こんばんは。からあげです。
今日は実家の土地建物の登記に行ってきた。
昨日、親父の生まれの役場から戸籍謄本が届いたので、善は急げと言わんばかりにチャチャっと済ませてきた。
先週、一度管轄の法務局に赴いて、登記の方法を詳しく聞いておいて申請書類を作成し、今回必要書類を一式纏めて持って行った。
法務局には登記相談コーナーというものがあって、出向けばびっくりするほど親切丁寧に教えてくれる。
ネットで事前に予習しておいてから説明を聞けば、専門用語など理解しやすくなる。
去年、土地購入時と住所変更の登記を自分でやってみて意外と簡単だった
ことが分かったので、実家の所有権移転登記も自分でやることにした。
今回、相続に伴い所有権移転登記を行う不動産は、土地が3筆と家屋が一つ。
相続人はおかんと兄貴のみ。
私は不動産を貰っても維持費が掛かるし、実家に棲みつく気はさらさらないので遠慮した。
おかんも結構いい年でこの先長くはないだろうから、あとの手間を考えると土地と家屋全てを兄貴の名義にすれば楽だし、税金も安くなるけど、何らかの事情により人手に渡ってしまって家から追い出される可能性もないことはないので、安全の為におかんと兄貴二人に分散させることにした。
これは親父の意向でもあったので、故人の意思を尊重した。
相続を原因とする所有権移転登記に必要な書類
被相続人(故人)の出生から死亡するまで全ての戸籍、除籍の謄本
被相続人の住民票の除票(本籍の記載のあるもの)または戸籍の附票(登記簿上の住所との関連がわかるもの)
相続人全員の戸籍謄本又は抄本
被相続人の死亡日以降に作成されたもの
登記を受ける人の住民票
本籍の記載があるもの
住民票コードを記載すれば必要なし。
遺産分割協議書
署名した人全員の実印の押印及び印鑑証明書が必要となる。
相続関係説明図
無くても良いが、これを添付すると登記完了後に戸籍謄本の原本を返してもらうことが出来る。(戸籍謄本は他の手続きにも必要なので返して貰ったほうがよい。)
相続する不動産(土地・建物)の固定資産評価証明書
役所の税務課で発行される。
登録免許税(評価額の1000分の4)
登録免許税が3万円以下の場合は、収入印紙を申請書に貼り付けて提出することで納付することが出来る。
収入印紙は法務局の窓口で購入可。
登記申請人、代理人の認印
委任状
代理人が申請する場合。
委任者の印は認印でOK。
被相続人の戸籍謄本を取り寄せるのに時間が掛かるので、早めに請求手続きをしておくとよい。
本日申請書類と添付書類一式を持って法務局の登記相談窓口に行って書類をチェックしてもらった。
少しの訂正があったものの、訂正印で済ませて無事登記の申請をすることが出来た。
登記が完了して登記完了証と登記識別情報を受け取ることが出来るのは、3月18日となる。
年度末で登記申請の件数が多いことと複数の人間で書類をチェックするので時間が掛かるらしい。
自分はあまり働かないのに、人には超過勤務をしてまで働いて早くしてもらおうとは思わないので、別のことをして待とうと思う。
今回は土地の権利証(登記済証)が紛失するという事件があったけど、別に無くても無事申請することが出来て本当に良かった。
(相続の場合は、売買による所有権移転とは違い、事前通知による本人確認の必要はなし。)
今回の登記の件で私は家族に使える男?として認知されたようだから、今後発言力が増すのではないかと密かに期待している。
私は好きな時に実家に泊めさせて貰えればいいだけだから、どうのこうの言うつもりはないけれど。
登記申請書等の様式について(法務省HP)
不動産登記Q&A(法務局HP)
登録免許税の計算方法の他、各種詳しい説明ある。
登記済証(権利証)を紛失したのですが、どうしたらよいのですか?
上の法務局Q&Aの中にあるもの。PDF
家庭菜園に咲く菜の花(カブ菜)おかんに毟られた後を写す。
春の訪れを知らせる菜の花。
生命力が満ち溢れている。
早速茹でて食べてみた。
何も付けずにそのまま食べても柔らかく非常に美味しい。
旬のものを食べてエネルギーを充填させてもらう。