こんにちは。からあげです。
今日はねぐらが既に決まって落ち着いたところ。
無料のキャンプ場で羊蹄山が良く見える素晴らしいサイトで一目惚れした。
しばらくはここを拠点に羊蹄山やニセコを登ることにする。
昨日は道の駅「望羊中山」で車中泊した。
峠の手前で夕立に遭い猛烈な雨が降った。
写真はようやく雨雲が過ぎ去って雨が上がったところ。
雨がやんでしばらくすると赤焼の空が広がった。
本日は4時半過ぎに起床して活動を開始した。
東の空から昇る綺麗な朝日を見ていると全身に力が湧いてくる。
今朝は遅くまでゆっくりしていたが、羊蹄山の写真を撮る人が近寄ってきて落ち着かなくなったので退散することにした。
懐かしい看板があった。
中山峠からは国道230号線を下り羊蹄山の近くまでやって来た。
手前に尻別岳が見えたので間違えてしまった。
道の駅「名水の郷きょうごく」
地図を見ると付近に湧き水を汲める道の駅があったので立ち寄ることにした。
遠足にやって来た中学生らしき団体がいて非常に賑やかだった。
湧水口付近に作られている大きな池
名水百選に選ばれた「羊蹄のふきだし湧水」
ポリタンクを持って水汲み場にやって来た。
羊蹄山の降った雨や雪が長い年月を経て湧き出て来たミネラル分豊富な湧き水。
水温は一年中6.5度を保っているそうだ。
水量が非常に多いので10Lのポリタンクは僅か数秒で満タンになる。
湧き出た水は冷たく非常に綺麗だ。
水筒で汲んだ湧き水を飲むと全身に行き渡るような気がした。
羊蹄山の山麓の道路を走っていると非常に長閑な畑が広がっていた。
車を停めて景色を楽しむ。
大きな農場の建物
小学校跡地
倶知安町立 巽小学校
倶知安町(くっちゃんちょう)に入ると大きなショッピングセンターがあったので熊鈴を買いに立ち寄った。
やはりクマ本場のホームセンターは違う。
山菜採りコーナーには各種の道具が並んでいる。
冒険倶楽部工房㈱中林製作所
熊よけ鈴・2連 AY-22
熊よけベル1個だと壊れた時に困るので買い増しした。
ベルタイプだと段差が少なかったりすると音がならない時もあるので、少しの振動でも鳴りそうな鈴にした。
あれこれ見比べたが、冒険倶楽部工房の鈴が耐久性がありそうで音が大きかった。
鈴の中にはパチンコ球より小さい鉄球が入っているだけなので直ぐに壊れることもないだろう。
2連と3連タイプがあったが、3つもあると少し嵩張るので2連タイプにした。
商品の注意書きにはこんなことが書いてあった。
音に釣られて寄ってくるクマの存在がずっと気になっていた。
クマにもいろいろ個性があるようで、人間嫌いなクマや怖がりのクマ、食いしん坊のクマ、好奇心旺盛のクマなどクマ毎に対処の方法が異なるそうだ。
出会った瞬間に対処方法を決めないと手遅れになるかもしれないので、今後共いろいろ考えてゆきたい。
ホームセンターのレジで並んでいると、おばあさんに話しかけられた。
何でも倶知安町のどこかでクマの子供が目撃されたらしい。
私はそのニュースを知って熊鈴を購入したと思ったらしい。
早くも北海道民と間違えられたので少し嬉しくなる。
倶知安町旭ヶ丘公園キャンプ場
買い物を済ませると地図を頼りに無料のキャンプ場にやって来た。
落ち着いた雰囲気の良いサイトで即ここをねぐらにしようと決めた。
北海道の登山にはこれまでの信頼と実績のあるエアライズ2を持ってきた。
エスパースソロの居住性の良さも捨て難かったが、気にせずラフに扱えるコイツに決めた。
テントはサイト入口近くの羊蹄山が見える場所に設営した。
出入口を羊蹄山に向けていつでも眺められるようにした。
今は落ち着いて車の中でPC作業をしているところだ。
リヤゲートと助手席ドアを開け放ち、涼風が吹き抜ける中で仕事をしている。
交通量の多い道路からは遠いので静かに過ごすことが出来る。
今夜は久しぶりにゆったりとテントで寝ることにする。
いつも狭い車内で寝ていたが、今日は体を思いっきり伸ばして寝ることが出来る。
もちろん熊撃退スプレーは枕元に置いておく。
さあてもう少し仕事をして日が傾いてきたらテントでゴロゴロしようか。
走行距離 48.9km
ねぐら 倶知安町旭ヶ丘公園キャンプ場
コメント
からあげ様、こんにちは。
毎日読ませていただいてますよ。
くわしい写真のレポートがすばらしい。
北の大地の魅力が伝わってきます。
羊蹄山は明日でしようか。
楽しみにしてます。
どうでしたでしょうか。羊蹄山の記事。
画像多めにしました。
良さそうなテンバですね。
目的地を定めて出かけ、途中で良い所を見つけると全てのプランを潰して其処で時間を過ごす。そんな行動が大好きですってか勝手にそうなっちまうのですが…w
クマですね…隊長はクマ対策が趣味の域に達してきたような…ガスバーナーなんか如何でしょう?野生動物は本能的に火を嫌うようで、アメリカ西部開拓時代野営に焚き火の火を絶やさないのもそのためとか。電子着火で雨にも風にも強いヤツ。
簡素なキャンプ場なのでキャンプ好きのマナーの良い人ばかりで居心地いいです。
クマによって全く火を怖がらない個体もいるようです。
北海道の山は低い山が多いので初心者向きですか。
羊蹄山は札幌からも見えるのでしょうか。
北海道の山は低いですが 緯度が高いので気を抜けません。
林道ゲートが閉鎖されていてアプローチが長いところもあり初心者向きとは言えない山もあります。