北海道の山ベスト5

おはようございます。からあげです。

今朝は随分と冷え込んだ。
寝ていると寝袋の隙間から冷気が忍び込んできて体が冷えてきた。
これはイカンぞと思い、チャックを上までしっかりと閉めて、顔周りを絞って保温力をアップする。
愛知の気候にも慣れてすっかり寒がりとなってしまった。
戻った当初は暑くて仕方なかったのに。

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実家で物置暮らしもそれほど悪くない。
食費がかからないのが良い。適当に家事をこなせばお釣りが来る。
寒さが増してきたとはいえ、北海道に比べれば全然大したことない。
そう言えば、エアマットは修理せずにそのままなので、エアー漏れを起こして床に背中が当たっている。
いつかは穴が空くとは思っていた。
畳んでは息を吹き込んで広げるを繰り返し、狭い車内で曲がったり角を当てるなど、随分と酷使したのでとうとう穴が空いてしまった。
漏れている箇所を塞いでも全体的に傷んでいるので、直ぐに他のところに穴が空きそうな気がする。
多少嵩張るが安い銀マットの方が良いかもしれない。
車中泊用はクッション性の良い新しいものを使い、登山用には車中泊用のお古を下ろすようにすればいい。
狭い車内がますます狭くなってしまうが、耐久性とコスト、扱いやすさを考えれば銀マットもそれほど悪くない。
エアマットは、折りたたみと息を吹き込んで広げるのが面倒だ。

 

おっさんが選ぶ北海道の山ベスト5~車中泊の旅2,015

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ところで今日は、今年の夏登った北海道の山々を振り返ってみる。
6月の初旬苫小牧に上陸してから約4ヶ月、北海道各地を放浪して、気になった山を登っていた。
登った山を全て挙げてみると、

風不死岳(ふっぷし)、樽前山(たるまえやま)、恵庭岳(えにわだけ)、イチャンコッペ山、空沼岳(そらぬまだけ)、羊蹄山(ようていざん)、ニセコアンヌプリ、夕張岳(ゆうばりだけ)、芦別岳(あしべつだけ)、富良野岳(ふらのだけ)、十勝岳(とかちだけ)、美瑛岳(びえいだけ)、トムラウシ山、暑寒別岳(しょかんべつだけ)、利尻山(りしりやま)、礼文岳(れぶんだけ)、西別岳(にしべつだけ)、摩周岳(ましゅうだけ)、斜里岳(しゃりだけ)、羅臼岳(らうすだけ)、雄阿寒岳(おあかんだけ)、阿寒富士(あかんふじ)、ニペソツ山、ウペペサンケ山、石狩岳(いしかりだけ)、赤岳(あかだけ)、白雲岳(はくうんだけ)、旭岳(あさひだけ)、オプタテシケ山、幌尻岳(ぽろしりだけ)、チロロ岳、剣山(つるぎやま)、芽室岳(めむろだけ)、伏美岳(ふしみだけ)、ピパイロ岳、楽古岳(らっこだけ)、アポイ岳

合計 37座

よく登ったなあと思うとともに、これだけしか登っていないのかという思いもある。
6~7月の頃は天候不順でなかなか好天が続かなかったが、有り余る時間を大量に投入して景色を楽しめる登山とすることが出来た。
前半は7月下旬のマラソンに備えて登山を控えてしまったのが悔やまれる。
どうせ完走出来ないのなら、もっと好き勝手に登っておけば良かったと思う。
まあ、今更言っても仕方ない。次回の旅で今回の経験を活かせばいい。

それではここで、登った山の中でベスト5を挙げてみよう。

 

第一位 トムラウシ山

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天人峡から入ってヒサゴ沼を経由し登った。
天人峡から化雲岳の距離が長くハードだったが、ヒサゴ沼の開放感、日本庭園に群生する高山植物の花が凄く良かった。
まだ残雪が多くあった時期で、お花畑の賑やかさが加わり非常に山々が綺麗だった。
今回は体力的に厳しく1泊2日がやっとだった。
今度はトムラウシ温泉から旭岳やオプタテシケ山を抜けて十勝岳までの縦走をしてみたい。

 

第二位 幌尻岳 ぽろしりだけ

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チロロ林道から戸蔦別岳(とったべつだけ)を経て幌尻岳(ぽろしりだけ)を日帰りで登った。かなりハードなロングコースで歩き応えは十分だった。
北戸蔦別岳から幌尻岳の肩まではアップダウンが激しい縦走路ではあったが、山歩きをしている実感を十分味わうことが出来た。
山頂から見る日高の山々は圧巻だった。
今度は7つ沼が多くの水をたたえた花が咲く季節に登ってみたい。

第三位 ニペソツ山

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東大雪の名峰、ニペソツ山。天空にそびえる険しい頂きは、登山者の心を鷲掴みにする。
ちょうど紅葉の見頃で、ウラシマツツジが燃えるように赤かった。
一面赤色のじゅうたんが広がって非常に見応えがあった。
前天狗から見るニペソツ山が凄いらしいが、ちょうどそのころはガスに包まれていた。
天狗平に差し掛かるころ、山の全容が現れた。
その神々しいまでの姿に気持ちを激しく揺さぶられた。

第四位 芦別岳 あしべつだけ

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天を衝くような尖峰は、北の槍と呼ぶに相応しい。
アプローチしやすく、変化に富んだ魅力溢れる登山コースとなっている。
2度目に登った旧道コースからの眺めが特に凄かった。
新道コースからでは見られない芦別岳の本来の姿を見ることが出来る。
麓にある無料キャンプ場や山中のユーフレ小屋を活用すれば、より一層芦別岳を楽しむことが出来るはず。

第五位 オプタテシケ山

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不思議な響きをもつ名前の山。
美瑛富士避難小屋を過ぎれば、人影は疎らとなり開放感溢れる尾根歩きを堪能することが出来る。
山頂手前から見える綺麗な三角錐のような山容には荒々しさと気品が漂う。
ガスが多めだったが、美瑛岳方面への縦走路を見ると、どこまでも歩いていきたい気がした。

 

以上、おっさんが独断と偏見で選ぶベスト5だ。
北海道の山は標高は高くはないが、高緯度ゆえの自然環境の厳しさからか高山植物の花が凄く綺麗だった。
これまでほとんど花に興味のない私だったが、北海道の山をきっかけに急に興味が湧いてきた。
200名山の個性的な山々も非常に良かった。
100名山は観光地化されてしまったようなところが多いが、200名山は登山者が少なく人間の手が加えられていないこともあって、現代の100名山より魅力を感じる。
ベスト5の他にも石狩岳、暑寒別岳なども良かった。
というか、北海道の山は良い所ばっかりで選びきれない。

今回は情報不足や準備不足で行き当たりばったりの登山となってしまったので、次回は今回の経験を元に計画的で一歩も二歩も進んだ登山をやりたい。
前半はまだまだ時間があると思っていたが、移動距離が長く短期ではそれほど多くの山は登れないことが分かった。
ゴールデンウィークが終わったら直ぐに北海道入りして活動を始めたい。
フラフラ観光地を巡っていると、あっという間に冬がやって来てしまう。
ワンシーズンをフルで楽しむには綿密な計画が必要だ。
今考えると時間の無駄が非常に多く、有り余る時間を活かしきれていなかった。
北海道で与えられた課題をきちんとこなして、次のチャンスを待つとしよう。

さあて今日はおかんがいないので、仕事に集中出来る。
これまでの遅れを一気に取り戻そう。
本を読みたい衝動に駆られるが、ここはぐっと耐えて北海道滞在中の記事を修正しようか。

 

おわり

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