こんばんは。からあげです。
今日も天気が良かったのに、登山を見送ってしまった。
3時に起床して5時過ぎに登山口に着いたが、急に面倒くさくなって止めてしまった。
幌尻岳日帰り登山で無理をした為か、寒いだの、熊が怖いだの、川の水量が多いなど、なんでも理由を付けたがる。
余りに凄い拒絶反応に登山を中止した。
昨日は雨の合間を縫って焚き火をして遊ぼうとした。
インチキしてガソリンを使って着火した。
始めはよいがガソリンが燃え尽きると、一気に火力が落ちて消えてしまう。
駄目な時は 何をやっても駄目みたいだ。
旭浜漁港北側に残る旧日本軍のトーチカ群を見学
今日は敗北感いっぱいでキャンプ場を後にする。
気分が沈んで仕方ない。
やって来たのは、太平洋が見える小さな旭浜漁港。
この漁港の北側に目指すものがあった。
旧日本軍が設置したトーチカだ。
敵の上陸に備えて海岸線に設置されたもの。
戦後70年経った現在でも、北海道の一部の海岸に残っている。
この付近の海岸にはいくつか残っていて、ほとんどが砂に埋もれているものの、中に入れるものもある。
このトーチカは中には入れそう。
熊が住み着いているわけではなさそうだ。
意を決してなかに潜入する。
中は何も無い。
機関銃を出すための穴があるだけ。
穴から外を覗いてみた。
300メートルほど向こう側にこちらを向いたトーチカがある。
こんなところに入って敵を待ち受けていても、上陸前に砲撃されてお仕舞いだ。
こんなもので本当に上陸を阻止出来ると思っていたのか。
お偉いさんが逃げるために時間稼ぎするのが真の目的だ。
遠目に見ると消波ブロックのように見える。
もう少し海岸から離れていれば住めそう。
景色がいいので今日は海岸のそばで車中泊する事にする。
焚き火でご飯を炊く
海岸には多数の流木が打ち上げられている。
これらを使ってご飯を炊いてみることにした。
今回もインチキしてガソリンを使う。
ある程度火の勢いが付いたところで鍋をセットする。
定期的に鍋を動かして薪を補充する。
初めは火の勢いが弱かったが、囲った石が熱を持ってくると火力アップした。
焚き火で炊いたご飯と味噌汁。
ロケットストーブより効率が悪いが、きちんと料理出来る。
純粋な焚火でご飯を炊いたのはこれが初めてだ。
初めてにしては上出来だな。
よくやったおっさん!
鍋の底はヤニや煤でいっぱい。
アルミの鍋なので海水で洗う。
打ち寄せる波のタイミングを見計らって洗っていたが、油断していると急に大きな波が来て靴がずぶ濡れになった。
ご飯が終わると焚き火タイム。
火を扱う難しさ、楽しさ、そして便利さを味わう。
今の私に欠けているのは本来人間が持っている野生の力だ。
便利な車で寝泊まりしていて感覚が鈍ってしまっている。
たまには焚き火しないと駄目みたい。
今、ラジオを聴きながら焚き火の横で、ブログ更新中だ。
星が空一面に広がっている。
目の前はどこまでも続く太平洋。
人工的な明かりは灯台と漁港の外灯くらいで、付近は焚き火で薄らと浮かび上がっている。
なんだか非常にくつろげる。
今日は少しゆっくりしてから車に戻ろうか。
走行距離 73.3km
ねぐら 旭浜漁港北側付近
おわり
コメント
さて、私はぼちぼち内地に引き揚げようと思います。
ここ数日雨ばかりで、思うように外で過ごすことが出来ません。
明日以降もあまりぱっとしない空模様のようです。
残り少ない北海道の旅が良き旅となりますよう。
どうもお疲れ様でした。
私はあともう少し残って北海道を楽しむことにします。
焚き火、羨ましい~
キャンプ場なんかでも禁止の所が多くて中々出来ないですね、
火を見てると不思議と落ち着くというか、
都会で暮らしていると最高の贅沢!ではないかと思います。
都会だと問答無用で禁止、キャンプ場も直火禁止なところばかりですね。
焚き火OKなサイトだとあちこち燃え残った炭が落ちていてテントを汚します。
やっぱりキャンプ場は、焚き火台使用にした方が良いと思います。