エスパースソロとエアライズ2を徹底比較!

こんにちは。からあげです。

 

昨日ワクワクしながら新規に購入したエスパースソロを試しに設営してみた。
しかし、どうもしっくりとこなかった。あちこち問題点が明らかとなって気分が優れなかった。
説明書を見て取扱い方を再確認していたものの、どうしても納得がいかない。
そこで今日はエアライズ2と一緒にエスパースソロを並べて設営してみることにした。

(この記事を書いた当時、ソロ用と2人用のテントを比較すること自体がおかしいことに全く気がついていなかった。恐ろしい)

 

エアライズ2の設営

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ペグを比較してみる。
下がエスパースで上がエアライズのペグ。
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ペグをひっくり返してみる。
エスパースの方は作りこみが凄い。一方エアライズはシンプルそのもの。
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それでは先にエアライズ2を設営してみる。まずはアンダーグランドシートを広げる。
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コーナーの様子。
しっかりと処理してある。
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裏返してチェックする。
OKです。アライさんいい仕事してますね。
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テント本体をアンダーグランドシートの上に広げてポールを伸ばしておく。
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エアライズの張り綱の付け根部分。

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テント本体の四隅のグロメットの様子。
出入口側の方がグロメットとなっている。
通常は内側にポールを差し込む。
外側はオプションのDXフライシートのポールを差し込むようになっている。
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出入口の反対側のポールスリーブのエンドは袋状になっている。
だからポールを通すのは出入り口側からしか出来ない。
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テント本体の吹き流し式ベンチレーターメッシュ付き。
出入口から入って左の長辺側上部に設置されている。

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ポールを差し込んでテント本体を立ち上げたところ。特に力の掛かるところはない。
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続いてフライシートを取り付ける。
まずは出入口と反対側のほうのバックルを留める。(2箇所)
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こちらは出入り口側のフライのコーナー先には丸環が付いている。
擦れて傷んだところは黄色の補修テープで修理してある。
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軽く浮かして丸環をポールの先端にハメる。
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あとは張り綱をフライの穴から出してペグダウン。
ショックコード3本と前室が出来るようにフライを引っ張るロープもペグダウンして各部の張り具合を調整して設営完了!
 

設営したエアライズ2のチェック

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では早速テント内のチェック
テント内上部にループが3つ取り付けられているので、物干し用にロープを渡しておいてある。
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吹き流し式ベンチレーターの様子。
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入って右手にはメッシュポケットが装備されている。小物入れに便利!
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コーナーの様子。
自分で縫い目をシームシーラーで防水処理する必要がある。一手間掛けることでより多くの愛着が湧いてくる。
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テント内の様子。
エアライズ2(2人用)なので室内は広々。長期滞在型のテント泊にピッタリだ。
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フライシートの縁は当て布で強化されている。
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フライシートの張り綱の穴の様子。
開口部は下を向いているので穴から雨水が入ることはない。
 

エスパースソロとエアライズ2の比較

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エスパースソロとエアライズ2を並べて設営してみた。
エアライズ2は130×210高さ105cm。
エスパースソロは100×210高さ105cm。
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角度を変えてみる。
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反対側から眺める。
エスパースソロは後室もあるのでほぼ左右対称な作りとなっている。(耐風効果があるのかもしれない。)
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今日は緊急用グロメットではなしに、スリーブエンドにポールを収めてみた。
こちらのほうがやはりしっくりとくる。
テント本体立ち上げ時、意識してスリーブのスリットの端に力が掛からないようにしてみると、いい感じで行うことが出来た!
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コーナーの様子を内側から眺めてみる。
丁寧に作られているが、強度的に不安がある。
もう仕方ない、傷んだら直せばいい。
ウダウダ考えるのは止めよう。

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エアライズ2の方はグランドシートに縫い目がある。
一方、エスパースソロのグランドシートに縫い目はない。
(アンダーグランドシートの場合、エアライズ2は縫い目なし、エスパースソロは縫い目ありとなっている。)
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エアライズ2の前室の奥行きを測ってみる。だいたい50cmとなっている。
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計測時の様子
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エアライズ2の方が広々としている。靴を置いても十分に余裕がある。
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続いてエスパースソロの前室を測る。
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なんとエスパースソロは40cmで10cmも短い。
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今度は後室を測ってみる。
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後室の奥行きも約40cm。
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後部ベンチレーションウインドウを開ければ後室にアクセス出来る。
靴などを置くことが出来る。
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こちらは前室の様子。
後室と殆ど同じ大きさだが、開放できるので広く感じる。
予想に反して長辺側に出入口がある方が若干狭さを感じるような作りになっている。
ただ、エスパースソロは後室もあるので、スペース的には広い。
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エアライズのフライシートの端の処理をチェックする。
ショックコードとバックルの取り付け部分は十分しっかりとしている。文句なし!
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エアライズの出入口は、メッシュが内側に取り付けられている。
虫が多い時期にパネルの開度を調節する時にはメッシュを開けてから行うので一手間多い。
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ポールスリーブの付け根がメッシュになっている。
テント本体とフライシートの間の換気が良好に行われテント内が結露しにくくなるらしい。
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撤収時気になった。
エスパースのペグの穴は小さくての中芯がダイニーマの2mmロープでさえ通すことが出来ない。
風でテントがバタつくとペグからロープが外れることがあるので、強風時は穴に通して縛ってペグダウンしている。
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エスパースソロのフライの処理の様子。
生地が2重になっているが、強度に不安がある。
あて布してしっかりとミシンで縫えば大幅に強度が上がりそうだ。
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ポールスリーブの様子。
切れ目がないので、ポールを差し込む時に引っかかることはない。
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クロス部分をアップで撮影してみる。
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エスパースソロには予備のバラポール1本が付属している。
ただしリペアパイプは別売りなので、エアライズ2のものを嵌めてみた。
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特に問題はなさそうだ!
無駄な買い物をせずに済んで良かった!
以上、今日は2つ並べてテントを設営してチェックしてみたが、改めてアライテントの良さが分かった。
別にアライ贔屓ではないが、長年連れ添って愛着が湧いているのでそう感じるのかもしれない。
エスパースにももちろんいいところがいっぱいある。
今度はエスパース君と一緒に苦楽を共にしてゆきたい。
きっとエアライズに負けないくらいに好きになっているに違いない!
 

追記(ロープの末端処理について)

 2つのテントを見比べた後もずっと考えていると、一つ気になる事が出てきた。
それは張り綱の切り口の処理。
確かエスパースの張り綱はダイニーマの2mmだったはず。
エスパースのペグの穴は小さいが、この張り綱を通すことができる。
ロープの切り口は綺麗に処理されていたと思う。私が自分でロープをカットする場合は、普通にハサミで切ってライターで炙るだけ。
切り口がボサボサになるが、ライターで炙ると解れにくくなる。しかし、丸くダマになって太くなってしまう。
切り口が太くなるとロープワークの時に邪魔になる。ここで切り口を太くならないようにカットする方法はないか考えてみる。
 
綺麗にハサミでカットして瞬間接着剤を塗る。
熱した鉄板に押し当てる。
 
2つの方法が思い浮んだ。
早速、自分でやってみようと思う。
 
後日、瞬間接着材でやってみると、解れてきて使いづらかったロープが一気に使いやすくなった。アメリカのPCTで使っても全く解れて来なかった。非常におすすめ。
 
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