寒暖の激しいロフトの居心地

こんにちは。からあげです。

 

今朝、髭剃りしたついでに鼻毛を切ると、なんと白髪が増えていた。
鼻毛に白いものが混じるようになったのは、いつ頃からだろうか。
全然記憶に無い。
鼻毛は伸ばすものじゃないので、目立たないから全然構わないが、ひたひたと迫ってくる老いに焦りを感じてしまう。
くそ!このままではあっという間に爺さんになってしまう。

 

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朝の調理風景

水道のところまで行って野菜を洗ってカットする。
時間をかけるとまな板とブロックがくっついてしまうので、出来るだけ短時間に済ませる。

 

 

この冬は薪ストーブのお陰で温かい夜を過ごすことが出来ている。
テントで暮らしの時とは、雲泥の差だ。
テントの時は、早めに晩御飯を済ませて寝袋に入らないと凍えてしまっていたが、小屋を建てて薪ストーブを焚くようになると生活がガラリと一変した。
夜になっても暖かく過ごせるので、活動時間が長くなった。
読書をしたり、絵を描いたり、薄着でゴロゴロ出来るようになった。

 

そんなことが出来るようになったのも、薪ストーブのお陰だ。
しかし、一点だけ困ったことがある。

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普段、1Fで食事を済ませてしばらく寛ぐと、ロフトに上がって寝るまで読書している。
薪ストーブで暖められた暖かい空気が上がってくるので、ロフトは暖かいを通り越して暑いくらいになっている。
屋根の形状が片流れで、寝床のある南側の天井が高くて、寝床の方に暖かい空気が押し寄せてくる。
ストーブを焚けばロフトは直ぐに暖かくなるので快適なんだが、暑すぎるのは困りものだ。

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そこでロフトにある2つの窓を全開にして暖かい空気を外に逃している。
小さな3坪小屋には、普通の薪ストーブでもオーバースペックだ。
しかし、小さなストーブだと大きな薪が入らないので、薪割りが大変になる。
出来るだけ弱火で長時間焚き続けるしかない。

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当初は、ロフトのプラダンからある程度の熱が逃げるだろうから、それほど暑くはならないと思っていた。
しかし、予想を上回るプラダンの断熱性能で、ロフトは冬でも南国になってしまった。
外が寒い時に触っても、ひんやりとしない。

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中空構造のプラダンは、中に空気を溜め込むため、予想以上の断熱性能があった。
厚さ4mmで、加工しやすく、軽くて光を通すので、小屋の窓にピッタリの素材だ。
定規を当ててカッターを当てれば簡単に切れてしまう。

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ロフトの南側の壁は、2×4材縦(89mm)の隙間にグラスウールをたっぷりと詰め込み、厚さ12mmの針葉樹合板2枚でサンドイッチし、外壁に漆喰を塗った構造となっている。
壁を触ると仄かに暖かく、かなりの断熱性能を有している。

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ロフトの天井となる屋根の構造は、9mmの野地板合板の上に1mmのアスファルトルーフィングを敷いて下地材で押さえて上からガルバリウム波板を打ち付けてあるだけ。
そのため、断熱性能が低く、触るとひんやりと冷気が伝わってくる。
夏場は、葉っぱが生い茂って屋根に直射日光が当たる時間が少ないし、銀色のため熱を反射してくれるため、ロフトはそれほど暑くはならない。
冬場の放熱性の良さが問題となるだけだ。

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就寝時の様子

冬用寝袋の中にスッポリと入ると暑くて眠れないので、ジッパーを開けて掛け布団のように上にかけて寝ている。
下は、床材の9mmのOSB合板の上にゴザを敷き、その上に6mm程度の銀マットを敷いているだけ。
それでも非常に暖かい。
ロフトの窓は2つとも全開にしている。

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薪が燃えている時はロフトは南国だが、薪が燃え尽きてしまうと窓と天井部分から熱が逃げて次第に温度が下がってくる。
眠りが浅い時には、寒くなってくると自然に目覚めるのだが、熟睡している時は気が付かなくて目覚めた時には体が冷えきっている。
一昨日は、全然目が冷めなくて気が付いた時には、体がかなり冷たくなっていた。
昨日はずっと寒気がしていた。

脳がリラックスモードのまま眠りについているので、五感が鈍感になっているのかもしれない。
寒いからといってストーブをガンガン燃やして暖かくすると、火が消えた時との温度の落差が大きくなって体が対応できない。

ロフトが暑すぎるからといって、1Fで寝るのは暖かい空気が勿体無いような気がする。
火が消えるまで待ってから寝るとすると、眠たいのにずっと待っていなければならない。

 

もう、気をつけておくしかない。
寒さを感じたら早めに目覚めるしかない。
野生の感覚を蘇らせよう。

 

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今日の夜から雪が降るということなので、外の木が雪に埋もれる前にカットしてタープに下に積み上げておく。
雪が積もればシートを掛けて置いてある薪置き場の薪しか使えなくなるので、乾燥している今のうちに処理したい。
太さ5センチ程度の枝だと切れ味の悪いノコギリでもそれほど体力を消耗せずにカットすることが出来る。

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小屋内に薪をたくさん運び入れて今夜の雪に備える。

 

さあ、来るならいつでも来てみろ!
今日は遅くまでストーブを焚いて過ごすことにしようか。

 

 

おわり

 

コメント

  1. かのや より:

    今週あたりは雪の予報がどこも出てますね
    私が住んでる鹿児島でも雪の予報が出ていました
    今度の火曜あたり降りそうです隊長も風邪を
    引かないようにご注意ください

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      薪ストーブがあるので小屋は快適です。

  2. ちえさん より:

    初めてコメントいたします。
    いつも敬意をもってブログを拝見しています。寒暖の差の激しいロフトでの就寝、興味深く読みました。つい体が冷えるということですが、湯タンポをお使いになってはいかがでしょうか?ストーブでお湯は豊富にお作りになれると思います。ストーブが消えても湯タンポを抱えていれば随分違うのではと思いました。エコで、からあげ隊長さんのポリシーにはあまり外れないのではと。余計なことでしたら、悪しからず。
    これからも楽しく拝見させていただきます。
    風邪などひかないようにお身体を大切にしてください。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。

      湯たんぽは持っていますが、ストーブのお陰で出番はありません。

      風邪ではありませんが、体調を崩してしまいました。

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