煙突掃除4回目～鬱払いをする

こんばんは。からあげです。

 

昨晩、ご飯が炊きあがる頃、薪ストーブの燃えが悪くなって隙間から煙を吐き出し、小屋の中に煙が充満した。
窓を開けても、続々とストーブから出てくるので、いつまで経っても視界は回復しない。
そこで燃えている薪を外へ放り出した。
ストーブの時期はもうそろそろ終わりだが、使い勝手が良いので、もうしばらく使いたい。
炊飯と除湿のためだ。

ロケットストーブもいいが、太くて長い薪ストーブ用の薪が入らないので、細かくしないといけなくて面倒。
それに薪が思ったより余ってしまったので、消費してしまいたいこともある。
薪を使わなければ、まだ敷地内に山と積まれている丸太を処理できない。
下の方から腐ってきていて、薪になるタイムリミットが迫ってきている。
どうせ次の冬は、海外遠征の資金稼ぎのために出稼ぎは確定なので、そんなに薪が要らない。
使えるうちに使ってしまおうということだ。

今朝、ストーブの様子を見たあと、燃え残っていた炭が再び燃え出してストーブが熱くなってしまった。
煙たいなあと思っていると、薪ストーブから煙が漏れていた。
そこで、燃えていた炭をすくって外に放る。
しばらくは冷めないので、すぐに煙突掃除は出来ない。
仕方ない、昼からやることにした。

前回の掃除は、2月4日。
1ヶ月小屋を留守にしていたとはいえ、なんと2月以上も経っていた。
よく今日まで持ち堪えたものだ。
今回は掃除のし甲斐がある。

参考記事
ノコギリの目立てと薪ストーブの煙突掃除など（2015/12/29）初回
煙突掃除２回目～すぐやる習慣をつける（2016/1/14）
壁の内部結露チェックと煙突掃除3回目（2016/2/4 ）

煙突を外したところ。
今回も掃除したあとは、いつものように元通りに組み直す。
外煙突の縦部分を外す時にゴソッと煤の塊が落ちた。

煙突内部の汚れ具合

これより薪ストーブ側から（エルボー半管ーエルボー直管ーエルボー直管ー直管ー半管ーT字トップ）順に説明する。

薪ストーブ直後のエルボ

既にここから汚れている。
これは期待大だ。

半管（室内側の縦の部分）

これは凄い。かなりの詰まりようだ。

エルボ（半管とメガネ石を貫通する直管を接続する。）

もうほとんど詰まってしまっている。
よく燃えていたものだ。

直管（メガネ石を貫通する横の部分）

半分ほど詰まっている。
直管部分は意外に汚れていない。

先ほどの直管を傾けると煤が出てきた。
サラサラとした状態。

エルボ（外側の横から縦管を繋ぐ部分。）

完全に詰まってしまっている。
上から落ちてきた煤が溜まったようだ。

直管（下から1本目）

今回もエルボがタールでくっついて外せなかった。
内側に煤の膜が出来ている。
ブラシを突っ込むとゴソッと取れた。

先ほどの直管とエルボから出てきた煤。
こちらの方は、少し湿っぽい。
先日の大雨で中に水が入ったのか。
よくもまあこんなに溜めたものだ。

直管（下から2本目）

ねちゃねちゃとしたヤニの汚れが多い。
ブラシを入れても煤の膜がなかなか取れない。
外を叩くとゴソッと取れた。

半管（下から3本目）

こちらもなかなかの汚れ。
粘着物質がこびり付いている。

T字トップ（縦側）

多少はマシになっているか。
やっぱり煤が湿っぽい。

T字トップ（横側）

これだけ汚れていると掃除のし甲斐がある。

ストーブ本体を外に出してフタを外したところ。
本体は変わりはなし。
各部を点検したあとで、中の余分な灰を捨てて直ぐに復旧した。
今回は、中の反射板は取り外ししなかった。

組フタと前フタの裏側
今回はかなりヤニっぽい。

ストーブ背後の煙突接続部

多少汚れているだけ。

メガネ石周りに異常なし。
自作のものだが、よく保っている。

下をほうきで掃いて組み立てた。
煙突の取り外しと組み立てが上手くなり、30分ほどで掃除は終了した。

煙突が傾いてしまったが、強風は吹かないので、そのままとした。
ストーブを片付ける4月下旬ごろまでは大丈夫だろう。

先ほど、晩ご飯を炊くためにストーブに火を入れた。
久しぶりに聞く元気な燃焼音。
着火しにくくなったら、そろそろ掃除の時期だろう。
燃焼効率が良くなって薪の消費量がぐっと減った。

排気もスムーズ。
やっぱり、煙突掃除は異常を感じたら直ぐにやる方がいい。
頑張って使っていても薪を無駄に消費するだけだ。

やることをやったらスッキリした。
これで残りの僅かな薪ストーブライフを楽しむことが出来る。

 

そう言えば、今日からコンポストトイレを使い始めた。
始めに落ち葉を入れてその上に落として土を被せた。
すると匂いは全くしなかった。
先ほど、本日2回目の大をした。
フタを開けると微かに臭うのみ。
中をかき混ぜると匂いが湧き出てきた。
見た目、ほとんど分解は進んでいない。
用を足したあと土を被せると匂いはしなくなった。
しばらくはよく観察して微生物の活躍を見守るとしようか。

さあて、明日も抜根が待っているから、早めに寝るとしよう。

 

おわり