こんにちは。からあげです。
今日の天気は一転して分厚い雲が垂れ込め霧雨が降ったり止んだりしている。
天気があまり良くないからと言ってテントでゴロゴロしていても暇なので出かけることにした。
昨日天から頂いた利尻昆布を早速使ってみる。
適当に切ってご飯と味噌汁に入れて炊いた。
すると豊潤な出汁が出ていつものご飯と同じとは思えないほど程旨くなった。
礼文島岬めぐりコース(2015.8.4)
歩行ルート
久種湖畔キャンプ場~スコトン岬~ゴロタ岬~澄海岬~浜中~久種湖畔キャンプ場
礼文島のカラスは多少控えめな鳴き声だ。
数は多いが利尻島ほどうるさくない。
4時起きして6時に九種湖のキャンプ場を出発する。
朝方はわずかに薄日が差すこともあったが、次第に雲は厚くなっていく。
今日はスコトン岬まで行き、岬めぐりコースで戻ってくる。
アワビコタン、スコトンなど。可愛らしい名前で地名には思えない。
風が強くて時々押し戻されそうになる。
ストックをついて風に負けないように歩く。
スコトン岬まであともう少し。トド島が見えてきた。
スコトン小学校
廃校になってから随分経っているように見える。
淡いブルーの外観が水族館ぽい。
スコトン岬手前の駐車場
売店とトイレあり。
0755 スコトン岬 着
礼文島最北端のスコトン岬
向こうに見えるのがトド島だ。 冬期にトドが見られる。
最北限の地と書かれた標識
どんよりとした曇り空で風が強く、まさに地の果てという感じがする。
スコトン岬の陰にある民宿
見た目以上にお金が掛かっていると思われる。
スコトン岬から折り返す途中でバス停に寄り休む。
立派な作りのバス停は、地元の人の他に旅人の休憩場所となる。
スコトン岬から岬めぐりコースでゴロタ山を目指す。
水難慰霊碑過ぎの分岐から尾根近くを沿って歩く。
高度を上げるにつれて徐々に視界が悪化する。
トウゲブキ
タカネナデシコ
林道を歩いてゆくと、鮑古丹(あわびこたん)分岐から遊歩道が始まる。
露で濡れた道を歩く。
0910 ゴロタ岬 着
随分登ってゴロタ岬にやって来た。
ガスで何も見えない。
ゴロタ岬から下って海岸線を歩く。
この付近の浜にはゴロゴロした大きな石がころがっているのでゴロタノ浜と呼ばれる。
ゴロタノ浜から稲穂ノ崎方面を望む。
鉄府(てっぷ)集落を抜けたところ。集落内のコース沿いにトイレあり。
1030 稲穂岬(いなほみさき) 着
天気が良ければ非常にいい景色だろう。先の方には社がある。
西上泊神社から澄海岬方面を望む。
神社の階段を下りて道路を歩く。
1050 澄海(すかい)岬 着
天気の良い日には字のごとく青く澄んだ海が見える。
今日は天気が悪くて海がくすんで見える。
西上泊(にしうえどまり)の集落
防波堤の上に非常に高い防風フェンスが設置されている。
1220 久種湖畔キャンプ場 着
澄海岬からは道路を歩いてキャンプ場に戻ってきた。
途中、レブンアツモリソウの群生地の公園があったが、既に花は散ってしまっていて入口が固く閉ざされていた。
浜中交差点近くにあるトイレで用を足して一息付くと、キャンプ場までノンストップで歩いた。
歩行時間は合計約6時間。
テントで暫く休むと回復し、お腹のコンディションもバッチリ。
これよりウニ丼を食べに行く。
夢のソーラーカー
自転車の荷台にモバイルソーラーパネルを取り付けただけ。
ナンバー式のチェーンロックが付けられているが、泥よけに開鍵ナンバーが書かれている。
船泊漁協直営 あとい食堂
ウニ丼を食べにやって来たのは、金田ノ岬の先っぽにある、あとい食堂
船泊漁協直営の食堂で新鮮な魚介類をお手頃価格で食べることが出来る。
ウニ丼 3500円(税込)
新鮮なバフンウニが別の皿に盛られている。
おまけで小皿のムラサキウニを付けてくれた。
ウニのアップ
まずはそのままで食べる。
一口食べるととろけるような舌触りで口の中が磯の香りで満たされる。
生きてて良かった!
こんなに新鮮なウニを食べたのは初めてだ。
ウニが多くてご飯がすぐになくなった。
ご飯はラーメンどんぶりに山盛り欲しい。
大奮発して実家に昆布を送る。
拾った昆布がとても旨かったので、昆布を買うことにした。
家族の機嫌をそこねると今後の活動がやりづらくなるのでゴマをすっておく。
ウニと昆布で諭吉君一人がいなくなってしまったが、投資と思えば安いもんだ。
お金が無くなったらまた稼げばいい。
参考リンク 船泊漁業協同組合 海鮮処あとい
岬のすぐ近くにアザラシが居た。
ゴロゴロして気持ち良さそうだ。
しばらくぱっとしない天気が続きそうだ。
このままここに留まるか先に進むか朝の気分次第で決めるとしようか。
ねぐら 久種湖畔キャンプ場
おわり
コメント
ウニ、うまそう〜^_^。
家族想いですね。
ところで7月の滞在費用はどのくらいでしたか。
僕は毎日パチンコに通っていたので27万円の滞在費になってしまいました。
写真を見ているだけで北海道を旅した気分でよいです。
からあげさんを見習って電車を使わずに札幌市内を歩きましたが札幌市は信号に番号がついていて歩きやすくて迷わないのでよいです。
四国遍路で礼文島から来ていた盲目のお遍路さんとご一緒したことがあります、こんな遠くから来たんですね、凄い爺!。せとうちバスで4年間で満願されました。ご高齢でしたが当時礼文島でウニせんべいを作ってると仰ってました。礼文島は会津藩が流されているんだとか、興味深いお話聞きました。
利尻、礼文のウニは本州で食べるウニとはまったく別物だそうですね。猛暑にあえいでいる日本、何とも羨ましい~。