こんにちは。からあげです。
今日も曇りの天気だったが、じっとしてはいられず活動していた。
今ようやく落ち着いてブログ更新出来るようになった。
それでは昨日の分のアップをいってみよう。
ルサフィールドハウス
所在地 〒086ー1813 北海道目梨郡羅臼町北浜8番地
電話番号 0153-89-2722
開館時間
夏期(9:00~17:00)
冬期(10:00~16:00)
休館日
夏期(5月1日~10月31日)毎週火曜日
冬期(2月1日~4月30日)毎週火曜日
11月1日~4月1日まで冬期休館
まず初めにやって来たのがルサフィールドハウスだ。
知床の情報、特に知床半島先端部地区の詳しい情報が手に入る。
今回は、知床岳登山を計画しているので情報収集することにした。
羅臼市街から道道87号線を奥に向かって走ると相泊の手前にある。
入り口でヒグマの剥製がお出迎え。
なんとも可愛らしい子供のヒグマだ。
作業ヘルメットに残るヒグマの爪痕
ヘルメットはザックに括りつけていた時にヒグマにヤられたようで、本人は無事だったそう。
それほど丈夫なヘルメットではないが、簡単に穴が空いている。
頭蓋骨でも軽く穴が空くに違いない。
ヘルメットの他に爪痕の残るザックも展示されている。
知床半島で活動する人は一度見ておいたほうがよいかも。
二階には水鳥やイルカやクジラなどを観察するための双眼鏡が置かれている。
ここでゆっくりと観察することが出来る。
さあてクジラを見ることが出来るかな?
このあと知床岳のことなどを詳しく聞いた。
単独でしかも初めてだと1泊2日は難しい。
初めは知っている人と一緒に行ったほうが良い。
スムーズに行けば1泊2日は可能だが、観音岩の他にもポロモイ台地手前の急な登りが特に危険、そして知床沼からのハイマツこぎが相当厄介である。
ハイマツや笹に視界を遮られ、更にガスで視界不良となれば、ルートを見失う恐れがある。
GPSを持っていった方が良い。
というようなこと言われた。
そう言われると今回知床岳は諦めるしかない。
そもそも他人の意見を聞いているようでは行く資格はない。
圏外、ヒグマ高密度棲息地帯、ルートなし、藪こぎ、視界不良などを考えると今の私では自殺行為だ。
今回の知床岳登山は、北海道にやって来てから思いついたことでもあり、計画性は全くなし。
無謀な登山は止めることにする。
参考リンク ルサフィールドハウスHP
ルサ川河口から羅臼市街地方面を撮影する。
羅臼市街から奥に行くにしたがって民家が減って静かになる。
知床半島の住人をクマから守るために道路脇には電気柵が設置されている。
落石防止フェンスは丈夫なヒグマ避けのフェンスともなっているようだ。
終点の相泊集落まで電気柵が続く。
下草が伸びると効果がなくなるので、定期的な下草刈りが必要となる。
瀬石温泉
ルサフィールドハウスで厳しい現実に打ちのめされた後、心身共に癒やすために温泉にやって来た。ルサフィールドハウスから更に奥の相泊の手前にある。
海の直ぐ側にある瀬石温泉(せせきおんせん)
明治32年に発見された。源泉は岩礁から湧き出ている。
満潮時は海中に没してしまう。
無料露天風呂、駐車場あり、男女混浴、脱衣所なし、入浴可能時間は入り口に張り出している。
個人所有の温泉だ。ツーリングマップルには入り口の民家に一声掛けてから入るようにとコメントがあるが、民家の入口には声掛けは商店の方にお願いします。と書いてあった。
人気の温泉で毎日たくさんの人が入りにやって来る。
すべての人が一声掛けていたら落ち着いて生活出来なくなる。
所有者の人に迷惑がかからないように声掛けはせず、心の中で感謝して入らせて頂いた。
岩の間からプクプクと気泡が湧いている。
これは凄い。お湯を舐めてみると塩っぱかった。
お湯に浸かると景色は見えない。
立ち上がると国後島が見える。
お湯は温め。潮騒を聞きながらのんびり入るといいかも。
相泊温泉
今回は無料露天風呂豪華2本立てだ。
瀬石温泉のあとはさらに奥にある相泊温泉(あいどまりおんせん)に入る。
駐車場のトイレ
地元の人の迷惑になるので車中泊はしないこと。
サッカーボールのような波消しブロック
これは面白い。
相泊温泉は小屋付きだ。
無料露天風呂、男女別、脱衣所有り
温泉の様子
お湯は無色透明で熱め。体の芯まで温まる。
脱衣スペース
底にはスノコが沈められている。
重しの石はどかしてはいけない。
温泉小屋の構造が気になった。
掘っ建て形式で壁はコンパネを打ち付け、屋根はスノコ状にして上からブルーシートを被せてある。
シートをよく見ると屋根は新し目、壁は古いやつを使っていた。
この小屋のアイデアは頂きだ!
こちらもお風呂から景色は見えない。
外に出て立ち上がると国後島を見ることが出来る。
お風呂から上がると相泊の終点まで行ってみる。
ここで道はおしまい。これからは自分で道を切り拓いてゆくことになる。
ここからが本当の知床だ。ありのままの自然が迎えてくれるはずだ。
羅臼ゆきのバスは一日2本
これは覚えやすい。
再び知床峠にやって来た。
羅臼岳には今日もガスがかかる。一体いつになったらガスが晴れるのだろうか。
羅臼市街地方向はそこそこ見える。
知床峠を下ってウトロにやって来た。
山を下りると晴れ間が覗く。羅臼岳は恥ずかしがり屋なのか。
道の駅に車を停めて少し散歩する。
ウトロの港の方に見える大きな塊はオロンコ岩
上に登ることが出来る。
オロンコ岩は台地状となっていて端は絶壁となっている。
頂上からはウトロ市街を一望できる。
断崖絶壁から落ちたらまず助からない。
下でひょこっと現れたキタキツネが人間たちに追われ落石防止ネットを登っていった。
爪があるのでキツネにとっては簡単らしい。
崖はウミネコの良い住処となっている。
下に見えるのはゴジラ岩
そう言われると確かにゴジラだ。
下から見上げると迫力がある。
これまで登った人間は何人いるのだろうか。
今は再び知床峠にいる。
電波の調子が悪くて作業が手間取った。
後半は駆け足のようになってしまって申し訳ない。
バックアップ用の外付けHDDの調子が悪く、今度時間を掛けてファイルの整理をしないといけない。
まとまった作業が出来ないので徐々におかしくなってきた。
明日の天気も曇りだが、晴れ間が覗くかもと期待して上まで上がってきた。
さあてどうなることやら。
これにて更新は終了だ。よし。飯にしよう。
昨日の走行距離 83.6km
ガソリン給油 燃費 18.4km/L
昨日のねぐら 道の駅「うとろ・シリエトク」
おわり
コメント
北海道編のクライマックスである知床岳断念、非常に残念です。
現地ガイドを雇う、という手段はどうでしょうか?
料金が高いので頼む気はありません。
こんにちは。
何時も、楽しいブログ、
ありがとうございます。
今、小樽で、余市に寄って、
2回目のニッカの工場での、
ウイスキーの試飲に、
行くところです。
暴走老人の、飲酒は止まりません!
楽しんできてくださいね。
お土産にウイスキーも貰えそうな感じですね。