こんにちは。からあげです。
今日は車道歩きが多い一日だった。
歩道のない国道を歩くのはかなり辛かった。
四国遍路で慣れたとはいえ、ヒヤヒヤドキドキの連続。
それでもなんとか乗り切った。
途中、何度もコースを間違えてしまい、無理に戻ろうとしたため余計にタイムロス。
そして、一番痛かったのは、黒崎手前の遊歩道が工事中で通れなかったことだ。
お願いしても通してもらえなかったので、かなり戻って車道を長いこと歩かなければならなかった。
昨日の玉川キャンプ場は貸し切り状態だった。
飯を食べると電子書籍を少し読んでから寝た。
キンドル端末は電気を食わないのがいい。
暇つぶしにスマホを弄っていると直ぐに電池がなくなってしまう。
今日の朝ごはん。
大麦入り白ご飯にカレーと具だくさん味噌汁。
玄米を食べたいが、浸け置きしておかないと、芯が残って旨くないので、今回は白米を食べている。
食物繊維を補うために、少量の大麦を混ぜている。
そのため、毎日のお通じはある。
今日は4時にちゃんと起きて活動を始めた。
出発は6時ちょうど。
ちょうど朝日が昇ってきた。
玉川海岸に下りると流木がてんこ盛りとなっていた。
これはいつのものだろうか。
玉川海岸を振り返る。
ここで泊まってキャンプファイヤーをやっても良かったな。
どれだけ燃やしても燃料がなくなることはない。
国民宿舎えぼし荘の入り口の看板。
鮭の子供らしい。
サーフボードを持っておませちゃんなんだから。
道路脇に縦列駐車してある漁船。
小さな漁港へ下りてゆく道はたいていこんな感じ。
交通量の少ないトンネルを歩く。
先ほど、ナイスな野宿適地を見つけてご機嫌なおっさん。
夫婦岩をスルーしてしまう。
昨日も同じような岩があったからヨシとしよう。
ヘルプミー!
これが正規のルート。
地図がないと入り口が全く分からない。
三陸鉄道の陸橋。
凄い高さがある。
譜代(ふだい)の町の中のお店でパンを購入する。
美味しそうな魚が売っていたのを見てヨダレが垂れそうになった。
買い物中はソーラーパネルで発電しておく。
譜代水門
東日本大震災の時、この水門で津波の勢いが大幅に軽減されて死者が出なかったそうな。それで奇跡の水門と言われている。
当時、建設を強行した村長は随分とやいのやいの言われたことだろう。
流木の山
薪になるように適度にカットしてある。
よく乾燥しているから、ちょっと寝かすだけで燃えてくれそう。
太田名部(おおたなべ)漁港
たくさんの漁船が停泊していて凄く賑やか。
海岸線の道路を歩き黒崎(くろさき)へ向かう。
潮風が気持ち良い。
黒崎手前の海岸沿いの遊歩道は工事中で通れなかった。
お願いしてみたが、落石で危ないのでダメ、と言われてしまった。
このタイムロスと体力の消耗が痛かった。
移動式のトイレ
今はこんなものがあるんだな。
昔はそこら辺でしていた気がする。
急傾斜の道路を歩く。
ダブルストックの有り難みを感じた。
おや、チョッパーじゃないか。
ルフィーもいる。
ちゃんとした本物だった。
最近の工事現場はしっかりしてるな。
黒崎展望台からの眺め。
急な坂道を延々と歩いてきたお陰で凄く嬉しくなった。
体に景色が染み渡る。
黒崎灯台
断崖の上に立っているらしい。
ぜひとも海から見たいものだ。
こっちはアンモ浦展望台からの眺め。
これは凄い。
今日は黒崎のキャンプ場で泊まることにした。
最近、ちゃんとしたとこばかりなので、おっさんは不満だったが、この先のことを思うとここで泊まって態勢を整えようと思った。
昨日は料金を取りに来なかったけど、今日はおっちゃんが取りに来た。
フリーサイト300円。リーズナブルで満足。
近くの国民宿舎で日帰り入浴ができるので、まだ3日しか経っていないのに、温泉に入ってしまった。
ちょっと贅沢過ぎやしないか。
スキンヘッドにして髪の毛を伸ばすと後で剃るのが大変だし、石鹸の匂いをさせておけば熊よけにもなるから奮発してしまった。
この先、黒崎から北山崎の断崖にはクマが住み着いている、とおっちゃんから聞いた。
朝早いのでクマが徘徊している可能性もある。
クマとバトルも面白いかもしれないが、お腹が空くので普通に通りたい。
さあて、真っ暗になったことだし、そろそろご飯の準備を始めるとしよう。
お昼がパンだとお腹が空いてしかたない。
おわり
コメント
最近は、日本でも観光観光と叫ばれているが、欧州では、主要道路に徒歩旅行でも耐えられるような歩道があるのですが、やはり、モータリゼーションといったらいいのか、そういうものを作らないですね。
からあげ隊長、国道危機一髪は、ちょっと熟考すれば、一冊の本になりますよ。
道路の酷さを愚痴ってもどうにもならないので、どう安全に歩けるか考えてゆきたいですね。