こんにちは。からあげです。
前回、夕張岳に登って2日休養した。
実家から持ってきた賞味期限切れ間近のレトルトカレーをご飯にトッピングして体力回復に務めた。
疲れたからといってゴロゴロし過ぎるといつまで経っても回復しないので登山に出かけることにした。
今日は気合を入れて3時起きして準備を始めた。
芦別岳登山(2015.6.27)
登山コース
キャンプ場~新道コース~芦別岳~覚太郎コース~ユーフレ小屋~旧道コース~キャンプ場
麓のキャンプ場から新道コースを歩き始めた。
予定では旧道コースから登り新道コースで下山する予定だったが、コースタイム13時間のロングコースとなるので無難に新道コースを行くことにした。
麓の田畑がよく見える。
しばらくするとガスの中に入って視界不良となった。
水滴で体が濡れるので暑いが上下カッパを着用した。
今回のルートの注意箇所、ヒグマ出没ポイントまでやって来た。
笹ヤブに囲まれて見通しが利かない。
熊よけベル・鈴にプラスして定期的に笛を吹く。
熊の沼
付近は不気味なほど静まり返っている。
泥濘にクマの足跡がないかチェックする。
何者かの食痕を発見する!
今日は黄色い花特集だ。
ようやくガスの上に出ることが出来た。
雲峰山から見る芦別岳
体を濡らして登ってきた甲斐があったというものだ。
新道コースはここからがボーナスタイムだ。
クマの糞
一昨日の登山ノートに書いてあった糞とは違うものを発見する。
笹を食べているらしく緑色で繊維分がたっぷりと入っている。
湯気が出ているような出来たてホヤホヤではないので安心する。
山頂手前の急登
前方が明るさを増してきた。
芦別岳 1726.1m 200名山
芦別岳(あしべつだけ)は、北海道・夕張山地のほぼ中央に位置し、富良野市・芦別市・南富良野町にまたがる標高1,726 mの山。山頂は、富良野市と南富良野町との境界にある。日本二百名山、および北海道百名山と北海道の百名山に選定されている。
Wikipediaより引用
雲海の上にそびえる芦別岳の頂に立つ。
呼吸を整えて景色を見渡す。
北西側の縦走ルートの笹原をチェックする。
クマは見当たらなかった。
手前はポントナシベツ岳
残念ながら登山道はなし。
奥には夕張岳が見える。
夫婦岩方面を写す。
分厚いガスに周囲を囲まれている。
緑色の飛び出たピークは夫婦岩南峰か。
下山を開始して再びガスの中に突入する。
帰りは悩みに悩んで覚太郎コース~旧道コースで下山する。
熊の沼沢に向かって急降下しているところ。滑りやすくて非常に歩きにくい。
途中でしまったと思ったが、随分と高度を下げてしまったので止む無く先に行くことにした。
ところどころ踏み跡が薄く、笹が覆いかぶさっている場所があって体を濡らす。
ユーフレ小屋前の渡渉
適度な飛び石がない。思いっきりジャンプすればクリア出来るような気もする。
しかし私はおっさんだ!無理をしない。
付近を見渡すとちょうど倒木があったのでこれを通ることにした。
石造りのユーフレ小屋
夫婦岩の拠点として利用されているのか。
中に入ると薄暗いが、静かで妙に落ち着く空間だった。
小屋からはユーフレ川沿いの登山道を歩く。
所々高巻きポイントがあって往生した。
今回の芦別岳登山は、2日休養して入山者が多い土曜日に登ったので多少は気が楽だった。
途中で2パーティーを追い越してしまって先頭に立った時は困った。
後続を待つわけにもいかないので、クマ注意ポイントを笛を吹きまくって通過した。
今日は人生で初めてヒクマの糞を見ることが出来た。
リアルで見る糞はデカかった。頑張れば勝てる気がする。(絶対無理)
内容物をチェックすると笹ばかりを食べている感じで骨片がなかったのでホッとした。
クマを怖がって山に入らないといつまで経っても怖いままだ。
この調子で少しずつ確実にクマに慣れてゆくことにしようか。
走行距離 0km
ねぐら 山部自然公園太陽の里キャンプ場
おわり
コメント
クマに襲われないことを祈ります。
どうもありがとうございます。
始めまして、こんばんは。
羊蹄山や夕張岳は登った経験ありますが、近いのに芦別岳は有りません。
膝に不安を抱える20年以上前の話で、相妻(人生の相棒)が
半月板を手術してからは、山を引退しました。
夕張や芦別と同じ地区に住んでいまして、ブログの地名にひかれてお邪魔しました。
芦別岳はいい山ですね。
今度は旧道コースから山頂まで登りたいです。
初めましてでした。
元気が出てきたようでなによりです。
ザイルパートナーの女房が身体を悪くしてから犬が代わりを務めていました。しかしその犬も死んで一年になります。もう登る事もあるまいと思っておりましたが雲海に浮かぶ頂、峰々を見せて頂きまたムシが騒いでいます。
ユーフレ小屋無人なのですね…アジのある小屋です。
ありがとうございます。
これからも山々の画像をアップします。どうぞお楽しみに。
ドラマ北の国からで黒板五郎が石の家を造って生活していました。
富良野まで見学しに行ったことがありますが、実際に北海道には石の家があるんですね。
隊長は、かなり北海道が気にいられたみたいで、別荘として北海道に石の家なぞを建ててようなんて気になりませんか。
山の中なら土地もかなり安そうです。
隊長の月生活費が楽しみです。
僕の札幌生活は前半は風俗、毎日パチンコ生活で、隊長の6ヶ月予算の30万円は、たった1ヶ月で超えてしまいそうです。
何とか、隊長の節約生活を見習いたいです。
石の壁に屋根を乗っけただけですが、非常に丈夫そうです。
町で暮らしていると欲望が湧いてきてついお金を使ってしまいますね。