憂鬱な気分で歪んだジムニーのドアを点検する

こんにちは。からあげです。

今朝は曇り。風はようやく収まり過ごしやすくなった。
昨日は珍しく百人浜オートキャンプ場というところに泊まって、久しぶりにゴミ処理出来たのが嬉しい。
最近泊まるキャンプ場は全てゴミ持ち帰りだった。
プラスチックのゴミは買い物をしているとすぐに溜まってくる。
燃やす訳にもいかない厄介なゴミだ。
長期車中泊の旅ではゴミの処分が切実な問題となる。
買い物ついでにこまめに捨てつつ、ゴミ捨て可のキャンプ場で溜まったゴミを一気に処分することになる。
ようやく車内が綺麗さっぱり片付いたので残りの日を快適に過ごすことが出来る。

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キャンプ場出発するとまずは近所の百人浜に寄った。
展望台があったので上ってみる。
砂浜は広大で展望台に上ったところで全体を見渡すことが出来ない。
散歩がてら砂浜に歩いて行ってみた。
周囲は荒涼とした砂浜が広がるのみであった。

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少し戻って再び襟裳岬にやって来た。
帰りは苫小牧発名古屋向けの太平洋フェリーに乗るため、これからは苫小牧方面へ向かって走らねばならない。
今日の襟裳岬は北東の風約8メートル、天気は写真を見てのとおり曇りであった。
曇り空だと海の色がグレーで全体に暗い感じがする。

襟裳岬を出ると結局様似の町まで戻って来た。
into thin air」の続きを読みたくなった。
なぜtheではなくthinなのかは分からない。

 

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話は変わるが、昨日強風に煽られてジムニーのドアを歪ませてからずっと落ち込んでいる。
登山靴がキツネに噛じられた次にショッキングな出来事だった。
やってしまったことを悔いてもどうにもならない。
それは分かっているのだが、どうしようもならない。
気分が沈んで何もする気が起きない。

強風が吹いていたのは分かっていたが、ドアを開けた瞬間に手からドアハンドルがもぎ取られてしまうとは思いもよらなかった。
つい外の景色に気を取られて注意が散漫になっていた。
救いは他所の車にぶつけなかった事か。

ネットで検索すると旧型ジムニーのドアの取り外しの情報はあれこれ出てくるが、現行ジムニー(JB23W)の情報は出て来ない。
誰かやってはいるだろうが、ネット上にアップされていない。
こうなったら自分を頼りに慎重に作業をするしかない。

ジムニーJB23W 運転席ドアの歪みを点検する。

まずは損傷具合の確認。

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ジムニーのドアは上下二ヶ所のヒンジで固定されている。
上側のヒンジのボディー付け根部分が外側に向かって歪んでいる。
隙間は目測2ミリほど。

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そして同ヒンジのドア側付け根部分が内側にもわずかに持ち上がっている。
ほかの部分は見た目は大丈夫そう。
上のヒンジ本体と取り付けボルトだけが歪んでいるようだ。

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上下のヒンジの間にあるドアストッパー
ボディー側の付け根が外側にずれてしまっている。

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ドアストッパーのドア側
ストッパーが通る穴の周囲が少し盛り上がっている。

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こちらは正常の助手席側。
比べてみると違いがよく分かる。

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運転席のドアパッキンの様子

ドアの後ろ側が浮き上がってゴムパッキンのあたりが弱くなっている。
試しに上から水を掛けてみたが水漏れはなし。ホッと一安心。
しかし 大量に掛けたわけではないので油断は禁物だ。
大雨が降ったら漏れてくる恐れがある。

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こちらは助手席側のゴムパッキンの様子
段差なくドアはきれいに収まっている。

 

今どうしようか非常に迷っている。
曲がったヒンジは、バイスに挟んでハンマーで叩いたくらいでは元に戻らないだろう。
それくらいで直るような強度なら、ドアがもげていただろう。
部品自体は1000円くらいか。
ドアストッパーは弄らないことにする。
作業はフェンダーを外せば、ヒンジの取り付けボルトを外すことが出来るようになる。
ひょっとしたらフロントバンパーの取り外しが必要になるかもしれない。

一番の気がかりはヒンジを新品に交換したら、余計に歪んでしまうことだ。
見た目では分からないが、ボディーやドア部分にも歪みがあるかもしれない。
このまま乗り続けて症状が悪化すると、下のヒンジも痛めてしまうかもしれないし、見て見ぬ振りしていると益々自己嫌悪に陥ってしまう。

このまま逃げ続けているのか?
ハッキリ言って面倒な作業だ。
このまま乗れないこともないから、何もせず乗っていればいい。
しかし、自分で自分が許せなくなる。

これはやるしかないのか。
はぁ~面倒な奴だ。自分。
またやることが1つ増えてしまったな。

走行ルート

走行距離 55.6km
ねぐら  様似ダムキャンプ場

 

おわり

コメント

  1. はまちゃん より:

    嫌でも頻繁に目に入ってしまう箇所だから 余計ショックですよね。

    ドアヒンジの調整は素人には とてもシビアだと思います。上手く処理出来ないとガタがドア全体に広がり ピラーまで傷ついてしまいます。
    いずれ下取り等考えている様でしたら プロの板金屋さんに相談してみるのも良いかと思いますよー
    道内滞在中に直して貰っちゃうのも気持ち的に良いかと… 大きな部品交換はないと思うので半日程度で直せると思います。

    元車屋ですが、たんの凹みと違って確り直しておいた方が良い要な箇所のような気がします!
    お節介すんません
    終わり良ければなんとやら
    トラブル含めてどうぞ楽しんで下さい♪

    • karaage より:

      修理は実家に戻ってからですね。
      何をするにも不便です。

      まあ何とかなります。

  2. JB23Wー9型XG5MT白 より:

    お久しぶりです。
    ジムニー痛いですね。
    http://jimnycoil.jugem.jp/?cid=23
    こちらにフェンダー外してる記事があります。

    モノコックじゃ無いのでボディーなんぞ歪んでもヘッチャラってのもジムニーのいい所です。DIYで頑張ってください!

    • karaage より:

      業者に頼んだら大変な金額になりますから当然セルフです。

  3. ko より:

    thin air は薄い大気
    into thin air で跡形もなくなるという意味になります。

  4. meg より:

    into the thin air は薄い空気の中へって事でしょうね。
    本当、他の車に当てたり、指を挟んだりしなくてよかったですよ。

  5. 宇崎ツカ より:

    こんにちは。ブログ楽しく読んでます。ドア曲がるとかたいへんですね。
    僕は林道で竹にこすりつけたドアの塗装がはげて錆び始めていました。
    錆びにも気をつけてください。

    • karaage より:

      所詮、車は消耗品なので仕方ないですね。
      自分で手入れしながら大事にしようと思います。

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