こんばんは。からあげです。
今日もいい天気で作業が捗った。
太陽高度が低くなって日差しは弱々しいが、それでも晴れと曇りとでは体感温度がぜんぜん違う。
この好天を利用して一気に作業を進めたいところだ。
最近、急に冷えてきてサブバッテリーの劣化が目立つようになった。
走行充電で満タンにしてもノートパソコンを使うとその日のうちに電圧が12.3Vくらいまで下がって、チャージコントローラーのランプがグリーンからイエローに変わってローレベルを伝える。
一回の走行充電時間が短く、数回に分けて充電していることも影響があるのかもしれない。
AC充電器でバッテリーは回復しかたに見えたが、どうやら見た目だけだったようだ。
気温が下がって条件が悪くなると、一気にボロが出る。
まるで自分のようなバッテリーに愛着が湧きつつある。
購入して1年も経っていないので、不良品として交換して欲しいところだが、間違った使用方法で全然充電してやらなかったので、バッテリーがダメになっても文句は言えない。
もう少し様子を見てどうしようも無ければ、来シーズンの活動までに買い換えようと思う。
朝食を済ませると早速作業を開始する。
漆喰が生乾きのメガネ石を仮置きして煙突の位置をチェックする。
穴の位置が随分とズレている。
本来はメガネ石を設置してからストーブの位置を調整してメガネ石に煙突を通すようだが、私の場合は、ストーブを設置してからメガネ石の位置を調整する方法を取ることにした。
DIY系のサイトでは簡単にサラッと書いてあるが、実際はメガネ石の取り付けは結構面倒くさい。
単に私が不器用なだけなのか。
ストーブ台の様子
ストーブの高さを決める。
基準を決めなければ作業が進まない。
床材のコンパネの上に厚さ100mmの重量ブロック、厚さ65mmの耐火レンガ、厚さ40mmの普通レンガを積み重ねた。
本設置する時は、普通レンガと耐火レンガの位置を入れ替える。
ストーブ運用後に高さの変更が必要となったら、仕方ないので長さ調節出来る直管を買うことにする。
調整式の直管はバカ高いので出来れば買わずに済ませたい。
メガネ石の位置を調整したので煙突の仮組みを行う。
煙突は固定金具1個と針金で固定する。
針金はユニクロめっきのスチール製針金で太さ1.6mmだ。
衣料品店のユニクロではない。
ステンレス製は、スチール製の3倍もの値段なので、コストダウンのためユニクロを選択した。
煙突の仮組み
固定金具は、軒に取り付けてストレート部分を固定する。
針金は、メガネ石とエルボの中間部分を吊ることにした。
排煙効率を高めるために屋外の縦部分を長くした。
エルボから直管2本、半管1本、T字トップとなっている。
固定金具の様子は撮り忘れたので、本設置の時にじっくり解説するとしよう。
針金での固定は直管部分に輪っかを作って、その輪っかを2本の針金で吊って煙突の重量を支える。
今回は仮組みなので、針金は指で折り曲げただけとした。
遠くから煙突の取り付け状況を見て、垂直と水平をチェックする。
室内側の様子
大体OKとなったので、煙突を取り外してメガネ石を固定することにした。
煙突の位置に合わせてメガネ石を調整した。
隙間は木枠を組んで埋めた。
化粧板と言う名のボロ隠し板を付ける。
合板をむき出しにしておくと耐火性が低いので上から漆喰を塗る。
漆喰は以前に購入したものが1袋半もあるので、大盤振る舞いで使うことにする。
手が疲れるが水分を少なめにして早く乾くようにした。
一輪車の荷台で水を入れて漆喰をよく練る。
メガネ石周り、ロフトの壁、軒の固定金具付近に漆喰を塗った。
耐火性能を上げるために特にメガネ石周りを分厚くコーティングした。
メガネ石の隙間を漆喰で埋めてフラットにした。
漆喰でコーティングしてしまったので、メガネ石を動かそうとすると大仕事になる。
もう後には引けないようになった。
メガネ石の室内側
こちら側は漆喰で埋めず、定期的にカバーを外してメガネ石周りをチェック出来るようにした。
取り敢えず、ストーブの設置作業はこれで一旦終了とする。
続いて天井の取り付け作業に移る。
3mm厚の合板を小さくカットし片面に両面テープを貼り付ける。
梁にポリカプラダンを止めるのに使用する。
直にビス止めするとプラダンが痛むので、木製ワッシャのようなものを作った。
天井はポリカプラダンを用いた。
1枚約2,000円と高価な素材だが、透過性の高い素材で室内を明るくしたかった。
軽量で加工がしやすく天井の素材にピッタリだ。
はしご周りは、人が通り抜けれる穴を残して半分天井を取り付ける。
一番東の天井を取り付けたところで時間切れとなった。
プラダンの節約のために小さなプラダン2個で天井を埋めた。
今日は煙突を仮組みしてストーブ取り付けが大体纏まった。
後は漆喰が固まるまで時間を掛けてコツコツと作業すればいい。
天井取り付け作業は明日には終わるので、役場に連絡して家屋調査をやってもらうことにしよう。
早く薪ストーブを焚きたいところだが、ここで焦って火事を出しては元も子もないので、じっくりと検討を重ねて手直しをしてゆくことにしよう。
薪ストーブ設置も大事だが、その燃料となる薪の用意の方がもっと大事だ。
当分の間の薪は用意してあるが、毎日燃やすと直ぐになくなってしまうだろう。
天気が良い内に外に野積みしてある薪を湿気ないように場所を移してカバーを掛けなければならない。
他にもパソコン作業あるし、やることてんこ盛りだ。
早寝早起きで片付けてしまうことにしよう。
それでは今日のところはこれでおしまい。
おわり
コメント
毎日、楽しくワクワク拝見させていただいております。
以前、山小屋で私も蒔きストーブを使用しておりましたが、定期的に煙突掃除をしないと燃えないし煙が逆流してきたのを思いだしました。煙突の曲がった所にこびりつきたまるような気がしますが、掃除が大変そうです。隊長のアイデアまた参考にさせていただきます。孤高の隊長の大ファンより
どうもありがとうございます。
煙道火災も怖いですね。
まめに掃除しようと思います。
初めて,コメントします。いつも興味深くブログ拝見していました。
私は,60歳過ぎの道産子おじさんです。
妻の実家では,最近までまきストーブを実際に使用していました。
気になることがありましたので,申し訳ありませんがコメントさしてください。
まきストーブの火力は相当あると思います。
・レンガ積みで安定感がない。まきの出し入れや煙突掃除等結構ストーブは力を入れる作 業があるかと思います。昔はまきストーブの下に蒸発皿を入れて断熱していました。
・壁とあまりにも近いと思います。トタンで空間は作っていますが,つなぎが木材で す。木材の表面より内側が炭化するのが,心配です。
いずれにしても,やりながら改善するとのことですので火事だけは十分注意されることを老婆心ながら気になったので不躾ながらコメントしました。
楽しんで拝見しています。
初コメントありがとうございます。
いろいろ心配させて申し訳ありません。
ストーブの足はレンガ積みのまま様子をみます。
遮熱板はやり替えます。
いよいよ薪ストーブ初点火が近づいてきましたね♪
山の中を歩き回って倒木やら立ち枯れの木を物色してました。
しかし余程良い条件じゃないと木は湿ってますね。
今は諦めて端材を薪用にカットしてます。
作業は順調に進んでいます。
遮熱板さえクリア出来れば、ストーブを焚くことが出来ます。
失礼します。同じタイプのストーブを2年目使い倒しております。
ストーブの中に灰がたまると底の部分から下の温度は低くなるので無理にストーブ下を底上げする必要は無いかと思います。逆に底の灰を減らして下に熱を通して表面を焼く調理をする人もいるようです。
どうもありがとうございます。
もうレンガを置いて底上げしてメガネ石の位置を決めてしまったので元に戻せません。
オーブンプレートも底上げしてストーブ底に近づけようと思います。
おはようございます。
興味深く読ませていただいております。
一昨日のストーブ周りのトタン貼りについて気になったので一言。
ご自身でも低温炭化について心配されておりましたが、表面の素材がトタンですとストーブの温度が直接伝わり、下地として浮かせた空間も温度が上り炭化しやすい状態になりますのでご注意を。
キッチン、ガスコンロ周りの石膏ボードを貼っていた下地が炭化し、火事になった事例もありますので。
余計なお世話かも知れませんが。
ブログの更新、楽しみにしております。
どうもありがとうございます。
あなたのアドバイスでモヤモヤが晴れました。
ケイカル板で作りなおそうと思います。
外煙突の長さはいい感じですね。ロケストばりのドラフト効果で、煙が逆流することもないでしょう。エルボは内、外ともL字ともT字ともつかない3方のうち1方が蓋になっていて取り外しできるパーツがお勧めですよ。蓋を取り外してブラシを突っ込めば掃除終了ですので、自然小まめに掃除するようになって安全です。煙突をずらせばエルボでも掃除はできますが、灰が周囲に飛び散るし、煙突取付部やメガネ石が痛むしと、心理的に億劫になりついつい先延ばしにしてしまいます。多少詰まっても普通に使えてしまうのが薪ストーブの恐ろしいところでして、しまったと思ったときは全てを失います。
どうもありがとうございます。
ケチって普通のエルボにしてしまいました。
手間は掛かりますが、キッチリと手入れしようと思います。