こんにちは。からあげです。
こちら知床は朝晩は冷え込み、もうすでに秋の気配を感じる。
晴れの天気が長持ちせず、急に雨に降られたりする。
しかしそれでも構わない。ガスに包まれ空模様が全く分からないので、天気予報を頻繁にチェックしてプランを練るのも結構楽しい。
昨日は知床峠でしばらくガスが晴れるのを待っていたが、一向にその気配はなかったので羅臼方面に下りることにした。
視界が良ければ羅臼湖に行ってみようと思っていた。
まあ、そんなに遠くないので空いた日にチャチャッと行ける。またの楽しみにとっておく。
それにしてもこの知床峠の看板が観光客に大人気だった。
全く景色が見えないので、看板の前で記念写真を撮っていた。
これは単なる看板で撮る価値はないと思うんだが。
私の車が観光客の写真に写ってしまったようだ。
熊の湯(くまのゆ)
入浴料 無料
男女別露天風呂(女湯は塀で囲まれて覗かれる心配はなし。)
男女別脱衣所あり
トイレ無し
羅臼の町に下りる手前でちょっと寄り道する。
無料の温泉があるとのことなので、素通りするわけにはいかない。
前日に岩尾別温泉に入ったばっかりで体は汚れていないが、気分をリフレッシュするために入ることにする。
場所は羅臼の町に下りる手前で、羅臼温泉キャンプ場入口の向かい側に熊の湯はある。
国道334号線の脇に10台ほどの駐車スペースがある。
前に看板は設置されているがそれほど大きくはなく、キャンプ場の入り口に気を取られていると見逃してしまうので注意。
駐車スペースから橋を渡って左に下りてゆくと露天風呂がある。
露天風呂は、男女別、ともに脱衣所あり。
女湯は塀で囲まれていて覗かれる心配はなし。
脱衣所は立派な小屋で棚が取付けられている。
湯船は広め、お湯は白濁色で温度は熱め。
備品は椅子とタライが備え付けられている。
体を流して中に入ると、肌がピリピリするほど温度が高い。
だが決して入れない温度ではない。一時耐えると体が慣れてくる。
あとは肩までお湯に沈め体を温める。
お湯が熱いのでそれほど長くは入っていられない。
しかし、それがいい。長風呂出来ないので回転が早い。
地元の方が毎朝掃除されているそうで、お風呂周りは凄く綺麗だ。
掃除の時間を除き自由に入ることが出来る。
周囲の森を眺めながら贅沢なひと時はいかがかな。
こんな露天風呂が無料で入れることに感謝する。
羅臼ビジターセンター
お風呂に入ってポカポカ温まった後は羅臼市街手前にあるビジターセンターに立ち寄る。
知床自然センターのように知床の情報収集をすることが出来る。
もちろん無料だ。
羅臼ビジターセンター
開館時間 0900~1700(11月~4月 1000~1600)
休館日 月曜日、年末年始
入館料 無料
シャチの骨のレプリカが目立つ
博物館並みなのに無料とは。
知床情報マップ
羅臼岳登山やカムイワッカの滝の情報など
旬の情報がぎっしりと書き込まれている。
知床らうす海洋深層水の試飲が出来る。
もちろん無料だ。旨くてついいっぱい飲んでしまったぞ!
ヒグマ展もやってるよ!
ドラクエ風のヒグマに関するクイズもあって楽しめる。
奥の会議室のようなところで知床の自然の映像も見ることが出来る。
約30分間。無料だがクオリティーは高い。
ビジターセンターの奥には間欠泉がある。
入り口に噴出予想時刻が貼りだされている。
5分前くらいにいって待っていると、予想外のところから吹き出した。
噴出は15秒ほどで終わってしまった。
はっきりした場所が書いていないので何処から出るのか楽しみにするといい。
ただし、危険なので柵の外には出てはいけない。
参考リンク 羅臼ビジターセンターHP
ビジターセンターでタダでお勉強した後はねぐらを探す。
羅臼の道の駅を覗くと隣に未舗装の臨時駐車場がある。
空いてていい感じだ。隅の方にこそっと停めさせてもらう。
登山靴の応急修理
ねぐらが決まったところでさっさとやるべき事をやる。
ウトロで何者かに齧られた登山靴を修理する。
いろいろ考えた末、一番簡単な布テープを用いることにする。
修理とは言っても応急的にするだけだ。
北海道から戻った後で業者に出してしっかり直してもらうことにする。
なので今後の本修理に支障が出る直し方はしない。
布テの他には銀マットだ。
クッチャロ湖畔キャンプ場でゲットしたあの新品同様の銀マットだ。
登山に用いるには大き過ぎる。
端の余分な場所をカットして使うつもりなので、端の方をカットしても問題ない。
失くなってしまったタンの部分を銀マットで作る。
適当に合わせる。
このまま布テで貼っても直ぐに剥がれると思われたので、糸でざっと縫い合わせる。
銀マットの方には布テで補強しておく。
ブラックジャックのような綺麗な縫合は難しい。
要は銀マットが外れなければいいだけだ。
あまりしっかりやると、靴が傷んでしまう。このくらいの適当さで丁度いい。
あとは上から布テでグルグル巻にする。
アンクルパッド2箇所はそのまま上から布テを貼る。
一番大事なのはタンの部分だ。他はこれ以上傷まないようにするだけ。
靴紐をしっかり縛れるようにしておく。
下りでつま先が靴に当って痛くなるのは辛い。
一時はどうなることかと思ったが、案外上手く行った。
これなら直ぐにダメになってしまうことはないだろう。
ある物で応急修理する。
直してもどうせ外してしまうので、お金をかけるのは勿体無い。
登山靴を修理したので、羅臼の町に遊びに行く。
とは言っても図書館に行くだけだ。
夜の街に行って飲み屋に入れば大金を使ってとんでも無いことになってしまう。
昔はそんな遊びもしていたような気がする。
やって来たのは羅臼の公民館だ。なんと公民館の中に図書館がある。
所狭しと並ぶ本棚に本がぎっしり詰まっている。
本が入りきらないので横にして隙間に入れたりもしている。
それほど広くはない館内だが、本の量は十分だ。
ウロウロして面白そうな本を選び1時間ほど読んだ。
おらたちの島を返せー
先ほどの看板で羅臼が国後島に近いことを思い出す。
防波堤から海を見ると向こう側に国後島が見える。
こんなに近いのに行くとなると手間暇とお金がかかる。
羅臼から定期便が出るようになったら遊びに行ってみたい。
今日は昨日の分のみをアップすることにした。
今日の分まで入れてしまうとボリュームがあり過ぎて時間がかかる。
ネタの出し惜しみではないが、あれこれプランを練る必要があるので、時間稼ぎにネタをストックしておく。
登山靴の修理した結果どうなったかは明日アップすることにしよう。
さあてまた雨が降り始めたぞ。今日はどうしようか。
昨日の走行距離 18.2km
昨日のねぐら 道の駅「知床・らうす」
おわり
コメント
こんにちは。
今、隊長を追っかけた訳じゃ無いですが、
北海道三日目です。ネカフェ二泊ですww。
今日は旭川でサウナに宿泊予定です。
青春18切符は移動がしんどいし、
周れる所が限られます。
来年以降、車での旅も検討します。
いいですね~。
電車旅は制約がありますが、車旅では味わえない体験が出来ますね。
こんばんは
なんとかなるものですね、補修道具もザックに詰め込めば縦走も行けそうです。
環境問題って私もあれこれ気を使ってきたのですが、ある時ふと思ったのですよ。
「自然環境を守る」って人間に取って都合の良い自然環境を守るって話なんですよね。
結局環境保護って人間のエゴなんだって気が付いたのですよ。地球が誕生してず~っと長い間人間なんて居なかったわけですが、人間が住めるような地球環境に変化したのでこれを維持しようって事ですよね。
大昔大気のほとんどが二酸化炭素だった頃から植物の光合成などで徐々に減り今や0.0数%になちゃってこのまま放置すると二酸化炭素が不足して植物が光合成できず絶滅の寸前だったのです。このように地球上の生物が地球の環境を左右してきましたが人間が環境を変えるのはよろしくないらしいです。人間がほんの僅かですが二酸化炭素を増やしているのに制限しようとしています。
どんなに環境維持努力をしようが太陽が燃え尽きれば全てオシマイ、限りある資源だからって太陽冷やすわけにもいかんでしょう。視点を宇宙に移すと地球上での人間の活動だって自然現象なんですよね。そう考え出してからは、なるようにしかならないのだと思い始めました。
でも森を切り開いてゴルフ場や豪勢なホテル立派な高速道路が美しいとは思えず畑や田んぼなら許せてしまいます。そんな意味で細々とした砂利道の林道くらいは勘弁して欲しいところ、命がけじゃめったに走る車ありませんしね。この辺りになると好みの問題で環境問題じゃ無いです。
でもフクイチの放射性物質は全ての英知と技術と努力で早急になんとかせにゃならん一大世界環境問題だと思っています。ハイ!
林道が開通するだけで不法投棄や盗掘、密猟をしに人間がやって来ます。
治山のためとはいえ、税金を大量に投入して山奥に立派な林道を作るのは馬鹿げています。
政府や電力会社はこのままウヤムヤにしてしまおうという作戦です。
安全確実な汚染水の処理方法なんてこの世に存在しません。