おはようございます。からあげです。
クッチャロ湖畔のキャンプ場2日目、早くもどうしようもなく暇になってきた。
今後行くところの情報収集や山行記録の整理、ホームページの作成作業などやるべきことはたくさんあるのだが、全くやる気が起きない。
この前買った羆撃ちも読んでしまった。
あとは適当にスマホを弄ってネットするくらいしか残っていない。
すっかり北海道に慣れて雄大な自然は日常の風景となり、何を見ても感情が大きく動くことは無くなった。
上陸したての頃は初めての北海道ということでワクワクドキドキの連続だった。
気がつけば不感症になってしまっている。
暑寒別岳を下りてからは特に見るもの全てが色褪せて見える。
三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)の現場を訪ねはしたが、イマイチ感じるものがない。
サロベツ原野を見てもただのだだっ広い土地にしか見えなかったし、クッチャロ湖を見ても感動などありはしなかった。
一昨日の夕日はそれなりに綺麗だったが、以前どこかで見たような気がした。
北海道に来る前は、詰まらなくなってしまわないように、なるべく情報収集しないように努めきた。
それで初めて見るものばかりのはずなのに感情が揺さぶられない。
それらは自分の想像を越えることはなく、想定内の小さな驚きでしかない。
山にいる時はこのようなことを感じることは少ない。
北海道特有のなだらかな山と湿地帯は新鮮だった。
長い登山道を歩いて山深い山頂に立てた時は非常に気持ちいい。
ところが一旦山を下りると人工物が目について気持ちが冷めてくる。
風力発電の大きなプロペラを見ても鬱陶しくなってくる。
無駄に大きいキャンピングカー同様に目障りでしかない。
バイクや自転車の後ろに「日本一周中」と書かれたダンボールを見ても、「それがどうした!コノヤロウ」と思ってしまう。
バイクのバリバリブリブリ音が耳障りで仕方ない。
自分を含めて人間のやることなすことが馬鹿げているように思えてくる。
ひょっとしてホームシックに罹ってしまったのか。
かと言って山小屋に戻っても1週間もすれば飽きてくる。
生活が一々面倒でロケットストーブで煮炊きするのも嫌になってくる。
自分は根っからの飽き性なのだろう。
自分を飽きさせないためにどうしたらいいのか。
知らない場所に行ったり、初めてのものを食べたり、やったことのないことをやるしかない。
常に新しいものを追い求めていかなければならない。
白鳥公園足湯
暇だと言ってゴロゴロしてばかりだと余計に退屈するので散歩に出掛ける。
途中で足湯の看板を見かけて白鳥公園にやって来た。
はまとんべつ温泉ウイングから歩いて5分ほどのところにある公園だ。
足湯全景
東屋と足湯が合体したような施設
公園に入って左手直ぐにある東屋がそうだ。
場所 白鳥公園内
営業期間 2015年 4月24日~9月25日まで
営業時間 1000~1800
定休日 期間中は無休
利用料 無料
湯温は私好みの少し熱めだった。
時々足首をマッサージして15分くらい入っていた。
日が当たらない場所にいたが、体が火照って汗ばんだ。
足湯を出ると市街地の方に歩いてゆく。
要塞のような頑丈な作りの建物は浜頓別町役場
三連休最終日で営業はしていない。
殺風景な町
歩いている人はほとんど見かけない。
道行く車は観光客のものが多い。
パチンコ屋
町唯一のパチンコ屋なのだろうか。それなりに車が停まっている。
近くに寄るまでパチンコ屋だとは気づかなかった。
マラソンの看板
メイン会場の多目的アリーナの場所を確認する。
図書館に寄るつもりだったが、生憎の休館日だったのでAコープで買い物して戻ってきた。
3連休が過ぎて静かな湖畔のキャンプ場となった。
買い出しの品
これでは栄養が足りないかな。
レバニラ炒めを作る。
一品目 レバニラ炒め
二品目 焼きそば
レバニラ炒めの残りのタレを活かしてコッヘルを洗わずにそのまま調理する。
玄米ご飯を炊くにしても洗うことはない。
汚れても使っているうちに綺麗になる。
キャンプ場は昨日の泊客が出発してようやく静かになった。
さあて今日は何をしようか。
走行距離 0km
ねぐら クッチャロ湖畔キャンプ場
おわり
コメント
なにもしないで無心に慣れる事が大事だに
人生なんて一瞬の暇つぶしにすぎないだに
どうもありがとうございます。
物理的な旅は有限
己の精神の旅は無限
ありがとうございます。いい言葉ですね。
からあげ様、こんばんは。ハマトン在住のtufuoyajiです。
少し前から楽しくブログ拝見させていただいております。
といってもこの4月からですので、ハマトン初心者です。
が、クッチャロ湖畔はほぼ毎日ジョギングしてるコースなのでお会いしてるかもしれません。
それにしても、昨日今日と暑いですね。といっても夏に30度超えないのはさみしいです(十勝から来たので)。
今度のマラソンに出られるのですね。お体壊さぬよう、ほどほどのご健闘をお祈り申し上げます。私は給水ボランティアしますので、よろしく! では、また。
キャンプ場の前の道をジョギングしている人多いです。
水辺のコースは気持ちいいからですね。
ボランティアご苦労さまです。お世話になります。