日差しを浴びて気分一新

こんにちは。からあげです。

今日も晴れ。台風の影響か薄い雲がかかって柔らかな日差しが降り注いでいる。
昨日はあの後、知床、羅臼の町を出た。
やり残したことはたくさんあったが、現時点での私にやれることは少なかった。
そのままズルズルと居ても時間が勿体無い。
北海道に居られるのはあと一月半ほど。
次回いつ来られるのか分からない。
今シーズンで出来ることを一つでも多くやっておきたい。

羅臼を出ると海岸線の道を走り、標津から内陸に入って中標津にやって来た。
中標津の地名は難しい。なかなか「なかしべつ」とは読めない。
道標と書いてみちしるべとも読む。しるべという読みが訛ってなかしべつとなったのだろうか。
中標津の町はコンパクトにまとまっていて尚且つ、町の中心部に車中泊スポットがある。
スーパー、温泉も近く24hのトイレもあり、夏休みもそろそろ終わりを迎える時期なので空いている。
ツーリングマップルの記載に何か臭うものを感じてやって来た。
その他にもここ中標津を起点としての面白い遊びがある。
今回はそれをやりに来たのだ。
今日はゆっくり過ごして遊びの準備をやろうと思う。

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今朝は起床が7時過ぎと随分と遅かった。
天気が良くなっていきなりテンションが上がってしまい無駄に体力を消耗したのかもしれない。
昨日の夕方スーパーに寄って買い出しした。
その時、お得な鮭のブロックを購入したが、ついうっかりと食べるのを忘れていた。
保冷剤の氷を共に保冷バッグに入れてルーフキャリアところに引っ掛けておいたら記憶からすっかり消え去ってしまった。

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今朝、トイレから戻るときに保冷バッグを見てようやく思い出した。
昨晩は随分と冷え込んで外気は10度くらいとなっていたので痛みはないだろう。
店ではそれほど大きいと感じなかったが、トレーから出すと結構デカイ。
コッヘル大にちょうど入る大きさだった。
料理に手間をかけるのは面倒だ。
そこで玄米ご飯と一緒に鮭を炊く。水はいつもより多めとした。

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貰った羅臼昆布を入れてご飯を炊いたら、昆布と鮭の出汁が出てこれまでにないほどの美味しい玄米ご飯が炊きあがった。
少し粗塩を振りかけて食べる。旨い!

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朝日を浴びる羅臼昆布
良い物を貰って本当にラッキーだった。
噛むと粘りが出てくるが、これが美味しさの秘密なのか。

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食事を終えると登山靴を車の外に出す。
昨日はゴロタの海岸歩きで靴が汚れなかったので水洗いはせず、夕方ワセリンを塗りこんでおいた。

少し前からソールの剥がれが気になりだした。
この登山靴は、スカルパのシェルパというオールレザーの軽登山靴だ。
今どきのものと比べるとかなり重たいが、ハードな使用にも耐えられる高い耐久性を誇っている。
2年ほど前に購入して慣らしをして2シーズン目にしてようやく足に馴染んできて履きやすくなったところだった。

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靴底の剥がれの進行度合いは遅いが確実に進んでいる。
あと一月半保ってくれるか気になるところだ。
四国遍路と同様に今回もソールの剥がれに悩まされるのか。
否。剥がれて使い物にならなくなっても、他にウォーキングシューズがあるではないか。
実家に戻ったら購入店に持って行き、齧られたところと一緒に直して貰う。
それまでどうか保ってくれ!

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食後は火照った体を冷やすために近所をブラブラする。
すると面白いものを発見する。
なんと公園の歩道脇にハイマツが植えられている。

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考えてみると北海道では高山植物が低地の町中でも普通に咲いている。
町の公園でハイマツが元気に育っていようと何ら不思議はない。

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プラっと旅行会社の前を通りがかる。
店頭のラックには旅行のパンフレットがたくさん差し込まれている。
ざっと見ると北海道民には国内では南の九州、沖縄方面が人気のようだ。
南国に住む人が北の大地に憧れるように北国住む人は常夏の島に憧れるのか。

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先ほど3,4歳くらいの女児と話をした。
車でゴソゴソ作業をしているとたまたま目が合った。
すると女の子が挨拶をしてきたのでお話スタート。
何をしているのか聞くと友達とカメムシを探しているところだと言う。
拾ったすももを見せて屈託なく笑うその顔に元気を貰った。
何故カメムシが好きかは知らないが、凄く好きらしい。
大人が臭いといって嫌うカメムシ。女の子は、カブトムシ、クワガタではなくカメムシが好きなのだ。
おっさんと会話をした後、再び友達と真剣な眼差しでカメムシ探しを始めた。

小さい頃は素直で可愛らしい子供が、小中学校に通うようになると急に可愛げがなくなる。
何故なのだろうか。
私は子供の頃、歪んだ教育システム、堅苦しい学校生活、井の中の蛙の世間知らずな教師が大嫌いだった。
日本の義務教育によって前途ある子どもの純真な心が捻じ曲げっれていっているように思えてならない。

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今日はこのまま動かずにここでゆっくりする。
近くに図書館があるので暇を持て余すことはない。
田舎のコンパクトな町は車中泊生活者にとって非常に居心地が良い。
長居はする気はないが、ズルズルと居続けてしまうかもしれない。

中標津を後にしてからは目的地を明確にして移動する。
これまでのように気ままにぷらぷらのんびりと移動するのではなく、自分が行きたいところに直行する。
このまま寄り道を続けると途中でタイムアップになってしまう。
行きたいところ、滞在したいところで時間を使いたい。
北海道滞在残り時間と共に人生の残り時間も確実に失われていく。
ポイントを定めてワープ航法する。

さあてゴロゴロしようか。

昨日の走行ルート

昨日の走行距離 125km
昨日のねぐら  中標津BT付近P

今日の走行距離 0km
今日のねぐら  中標津BT付近P

 
おわり

コメント

  1. いちきゅうー より:

    こんにちは。
    ヒグマとの遭遇、凄いw。
    北海道の人でも天然物と、
    会っている人少ないでしょ。
    当方は、函館に沈没中です。

    • karaage より:

      安全な距離だったのでラッキーでした。

  2. しろわん より:

    中標津のドライブイン「みちのく」は量ががっつり系で味も悪くないですよ。
    中標津町 東40条南1丁目、国道272沿いです。

  3. yaneya より:

    こんばんは。yanayaです。
    今日は久しぶりに羊蹄山に登ってきました。
    朝麓から見た限りでは頂上に雲はかかっておらず、微妙な空模様でしたが行ってみました。
    ところが、頂上が近づくにつれ強風が吹き荒れ、体ごと持っていかれる程の風に先行の登山者は御身の一大事と殆どが頂上を踏まずに下山して行きました。
    本当に先に進めないのか自分で確かめないと気が済まないので頂上付近まで行くと、猛烈な風と顔面に当たる砂礫、でも諦めるのは早計と思い、岩にしがみつきながら頂上までいってきました。あまりの強風に5分と居られませんでしたが。
    単独峰の風は油断なりません。

    • karaage より:

      たまには強風時の登山もいいものですね。無事に下山出来ればですけど。

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