ここ最近の急激な冷え込みで体調不良となって寝込んでいた私。アメリカから戻ってくると、足を治すため実家でゴロゴロしていた。そのおかげですっかり足は治ったのだが、体が鈍ってしまったようだ。
昨日夕方、急に薪ストーブを出したくなって、バタバタして日没までになんとか取り付けた。
半年前に取り外してしまっておいたのに、もう組み立て方を忘れてしまっていた。ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら組み立てた。やっぱり急いでやるものではないな。
薪ストーブに火を入れてしばらくすると、小屋の中が温まってきてホッとした。
おお寒い!寒気がしてきたな。
ガラス扉越しに炎を眺める。あら不思議!見ているだけで心も温まってくる。
元気のない時は、鶏肉を食べるに限る。ジュウジュウと手羽元が美味しそうな音と匂いを発している。
滴る肉汁、柔らかな身。ああ、美味いな。薪ストーブだと余計に美味い。同じ物でも美味さがワンランクアップする。
昨晩は薪ストーブをガンガン焚いて、ロフトを熱帯にしてから、寝袋に入って眠った。
すると朝まで安眠することができた。
実家の物置は壁がトタン板一枚で、断熱どころかトタン板がヒートシンクとなって熱を奪う。まあ、風が直接当たらないだけでもいいんだけどね。
朝から薪ストーブ全開!いやあポカポカすると心までポカポカしてくるね。薪をケチるのは止めたほうがいい。無駄はダメだけど。
白米(大麦入り)と具だくさん味噌汁と納豆。病み上がりだから量は少なめにしておいた。食べ物の消化にも意外とエネルギーを使う。一昨日は激しい腹痛に襲われた。内蔵も休めてあげないとな。
木々の葉っぱはおおかた散ったな。よし、そろそろ落ち葉の片付けでもやるか。天気もいいし。
気がついたらこんなにも落ち葉が溜まっていた!まあ、少しずつやるより、一遍にやったほうが楽なので、しばらく放置していたこともある。
ちょっとかいただけで、すぐに落ち葉の山ができた。よく乾燥してるな!
落ち葉の片付けは少しずつ燃やしながら行うと効率がよく安全。
大きな山にしてから燃やすと、火のコントロールが効かなくなり危険。急に風が強まったら、延焼してしまうおそれがある。あらかじめ燃え広がったら危険なところに水を撒いてから火を付けた。
念のため、近くに水バケツを置いておく。火事は初期消火が重要だ!
進入路に降り積もる落ち葉。これはこれでいいんだけど、滑りやすいから危険。
お昼を過ぎてもせっせと作業する。ちょっとやりすぎたかもしれない。しかし、キリが良いところまでやりたかった。ここはおっさんの好きなようにさせておこう。
外で作業しながらも、薪ストーブをとろ火で焚いていた。いつでも温かいお茶が飲みたかった。たまの贅沢ならいいだろう。
薪は非電化の小屋にとって重要な資源だ。厳冬の最中、薪がなくなれば命に関わる。ちょっと大げさか。薪がなくなったくらいでは死なない。テント暮らしのころ、火器はロケットストーブだけだったからな。
小屋の中は南国そのもの。
煙突の接続が雑なような気がするが、使いながら調整してゆくことにしよう。昨日は時間がなかった。
薪ストーブは本体よりも煙突の方がはるかに重要だ。定期的に煙突掃除をしてスムーズに排煙されるようにしておく。
小屋の中に薪を入れておいて、いつでも燃やせるようにスタンバイしておく。これで湿気も完全に飛んでくれる。
薪ストーブでおいしい焼き芋を作る
こんにちは。からあげです。
昨晩暖かくしてぐっすり眠ったため、体調はだいたい回復した。1時過ぎまで落ち葉の片付け作業をやっていたが、病み上がりに無理は良くない。よし、これくらいにして休むとしよう。
ちょっと小腹が空いたぞ!おお、さつまいもで焼き芋をやるか。(昨日スーパーまで行って買ってきたところ。)
外の落ち葉を焼いているところでも焼き芋ができるが、いつも私は薪ストーブで焼き芋をしている。いちいち外までようすを見に行くのが面倒だし、薪ストーブのほうが美味しく焼ける気がするからだ。
鋳鉄製の立派なものでなくても美味しく焼ける。ペラッペラの鉄板ストーブは火力調整がちょっとだけ難しいだけ。簡単より難しい方が上手く焼けた時嬉しい。
まずは薪を多めに投入しておいて炭火をたくさん作る。火の勢いが落ち着くまでしばらく待て!
その間に芋の準備をしておこう。これが昨日買ってきた一袋198円のサツマイモだ。個人的に綺麗な芋は大して旨くないと思っている。いかんいかん。贅沢はヨシておこう。あるもので満足しよう。
アルミホイルでサツマイモを巻く。念のため二重になるように巻いた。
一重だとトングで掴んだ時に破れてしまうことがある。
アルミホイルは何の変哲もない普通のやつ。
よし、こんなもんでいいだろう。
火が落ち着いたところでサツマイモを投入する。むらなく炭火を被せておくのが美味しく焼く秘訣だ。
これは若干、炭火が強いかな。
サツマイモを焼きつつ、お茶をスタンバイしておく。薪ストーブは当時進行で他の物も調理できるのがいい。
時間は適当。美味しい匂いが漂ってくるころが食べごろ。煙突の抜けがいいと臭いも外に出て分かりにくい。ちょっと詰まりかけの煙突がグッド。
今回は40分ほど焼いた。
どれどれ、ほほー。なかなかいいじゃないか。
半分に割ると焼き立てほやほやの芋が現れる。いただきま~す。
モグモグ。なかなかイケるな。男の料理はワイルドかつ適当くらいがちょうどいい。
おっとイケねえ。粗塩を実家に忘れてきてしまったぞ!
端っこは黒焦げになっていた。まあ、こういうこともあるだろう。あと5分早めに出しておくべきだったな!
という感じで毎回上手く行っただの、失敗しただのウダウダ考えながら焼き芋を食べる。
焼き芋のお供は玄米茶。香ばしさが焼き芋と合う。
ごちそうさまでした。
おわり