キャンプ場内に4箇所あり。
照明のON-OFFスイッチあり。
流しのようす
蛇口がたくさんあって、脇に調理スペースもある。
屋根付きのかまど
屋外にも数か所設置されている。
炊事棟横のテーブル
グループでの利用に便利。
トイレ
トイレも4箇所あり。全て水洗。
ただし保温便座、ウォシュレットはなし。
トイレの数が多いので、混雑時も安心。
キャンプ場入り口にある休憩舎
大きな屋根のある施設。
雨の日の避難場所として便利。ただし、ここでの宿泊は禁止。
サービスセンター前と休憩舎横にジュースの自販機あり。
ただし、タバコ、アルコールはなし。
アウトドアセンター
キャンプ道具のレンタルや薪の販売を行っている。
冬期は土日のみの営業らしい。
サービスセンターとなりにコインシャワーあり。
料金は5分300円。延長1分30秒毎に付き100円。
ファイヤーサークル
5箇所あり。
燃えカス入れ
燃え残った炭や灰を捨てることができる。
きちんと消火してから捨てる。
ゴミは持ち帰りとなっている。
燃えカスいれの隣に灰皿が設置されている。
平日でほとんどお客がいなかったので、サイトの一番端の方でツエルトを設営した。
好天が続くようで雨の心配はなさそう。
サイトの地面は土でペグ効きは抜群に良い。
アルコールストーブで調理する。
袋ラーメンを作っているところ。
美味しそうなラーメンができあがった。
いただきま~す!
夜間は街灯が自動点灯する。
付近のゲートブリッジの明かりもあるので、ヘッドランプなしで歩くことが可能。
海釣り施設からゲートブリッジを望む。
釣り客の他に夜景を見に来る人もちらほら見える。
海釣り施設周辺のようす
早朝の海釣り施設。
土曜の朝だけあって、釣り客の姿が見える。
施設の入場料は無料。
キャンプ場は最大3泊までなので、一旦ツエルトを撤収した。
ペグとグランドシートとツエルトのみ。
荷物は35リットルのザックに余裕で入る。
サイドには不思議な銀マットをくくり付けてある。
この銀マットを付けていると、不思議と周りに人が居なくなる。
用事ができたので、東京滞在をもう少し延ばすことにした。
出先から電話で予約しておいた。
冬期は比較的空いているので、当日予約も可能。
再びキャンプ場に戻ってくるとテントがたくさん増えていた。
冬期でも土曜になると利用客が結構多い。
突如現れたテント村におっさんはびっくり!
再び同じ場所にツエルトを張った。
立派なテントとは対照的な貧乏くさいツエルト。
ちゃっちゃと設営して食事の準備を始める。
天気が良いので、屋外に銀マットを敷いて食事の準備を行う。
具だくさんラーメンの完成!
もやし、キャベツ、大麦を追加した。
食事を済ますと暗くなるまえに耳栓をして寝袋に入って眠った。
外出時は念のため寝袋はゴミ袋の中に入れておいた。
あと食料はザックの中に入れておく。
キャンプ場のある公園内には何匹かの猫が住み着いている。
そのため、食料を漁られないように丈夫な箱(クーラーボックス)などに入れて置いた方が良いだろう。
買い出しなどについて
ポートストア若洲店
キャンプ場最寄りのお店はコンビニのみ。
歩いて20分ほどの場所にある。
JR新木場駅周辺には、コンビニしか見当たらない。
そのため、事前にどこかのスーパーで買い出しを済ませて来た方が良い。
車は出入りするとその都度駐車料金を払わねばならないし、満車になって入れないおそれもあってかなり危険。
キャンプ場から最寄りのコンビニまで道路の両側に歩道があるので気軽に歩くことができる。
ただし、大型車が非常に多いので、道路を横断するときは注意が必要。
片道20分は散歩にはちょうどいい距離だ。
ポートストア店内には、イートインコーナーあり。
湯沸かしポットや電子レンジも備え付けられている。
ここで何か購入して食事をするのもいいだろう。
残念ながらACコンセントはなし。
キャンプ場周辺に入浴施設は見当たらない。
キャンプ場のコインシャワーを使うかどこかに遠征するしかない。
受付の人に夢洲の運動施設にシャワーがあると聞いた。
利用した感想
東京の埋立地にあるキャンプ場で都心からかなり遠い。
そのため、町まで出るのに時間と交通費がかかる。
その分、キャンプ場の利用料が安いので大目にみるとしよう。
空調が効きすぎて暑くてヤニ臭いネットカフェに泊まるくらいなら、安くて遠いキャンプ場に泊まった方がマシだと思った。
冬期は平日の利用客はほとんどおらず、土日のみ利用客が増える。
まだ寒い時期なので、遅くまで騒いでいる酔っぱらいはいないようだった。
(耳栓をして早々と寝てしまったので、詳細は不明。)
施設は比較的整っているので、生活するうえで困ることは少ない。
サイトの指定はできないが、空いている時期であれば、融通を効かせて貰えるだろう。
私はお願いして静かな端の方にしてもらった。
ゲートブリッジを走行する車やバイクの音、港湾施設からの物音、上空を通過する飛行機の音がかなりするので、物音に敏感な人は耳栓を必ず持って行ったほうが良い。
騒音はかなりのレベル。
ここは安く宿泊するためだけに利用すると思っていれば、騒音にも腹が立たない。
買い出しやお風呂に行くのが不便なくらい。
3泊しても1,200円で泊まれるところは東京じゅう探してもココしかないだろう。
隣に無料の海釣り施設があるので、釣りをして釣った魚を焼いて食べても良い。
冬期であれば3泊以上の連泊も可能。定休日前日の月曜日と定休日の火曜日は宿泊できないのは痛いが、ネットカフェか同じく都内の埋立地にある城南島海浜公園キャンプ場(水曜定休日、ただし冬期はデイキャンプのみ)をハシゴすれば良いだろう。
徒歩よりは断然バイクや自転車での利用がおすすめだ。
なんせ駐車料金がタダだし、自由に出入りできるのが良い。
事前に予約しておいて暖かい季節に3泊して東京見物するのが楽しそう。
遅くまで町で遊んで、クタクタになって夜遅く眠りにだけ帰ってくる。
自分で書いていてやりたくなってきた。
次回、利用する機会があれば、是非とも利用したい。
このキャンプ場は東京での定宿に決定だな!
参考リンク 海上公園ガイド(江東区立若洲公園)