網走刑務所と博物館網走監獄

こんにちは。からあげです。

 

今日は朝方にまとまった雨が降ってその後晴れ間が覗いている。
しかし、時間と共に再び徐々に雲が多くなってきて怪しい気配を漂わせている。
それにしても最近、やけにパソコンが重たい。
今現在もCPU使用率が100%になったままの状態だ。
手動設定なのに何故かバックグランドでプログラムが動き更新プログラムの確認を行おうとする。
もうこうなったらトコトンまでこの遅いPCに付き合うしかないようだ。
今はWindowsのUpdateプログラムをダウンロードしつつ、ブログ更新を行っている。

 

ところで、網走と言えば刑務所を思い出す。
以前お世話になっていた訳ではない。
なのに何故か網走=刑務所と脳内に擦り込まれてしまっている。
映画やドラマの影響だろうか。
網走に寄ったら刑務所に行こうと決めていた。
一昨日は雷雨で見学する気になれなかった。
昨日は雨も上がったので、行ってみることにした。

それでは昨日の朝の様子からアップしよう。
天気は朝から曇りで、天気図と空を見る限り長持ちしそうにないように思われたので、早起きして活動を始めることにした。

網走感動朝市

7月中旬から9月下旬まで(土日、盆休みなど夏休み期間を中心に開催中)
営業時間 06:30~10:00

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散歩がてらに海岸沿いの道を歩いて網走漁協近くの網走感動朝市までやって来た。
付近には広い駐車場もあるので車で来ても停める場所に困ることはない。
正面に見えるかまぼこ型の建物がお店となっている。

感動市という名前だが、ちょっと気に食わない。
やって来るお客が感動するかもしれないのであって、朝市自ら名乗るのはおかしいと思う。
あたかもこの市場に来て感動しない客は人間じゃないと言われているような気がする。

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大きな建物内には、海産物のお店が並び食堂もある。
中央のテーブルでは、たくさんの観光客が朝から舟盛りの刺し身やカニ、いくらなどを美味しそうに食べている。
私は始めは冷やかして帰ろうと思っていた。
朝ご飯も食べたところだったが、歩いて消化されてしまったようだ。
どうにも我慢出来なくなって、奮発して2度目の朝飯を食べることにした。

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カニいくら丼 1,500円

タラバガニのみそ汁と漬物付き。
朝からこんなに豪華な物を食べて良いのだろうか。
食べてよし!何も考えるな本能の赴くままに行動せよ!
自分が食べたいから食べる。お金のことは後で考えればいい。

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カニといくらのアップ
くぅ~朝から豪遊だ。

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タラバガニのみそ汁
カニの濃厚な出汁が入ったみそ汁だった。

一口食べるとあとは夢中になって食べた。
気が付くと全て平らげていた。まだまだ欲しい。

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ホタテ焼き 150円

丼ものを食べてもまだ物足りない。
そこで安いホタテを食べることにした。
なんと贅沢に2個も頼んでしまった!

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ホタテのアップ
滴る汁を啜ってホタテに齧りつく。
スナック感覚で食べられる手頃な値段はいい。
北海道の道を歩いていると道路端によくホタテの貝殻が落ちている。
ホタテの貝殻を満載したダンプカーが落として行くのか。

この朝市はお盆前を除く7~9月の土日祝日のみの営業なので、事前に営業日を確認して行って欲しい。

*2017年度より網走感動朝一の開催は中止となっている。
詳細は不明。

網走観光協会HP(網走感動朝市の開催中止について)

 

網走刑務所

散歩から戻ると車を走らせ網走刑務所に向かう。
事前に駐車場を確認しておいた。

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網走刑務所近くの三眺駐車場(無料。昔は有料だったもよう)
トイレがあるので、休憩にピッタリだ。
夜間は閉鎖されるかどうかは不明。
網走川に架かる橋が工事中で、建設会社がお詫びに無料WIFIスポットを提供している。
橋に近い場所に車を駐めて車内からフリーWIFIに接続することが出来た。

三眺駐車場

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駐車場からは網走川に架かる鏡橋を渡る。
対岸には高い壁に囲まれた建物群が見える。

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川岸に見えるのは刑務官の官舎か。

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レンガ造りの高い壁
これを越えるのは並みの身体能力の持ち主では厳しそうだ。

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刑務所正門
丈夫そうな造りの正門だ。
この門から何人出て行ったのだろうか。

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10時前だというのに全く人気はない。
囚人たちは一体どこに行ってしまったのだろうか。もしかして・・・

博物館網走監獄

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リアル刑務所を見学した後は、旧網走刑務所の建物を移築復原、再現建築された建物群のある博物館網走監獄までやって来た。

 

博物館網走監獄

 

開館時間

夏期 4月~10月 08:00~18:00
冬期 11月~3月 09:00~17:00

休館日 なし 年中無休

入館料

大人    1,080円
大学・高校生 750円
小中学生   540円

*なおインターネット割引を実施中。
割引画面を印刷するか、携帯スマホで画面を提示すれば10%引きの970円となる。

参考リンク 博物館 網走監獄(公式サイト)

 

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鏡橋を渡って中に入る。
川面は鏡。「我が身を見つめ自ら襟を正す」という意味が込められている。

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正門は現在の刑務所と同じ形となっている。

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正門前を掃除する明治の脱獄王 五寸釘の寅吉

本名 西川 寅吉(にしかわ とらきち)

計6回の脱獄を繰り返す。
逃走途中に板についた五寸釘を踏抜きそのまま12キロを走って逃げまわる。
網走監獄に移されてからは過去を反省し模範囚となって老齢による刑の執行停止により大正13年に釈放された。

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庁舎 登録有形文化財

庁舎は典型的な明治初期の官庁建築で総瓦葺切妻屋根に飾り窓の付いた和洋折衷が特徴となっている。

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刑務所水門

当時は前面を流れる網走川を使って生活物資を運び入れたり、農場へ肥料を運ぶ等、貴重な水路として利用していた。

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ニポポ

ニポポとは、北海道、アイヌの郷土玩具。「ニポポ」にはアイヌ語で「小さな木の子供」「人形」という意味がある。
かつては受刑者がせっせと手掘りの人形を彫っていた。

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釧路地方裁判所網走支部復原棟
復原された法廷の様子

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万引きして捕まったおばちゃんがうなだれている。
今度こそは上手くやってみせる!

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通りがかっただけなのに、とばっちりを受けて捕まってしまったヤンキー
俺やってないっすよ!とバーコード頭のおっさんに必死に訴えている。

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大きな醤油の樽
これを伏せて置いて出入口を抜けば小屋が出来そう。

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休泊所

中央道路開削の時に使われた仮の宿舎は動く監獄と言われていた。

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就寝中の囚人たち

枕は一本物の丸太で、起床時間になると看守が丸太の端を木槌で叩く。
どんなに疲れた囚人でも直ぐに飛び起きたのだとか。

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リアルな人形

この中に混じって寝ていても気づかれることはないだろう。

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監獄歴史館には高倉健主演の映画のポスターが並ぶ。

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労働場所に移動する囚人たち。
サーベルを持った看守が目を光らせているため逃げる隙はない。

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中央道路建設のため、多くの囚人たちが過酷な労働と環境のなかで病に倒れていった。

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手錠や足枷、囚人服など

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監獄プリクラ

命令口調のおっさんの指示で正面と横の2枚を撮影する。
子供たちに大人気だった。

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現代の独居房

畳三畳分のスペースにテレビまである。
奥に水洗トイレまであって快適なプライベートスペースとなっている。

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面白い3D映像
オチもあって結構楽しめる。

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二見ケ岡農場

囚人たちの食事風景
ならず者たちと一緒に監獄食を食べられる。

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麦ごはんにみそ汁にたくわん
結構いいもの食べている。

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カンフー映画に出てきそうな老人

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舎房

木造獄舎としては現存する最古の舎房で、昭和25年の収容者減少に合わせて第2舎房を取り壊し2つの舎房が使用されていた。

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雑居房

この中で見知らぬ者と一緒に暮らしてゆかなければならないのなら、一週間で気が狂いそうだ。

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斜め格子

向かい合う部屋同士は見えず、通路側からは両側の部屋が見えるようになっている。

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五翼放射状平屋舎房 登録有形文化財

5棟が放射状に広がる舎房で、木造行刑建築物としては世界最古で最大規模を誇る。

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長い通路

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明かり取りの窓があるため内部は明るい。

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中央見張り

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ここからは5棟全てを監視することが出来る。

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暖房器具

1棟に薪ストーブが2台設置されている。
通路に沿って非常に長い煙突が伸びている。

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筵の上で正座し反省する囚人

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おっと脱獄中か。
健闘を祈る!

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お風呂の脱衣場
向こう側が見えるように筒抜けの棚となっている。

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1000人近い受刑者を入浴させるために入浴時間は15分と決められ、刑務作業グーループ毎の入浴となっていた。
現在では週に2,3回入浴できるそうな。

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ここでは刺青を入れていてもお風呂に入ることが出来る。

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レンガ造りの独居房

監獄内の規則を守らないものは食事の量を減らし暗闇の中で一定期間生活させる罰があった。

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もう勘弁して下さい。。。
はあ~早くたくさんご飯食べたいなあ~。

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博物館の入館料は高かった。
元を取ろうと思ったわけではないが、いろいろ面白い作りとなっていてじっくり見学していると3時間も経っていた。
まだまだ見足りないところもあったが、人混みの中を歩いて疲れたので途中からスピードアップした。
車に戻るとお腹が空いたのでフランスパンを食べる。
監獄食より随分と貧相な食事だ。

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呼人浦キャンプ場

開設期間 4月下旬から9月下旬まで
利用料金 無料
施設   トイレ(水洗)、炊事場
その他  駐車場狭い、サイト内自動車乗り入れ不可
     (バイク・自転車乗り入れ可)
     ゴミ持ち帰り

博物館を出ると以前から目をつけていた無料の呼人浦(よびとうら)キャンプ場にやって来た。
まだ3時前だというのにテントがたくさんある。
トイレを見ると大便器が一つしかなく、これだけ広大なキャンプ場だと朝にパンクするのは間違いなしなので止めることにした。

参考リンク 北海道開発局網走開発建設部(「川の通信簿」網走湖 呼人浦キャンプ場)

その後。。。

結局、昨日は再び道の駅で泊まることにした。
昨晩も大賑わいで、とうとうバイクのテント村まで出現してしまった。
晩御飯を終えて涼みに海側に出てみると、謎の中国人女性達がスマホやノートPC、タブレットを弄ったり電話をしていたりしていたので、もしやと思いスマホ手にとって弄ると、なんとフリーwifi圏内だった。
さすがは中国人だ。ちゃっかりしている。

本日のブログ更新は疲れた。
やっとWindows Updateが全て終わりCPUの使用率が落ち着いたところだ。
お陰で同時進行でやった更新作業が4時間以上も掛かってしまった。
もう少し丁寧にやりたかったが、あまりに遅いのでどんどんとテンションが下がり手抜きのようになってしまった。

低スペックのPCだとしばらく Updateしないと大変なことになる。
毎日ネットに繋げてこまめにダウンロードしておかないと直ぐにパンクする。
利尻、礼文島に行ってしばらく使っていなかっただけなのに。
頻繁に更新プログラムがアップされるのは嬉しいが、もう少し低スペックPCの事を考えて欲しい。
まあこれがMicrosoftのやり方なのだから仕方ないのか。
これだけ遅いと今のノートPCはWindows10にアップグレードする気が失せた。
来年辺りに廉価版マシンの購入を検討することにしようか。
こんな状態ではPC作業が全くできない。
時間を捨てることになる。

 

昨日の走行ルート

昨日の走行距離 15.9km
昨日のねぐら  道の駅「流氷街道網走」

 

おわり

コメント

  1. いちきゅうー より:

    こんにちは。
    網走刑務所、懐かしいです。
    入ってはいませんが!
    昔、バイクで行って、
    今の刑務所の前の実際使ってた、
    古めかしい門の前で観光客、
    バイクの連中で写真を撮ってたら、
    いきなり、看守が出てきて。
    ここは刑務所です!
    一喝された、記憶があります。
    30年以上前ですが。。。

    • karaage より:

      今では観光地のようになっています。
      観光バスもやって来るみたいです。
      私も喜んで眺めていました。

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