ジムニーで快適な車中泊~DC-DCコンバーターを介して車載電源(DC12V)で効率よくノートパソコンを使用する~

おはようございます。からあげです。

 

今日は車中泊時のノートパソコンの電源についてのネタ。

ジムニーに搭載した私の自慢のソーラーシステムは、ソーラーパネルで発電した電気をサブバッテリー(DC12V 105Ah)==インバーター(直流→交流)==~~ACアダプター(交流→直流)の順に繋いでノートパソコンを使っている。
この方法だとインバーターとACアダプターを介して、直流から交流、交流から直流へと変換しているため、非常に効率が悪いということが分かる。
短時間の使用であれば問題ないだろうが、効率の悪いまま長期間使用すると、僅かな違いが顕著に表れて消費電力が増大するに違いない。

車載のインバーター BAL リモコンインバーター900W 

ジムニー(JB23W)で快適な車中泊~車内電源用の大容量900Wインバーターを取り付けた~
こんにちは。からあげです。 900Wインバーターの取り付け 今回は車中泊用のインバーターの取り付けを行う。取り付ける車は普段のテント生活から旅に欠かせないジムニー(JB23W)。山林内では周囲の景色に溶け込み全く違和感がない。 先月中旬頃、
現在、インバーターは天井の網棚に移設済みです。座席足元に設置すると、ゴミを吸い込んで故障の原因となります。過去に1度壊した経験あり。

 

待機モード時の自己消費電流は10mA 、900wと出力が大きいので稼働時の自己消費電流は大きいと思われる。
使い勝手が良いように大容量900Wのインバーターを選択したものの、車内で使用する電化製品は20W程度のノートパソコンくらい。
4ヶ月間の北海道車中泊の旅では、オーバースペックなインバーターの効率の悪さに苦しめられた。明らかな機種の選択ミスだった。大は小を兼ねると言うが、車載インバーターについては当てはまらない。

ソーラー発電は天候に左右されるのが最大の欠点。曇りや雨の日が続いて発電量が減ると、直ぐに電気不足に陥ってしまう。
そこで車内で使うノートパソコン電源の効率を上げることによって、少しでも電気を節約しようと考えた。
サブバッテリーに蓄えられた12Vの電気を出来るだけ有効に使用するには、DC-DCコンバーターを介して直流のまま電圧変換する。

このDC-DCコンバーターとは、直流(DC)のまま電圧だけ調整してくれる電気器具で、ノートパソコンで使用する電圧まで変換してくれる優れモノ。パソコンはICチップなどの小さな電子部品の集合体で直流の電気で動く。

思い立ったら即実行。早速Amazonで購入した。

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DC-DCコンバーター仕様

商品名 DC12V マルチ 電源 コンバーター

AUTO DC POWER REGULATED ADAPTOR

Mobile Energy for Note book Computer

Model  EWDD8040 80W

INPUT DC11-14V
OUTPUT DC 15/16/18/19/20V 4A max
        DC 22/24V 3.3A 80W max

Fuse for overload protection(10A)

Amazon 1,980円(送料、消費税込み)2015.11.8現在

 

いろいろ商品を比較検討して、一番安いものを購入した。
他にもあったが、値段の違いによる性能の差がよく分からなかった。
なぜか国産メーカーのものは見当たらず。(DC24V-DC12Vは国産メーカーあり)
レビューを見るとお世辞にも良いとは言えないようだったが、他に選択肢がないので怪しい中国メーカーのものでも買うしか無かった。

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箱から出したところ。
車のシガーソケットに挿して使用出来るようにシガープラグが取り付けられている。
また、ノイズ防止用のフェライトコアもある。

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電気ケーブルに取り付けられているフェライトコア

通信機器やモニターなどのケーブルには、端のほうに円筒状の部品がケーブルを囲むように取り付けられていることがあります。
これはフェライトコア」と呼ばれる高周波ノイズの吸収フィルターです。
「フェライトコア(Ferrite Core)」とは、フェライトという素材で作られた芯棒(コア)のことで、ケーブルを包むように取り付けられます。
ケーブルに高周波のノイズ電流が流れると、ケーブルから磁場が発生するため、それを「フェライトコア」に吸収させ、熱に変えることで高周波ノイズを低減しています。
724785.com(「フェライトコア」とは高周波ノイズの吸収フィルター)より引用

要するにノイズを吸収してラジオやスマホの雑音を低減するもの。

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うら面の様子
おもてと同様に熱を逃す穴が空いているのみ。

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横から見た様子
それなりに薄い。

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電圧切り替えスイッチ
非常に簡素な作り。電源に接続すると赤色LEDランプが点灯する。
スイッチに遊びがあるので、設定を間違わないように気をつける必要がある。

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パソコン側のコンセントに合うように各種プラグが用意されている。

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プラグと差込口の様子
プラグを豚の鼻のようなコンセントに差し込む。
少し硬いので抜差しし辛いが、使用中に誤って抜けることはないだろう。
プラスマイナスの端子は太さが違うので、逆接続することはない。

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左がコンバーター、右が純正のアダプター

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上がコンバーター、下が純正のアダプター

 

車内で使用するノートパソコン

コンバーターに接続して使用するノートパソコン
NEC 企業向け廉価版パソコン
本体 電源 19V 消費電力 14(MAX65)W

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NECノートパソコン純正ACアダプター

MODEL    ADP-65JH E
INPUT     AC 100-240V 1.5A 50-60Hz
OUTPUT  DC 19V 3.42A

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車のシガーソケットに挿してテスト使用しているところ。

コンバーターを19Vに設定して接続し車のACCを入れみた。
赤色LEDランプが点灯し、タスクバーに電源接続の表示がされた。
異音や焦げ臭い匂いはせず、問題なく使用できた。
テスト時間は10分間。
今後も注意深く使って機械を壊さないようにする。

 

コンバーターの電気コードが短いので、シガーソケットを付けた延長コードを作成する。
今はどこからコードを引っ張ろうか検討中だ。
サブバッテリー直、ジャージコントローラー出力端子、チャージコントローラーからサブバッテリーのコードの3箇所考えられる。
出来るだけシンプルでコードを短くするには、チャージコントローラーから引っ張るのが良いだろう。
コードの途中にスイッチを付けて適当なところに取り付ければOKだ。
サブのインバーターと同時に取り付け作業を行うことになるだろう。

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