トムラウシ山登山1泊2日~1日目 天人峡からヒサゴ沼~

おはようございます。からあげです。

昨日は天人峡(てんにんきょう)から入って化雲岳(かうんだけ)を経てヒサゴ沼でテント泊した。
ヒサゴ沼付近は圏外だったので稜線まで登ってみたが、変わらず圏外だったのでブログは止む無く休みにした。(化雲岳山頂は圏内と確認)
ではこれから昨日の様子をアップしよう。

トムラウシ山登山1泊2日(1日目)2015.7.10

登山コース 天人峡~化雲岳~ヒサゴ沼避難小屋(泊)

前日は東川町内の大雪遊水公園Pで車中泊する。
今朝は3時に起床してまずは朝食とトイレを済ませる。
それらが終わると車内の荷物を片付け天人峡に向かう。

天人峡に到着したのは5時半頃、到着すると登山準備を始める。

天人峡駐車場(無料)
トンネルを抜けたところの直ぐ左手にあり。
トイレ、水場はなし。車中泊には不向きな駐車場だ。

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駐車場から川の上流に向かってメインストリートを登ってゆく。
途中左手に朽ち果てたホテルの廃虚がある。

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0610 化雲岳登山口

道路脇の標識にトムラウシ登山道入り口と表示あり。
入り口に登山ポストがあるので、必要事項を記入する。

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さあ登山の始まりだ!
しばらくはつづら折りの急登が続く。

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0610 滝見台

急登を登り切ると道がフラットになる。
しばらくゆくと滝見台と呼ばれる「羽衣の滝」の展望ポイントがある。
展望台広場にはベンチが設置されているので、滝を見ながらしばしの休憩とする。

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ズームで撮影する。

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今日も天気は最高だ。待った甲斐があったというものだ。
第一公園を目指して徐々に高度を上げてゆく。
そして急な坂を登り切ると第一公園と呼ばれる湿地帯に到着する。

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第一公園には木道が整備されている。
木道にはみ出すように高山植物の花が咲き乱れる。

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開放的な木道をゆく。
振り返ると大雪山主峰の旭岳が綺麗に見えていた。

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第2公園は笹やハイマツが多く高山植物は少ない。
小化雲岳(ぽんかうんだけ)手前の上りで所々ヤブが濃くなっている。

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旭岳をバックにはいチーズ!

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1055 ポン沼

ダラダラと続く緩やかな上りを歩いてようやくポン沼に着いた。
小化雲岳下にある小さな沼で飲用不可だ。
今回はツエルト装備で、荷物の軽量化を行ったが、それでも疲労が激しい。
これは完全な体力不足だ。

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ポン沼を超えて化雲岳に向かう途中でトムラウシ山が見えた。

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トムラウシ山手前には神々の庭と呼ばれる湿地帯がある。

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黒っぽい鳥のつがい

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気持ちの非常に良い散歩。
向こうに見えてきたプクリと尖った岩場が化雲岳山頂だ。

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化雲岳の最後の登り。
これを登りきればあとはヒサゴ沼に向かって下りてゆくだけとなる。
最後の力を振り絞って歩いてゆく。

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化雲岳手前のテーブル状のような地形を眺める。

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化雲岳 1,954.5m

1200 化雲岳 着

天人峡から化雲岳(かうんだけ)までの道のりは長かった。
天気が良すぎて暑いくらいだった。
広場にザックを下ろしてしばらく休む。
一息付くと岩場に登ってみることにした。
岩場に向かって右手に薄っすらと踏み跡がある。
それを伝って裏側から岩の上に立つことが出来た。
化雲岩の上から見る景色は素晴らしい。
これまでの疲れが一気に吹き飛ぶ。

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五色岳(ごしきだけ)から忠別岳(ちゅうべつだけ)
高根ヶ原を越えて旭岳方面へと向かう縦走路が伸びている。

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化雲岳山頂から見るトムラウシ山。

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ヒサゴ沼に向かって神遊びの庭と呼ばれるところを歩く。

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ヒサゴ沼手前で大きな雪渓が現れた。
目的地の避難小屋目指して歩いてゆく。

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1305 ヒサゴ沼避難小屋 着

小屋への下りは雪渓の雪解け水で泥濘んでスリップしやすかった。
しかし、これだけ大きな雪渓があれば水に困ることはない。
1時過ぎに多くの登山者で賑わうヒサゴ沼避難小屋に到着した。

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ツエルト設営中
広いサイトの中から居心地の良さそうな場所を選ぶ。
泥濘んでいるところもあるので、出来るだけ乾いた場所にツエルトを張った。
張り綱の固定はペグを使わずに、大きめの石を使用した。

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風上を入口にする。風が入ってきてとても涼しい。

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ツエルト内は天井が若干低めだが、意外と広い。
中でラーメンのスープを飲む時は、コッヘルが天井につかえてしまうので、ゴロンと横になってスープを飲む。

ヒサゴ沼避難小屋情報

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木造2階建て
トイレは小屋横に2つある。
水場は付近の雪渓から(要煮沸)

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小屋の外トイレ
内開で蝶番が歪んでいて少し開け閉めし辛い。

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小屋内部の様子。
ドアは内開。土間の一番奥に2階へと続くハシゴあり。

 

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ヒサゴ沼は大小2つの沼からなっている。
付近は明るく非常に開放的。まさにテント泊適地だ。

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大きく澄みわたったヒサゴ沼

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登山者が続々とやって来て賑やかなテントサイトとなった。
飲食物は全て持ち込みなので、大酒を食らって騒ぐ阿呆もやって来ない。

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もうすぐ太陽が山陰に入る。

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日没を迎えたヒサゴ沼テントサイト。
明日に備えて早めの就寝とする。
今日は天気が良くて最高の登山だった。
満足感を胸に静かに眠りについていった。

*ヒサゴ沼テントサイトは圏外だったため、翌日トムラウシ山山頂にて本日分のブログ更新をおこなった。

 

走行ルート

走行距離 21.2km

コメント

  1. 大伴細人 より:

    いつもキレイな写真をありがとうございます!!

  2. ぼけはじめ より:

    からあげさんの自然風景には癒されます。
    それはからあげさんの自然に対する愛(感謝と尊敬)があふれているからだと思います。

    だから自分を責めたりするのは止めてください
    それほどあなたは素晴らしい方ですよ
    ご自分を無条件に愛してくださることをお祈りいたします。

    何も知らない私ですが
    あまりシャカリキにならず、リラックスすることも必要だと思います。

    お体に気をつけられ旅をお続けください、ブログ楽しみにしています。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。適度に力を抜くことにします。

  3. わたし より:

    わたしは石のゴロゴロした所で寝ると、寝坊してしまうんですよね。
    キャンプだというのに、目がさめたら10時とかよくあります。
    隊長さんはそういう事無いですか?

    • karaage より:

      ツボが刺激されてよく眠ってしまうのでしょうか。
      登山の時は目覚ましなしで殆ど起きられます。不思議ですね。

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