こんばんは。からあげです。
北海道に上陸して今日で10日目となった。
最近、時の流れの感覚が麻痺してしまった。
もう何日目だとか全然気にしなくなった。
随分前から北海道にいるような気もするし、ついこの間やって来た気もする。
今となっては北海道は特別な場所ではなくなって、日常過ごす場所となった。
ニセコアンヌプリ(1308m)登山 2015.6.19
登山ルート
比羅夫スキー場~ニセコアンヌプリ~ニセコ野営場~ニセコアンヌプリ~比羅夫スキー場
今日も引き続き良い天気だったので羊蹄山のすぐ近くのニセコアンヌプリを登ることにした。
朝やって来たのはニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフだ。
要はスキー場で、通りにはオシャレな建物が建ち並び高級リゾートの雰囲気が漂っていた。
そんな場所に場違いなおっさんがやって来た。
登り始めはスキー場内を抜けてゆく。
途中、道が分かりにくくて随分と迷った。
地形図を取り出してチェックしたが、PDFの印刷で薄くて読みづらい。
行ったり来たりしてかなりのタイムロスとなった。
この作業道からの入り口が分からなくてスマホのGPSに頼ってしまった。
見た目がこんな感じで登山道とは分かりにくい。
赤ペンキ付きの石が目印
看板がないので通りすぎてしまった。
気を取り直して山頂目指して登ってゆく。
上に見えるのが山頂だ。
鏡沼とヒラフスキー場コースからのはルートは、マイナーらしく踏み跡は少し薄め。
ニセコアンヌプリ山頂に到着
山頂には測候所跡と避難小屋がある。
ニセコアンヌプリ 1,308m 300名山
ニセコアンヌプリはアイヌ語でニセイ・コ・アン・ヌプリ(絶壁・に向かって・ある・山)を意味し、明治時代の北海道庁の発行した地図に既にその名があるが、この山の南西斜面を下るニセコアンベツ川(アイヌ語でニセイ・コ・アン・ペツ=峡谷にある川)の水源によることから和人がアイヌ語風に作り上げた「幽霊アイヌ語地名」と言われており、「絶壁に向かってある山」状ではない。本来のニセコアンヌプリを指すアイヌ語地名は、チセ・ネ・シリ(家<等脚台形>・のようである・山)と松浦武四郎の残した資料などから推定され、双耳峰であるニセコアンヌプリの山容はまさにその形状となっている。
Wikipediaより引用
山頂からの眺め
向こうに見えるのは羊蹄山
山頂からは西側の五色温泉登山口方面に下った。
するとニセコ野営場のある辺りに下山した。
駐車場でなにやら作業をしている人がいたので話を聞くと、山に入って根曲竹(正式名称 チシマザサ)を取ってきた。今が旬でとても美味しいとのことだった。
根曲竹のたけのこ採り
そこでイワオヌプリに行くのは止めて、タケノコ採りをすることにした。
林道の方に歩いて行くと、笹薮の中からガサゴソと人が掻き分けている音がする。
Tシャツ一枚だったので、上にウインドブレーカーを羽織りフードを被って笹薮の中に突入した。
始めしばらくはなかなか見つからなかったが、そのうち結構簡単に見つかるようになった。
何度も出入りしてたけのこを採った。
帰りは同じ道を辿ってニセコアンヌプリを登り返した。
途中で道を間違えたが、登りの時に行ったり来たりしたお陰で無事、元の道に復帰することが出来た。
広大な駐車場に帰って来た。
根曲竹の調理
少し欲張ってこんなにも採ってしまった。
先っぽを落とし長い奴は鍋に入るように適当に短く切る。
そして沸騰したお湯に入れて湯がく。
根曲竹は湯がくと皮が簡単に剥けるようになる。
(これは駐車場の爺さんに教えてもらった。)
今日の晩御飯
たけのこご飯とたけのこのみそ汁
少し硬いところがあったが、結構イケた。
太いやつより細い方が柔らかくて旨かった。
採ったたけのこは一度では食べきれないので、毎食たけのこを投入して痛む前に食べきってしまう。
それにしても眠すぎるから今日のところはこれでおしまい。
明日は登山はやめてゆっくりするつもりだ。
走行距離 20.4km
ねぐら 倶知安町旭ケ丘公園キャンプ場
おわり
コメント
たけのこ美味しそうですね。
山菜を採って自給自足できればいつまでも北海道にいられますね。
羨ましいです。
海辺の町では魚釣りをしておかずをゲットする予定です。
皮付きで焼いても美味いですよ
そうですか。どうもありがとうございます。
財布にやさしいアウトドアということで毎日平均、
どのくらいお金を使っているのかも知りたいです。
ニセコは冬にスキーに行った記憶がありますが、今の景色のほうが良いですね。
月末に支出を報告するので、それまでお待ちください。