ジムニー(JB23W)タイヤパンク器物損壊事件の報告書

自分の家の庭に停めておいたジムニー(JB23W)が何者かによってタイヤをパンクさせられていた。犯人は車に装着していた夏タイヤ5本のほか、シートをかけて保管していたスタッドレスタイヤ5本も全てパンクさせたのだった。

スタッドレスタイヤの保管場所を知ってる、つまり私のブログを見ている者(決して読者ではない。)の仕業だ。私がアメリカにいる間に悠々と犯行を行い立ち去った。犯人は私がPCTで右足を傷めていること、車がないとまともな日常生活を送れないような山奥に住んでいることを知っている。非常に悪質で陰湿、最低な人間だ。

スタッドレスタイヤまでパンクさせられて車を動かせないため、長期間にわたり不自由な生活を強いられた。買い物、図書館に行くにも痛い足を引きずって何時間も山道を歩いた。

犯人に告ぐ!
こんにちは。からあげです。 昨晩は空港で泊まり、始発電車に乗って戻ってきた。 途中で松屋に寄り朝食を食べる。 ご飯特盛りでちょうど500円。アメリカ帰りだと安く感じでしまう。 高速バス停から小屋まで歩いて3時間。 ようやく辿り着いた。もうへ

 

こんにちは。からあげです。

今日はそんな卑劣な犯行の一部始終を私の解説を交えて報告したい。

 

発見から被害届提出

 

帰宅 2017年10月18日 12:35ころ

アメリカLos Angeles国際空港(LAX)から北京国際空港(LAX)を経由して2017年10月17日21時過ぎ、東京羽田空港(HND)に到着した。帰国した日はすでに遅くて長時間のフライトで疲れていたため、空港泊して翌朝山梨県の家に帰ることにした。

最寄りの高速バス停から家まで歩いて約3時間。途中、スーパーに寄って食料品の買い出しを行った。
小屋にようやくたどり着いたのは12:35分ころ。半年ぶりの我が家に心が浮き立った。

敷地に入ると雑草が伸び放題に伸びていて、草をかき分けて小屋に近づいた。しばらくは草刈りに追われるだろうと考えた。

荷物を持っていたので、すぐに入り口の鍵を開けて中に入った。小屋の中は出発当時のままで、ほのかなカビ臭い匂いが漂っていた。

小屋西側のようす

巨大な草が生えて通れないようになっていた。荷物置き場のブルーシートには落ち葉がたくさん降り積もっていた。

私が一番気がかりだったのは、敷地内に停めていたジムニーだった。湿気の多い山林のため、傷んでいないか気になっていた。ジムニーはソーラーシステムを搭載していて、小屋暮らしに必要な電気を供給してくれる。

左後ろのタイヤに違和感を感じたので草をかき分けてじっくり見てみると、なんと空気が抜けてペチャンコになっていた。

しかしまだこの時は、呑気にあとで空気を入れようと思っていた。

ボンネットを開けてエンジンルームのチェックをしてエンジンをかけてみた。バッテリーが弱っているらしく、あと一息のところでかからない。バッテリーを充電してから再びエンジンをかけることにした。とりあえず後回し。

続いて水道施設のチェックを行う。

我が家は私設水道が整備されていて、土地の片隅の蛇口から水が出る。元バルブを開けると蛇口から勢い良く水が出た。ヨシ、水は問題ない。

水道施設の方向から敷地内のようすを撮影した。
半年間のうちに下草がびっしりと生えてしまっている。帰宅間もないが、草刈りのことを思うと、そうのんびりはしていられなかった。(この時、頭の中で復旧作業に要する日数を計算していた。)

 

発見 2017年10月18日 13:00ころ

ひとまずジムニー周りの草刈りを行うことにした。ボディーの表面に苔のようなものが付いている。劣化したジムニーを見るのは忍びないため、少しでも早く小奇麗にしてやりたかった。

左前のタイヤの草刈りを行っているところ。先ほど左後ろのタイヤが空気が抜けているのを確認したところだった。「左前も抜けているな。ヤレヤレ。」と思いつつ草刈りを続ける。

左前に続いて右前のタイヤの周りの草刈りを始める。なんと右前のタイヤの空気も抜けていた。「お、お前もか!これはおかしい。」この時、私は初めて異変に気がついた。

 

長期間駐車しておくため、あらかじめ多めに空気を入れて空気圧を高めていた。それなのにどうしていくつものタイヤの空気が抜けているのか。他のタイヤもチェックすると、スペアタイヤを含めたタイヤ5本全ての空気が抜けていた。ありえない!私は何者かによってパンクさせられたことがようやく分かった。

自転車の空気入れで空気を入れてみると、サイドから空気が漏れる音がする。近寄ってその箇所を見ると、小さな穴が空いていた。

 

嫌な胸騒ぎがしたので、小屋西側にシートをかけて置いてあるスタッドレスタイヤ5本もチェックしてみた。すると触っただけで何本かのタイヤの空気が抜けていることが分かった。シートの下に保管していたタイヤまでも空気が漏れるなんて考えられない。これまでこうしてタイヤを保管していたが、ハッキリと分かる空気漏れをおこすことはなかった。(多少抜けていたくらいだった。)誰かが故意にパンクさせた意外には考えられなかった。

なお、シートをかけておいたにも関わらず、シート内側のタイヤ置き場周辺は大粒の水滴で濡れていた。たくさんの水滴は結露ではなく、雨の日の犯行であることがうかがえた。

 

私はすぐさまスマホを手に取り警察に電話をした。

警察が到着するまでの間、遺留物に注意しつつ車の周辺の草刈りを最低限行った。
草に埋もれた状態では被害状況が分かりづらい。

別件で出ているパトカーが向かうとのことで、今か今かと到着を待っていた。

 

警察官到着 2017年10月18日 13:30ころ

警官2人が乗ったパトカーは私の家の前をそのまま素通りし、上の別荘団地のところまで行ってしまった。私は傷みに堪えてパトカーの方まで走って行った。

パトカーは引き返してきて、近くの林道脇の膨らみに駐車し警官2人がやってきた。私は発見から被害状況まで警官たちに詳しく説明した。(細かいやり取りは省略)

被害届を提出するため、私は警察官の写真撮影や現場の調査に立ち会った。その間、私は食品工場で付けるような帽子とゴム手袋を着用していた。

スタッドレスタイヤに空気を入れて空気漏れ箇所を確認しているところ。
分かりやすいように石鹸水を塗って泡立ちを見て確かめた。

調査中のようす

自作スペアタイヤカバーは取り外した。

1本ずつ丁寧に漏れの箇所をチェックしてゆく。

チェックの済んだタイヤを玄関前のウッドデッキに積み重ねておいた。

小屋西側の荷物置き場にスタッドレスタイヤ5本を保管していた。写真はタイヤ全てを出したところ。

穴の箇所をアップで撮影。赤い矢印は警察官が貼った目印のシール。

警察が引き上げたのは薄暗くなってきた17時まえころ。昼飯も食べずに空気漏れのチェックや立会をしていたため、どっと疲れがでてきた。飯を炊く気力がなかったため、ガスストーブで即席ラーメンを作って食べた。ほとんど後片付けができずに一日が終わってしまった。夕食後、すぐにロフトの寝袋に入り目を閉じると、電気のブレーカーが落ちたようにパチンと瞬時に意識を失った。

 

被害品と被害総額(被害届の内容)

ジムニー装着の夏タイヤ5本(時価 1本1,000円)5,000円
小屋西側に保管のスタッドレスタイヤ4本(時価 1本5000円)20,000円

*スタッドレスタイヤ5本のうち、1本の空気漏れに気づかなかったため、4本で届けを出してしまっている。

 

被害総額 25,000円

実際はスタッドレスタイヤ1本追加して30,000円となる。

 

被害状況の調査

帰宅した直後から、アメリカ疲れが出てしばらく休養していた。たびたび雨が降って再調査を行うことはできなかった。

当時は長旅と警察官の応対で疲れていたため、後日しっかり自分で調査を行おうと心に決めていた。焦らず体調と天気の回復を待った。

 

被害状況調査 実施日時

2017年10月23日 10:00~16:00
立会人なし

使用機材

自転車用空気入れ
車載ジャッキ、タイヤレンチ、クランクバー
ノギス
巻き尺
ペイントマーカーピンク色(写真には写っていない。)
家庭用中性洗剤(写真には写っていない)

小屋周辺の状況

前面道路のようす

幅員4m、アスファルト舗装されている。交通量は平日は地元の人が行き来するくらいで少なく、休日になると登山者の車が増える。

前面道路からジムニーの駐車場所の方向を写す。

すでに草刈りをしてあって見通しは良好。実にさっぱりとしている。

小屋の裏手のようす

写真は放置された檜林の方向、その他は雑木林が広がっている。100mほどで檜林を抜けて林道にたどり着く。

 

ジムニー(JB23W)詳細

初年度登録 2011年7月
グレード  XG
色     シルバー
アルミホイール5本(スペアタイヤ含む)を装着した夏タイヤを装備。

 

前からみたようす

タイヤ止めに使用した石はそのまま置いてある。

左側面のようす

右側面のようす

リアのようす

写真では自作スペアタイヤカバーを取り外してある。

 

スタッドレスタイヤ保管場所

小屋西側の地面の上に重量ブロックを設置、その上に木製パレットを載せてからコンパネを敷き、さらにビニールシートを敷いていた。(湿気上がり防止のための措置)

雨と紫外線避けためのブルーシートは、2重にして雨風が激しくても飛ばされないようにしっかりとロープで結んでいた。

写真はシートをめくろうとしているところ。

シート上部、中央付近のハトメにロープを結び上に引き上げていた。
写真はロープを緩めて外そうとしているところ。

2017年10月18日帰宅直後(09:40ころ)、小屋周りを一周した時を再現。

このように小屋北側の壁にコンパネの端材2枚が立てかけてあった。コンパネに汚れはほとんど見られなかった。出発前に全ての荷物を整理していた。私は一部非常に几帳面な性格で、このように外に物を放置することは絶対にない。犯人が邪魔なコンパネを移動させたように思える。

北側のシートの端は、ロープで小屋北側壁に接地したアイプレートに縛ってあった。
写真は当時の縛り方ではない。

私がロープを解いた時、違和感を感じなかったため、ロープの扱いに慣れた人間だと思われる。

スタッドレスタイヤは全部で5本、3本と2本に分けて大きな黒色ビニール袋に入れて横向きに積み重ねていた。写真ではビニール袋は全て取り外してある。

スタッドレスタイヤを入れていたビニール袋は、厚手の90Lの黒色ゴミ袋。数年使用しているため、あちこち穴が空いていた。

小屋北側の壁に立てかけられていたコンパネの端材2枚の置き場所を再現。
出発前は、スタッドレスタイヤ2本の上に例のコンパネ2枚を置き、その上に小型バーベキューコンロを置いていた。

 

パンク箇所の調査の流れ

ジムニーに装着した夏タイヤ5本に石鹸水を塗ってから空気入れで空気を入れて泡立ちを見て空気漏れ箇所を探した。夏タイヤは車に装着したままだと、地面と接地している部分の確認がしづらかったため、夏タイヤを外した状態で空気漏れチェックを行うことにした。

スタッドレスタイヤ5本は発見後に場所・向きを変えてしまったため、区別せずに順番に行った。
チェックが済んだあと夏タイヤを外してスタッドレスタイヤを順に装着していった。

家庭用中性洗剤を水で薄めて石鹸水をつくり、十分撹拌して泡立てた状態でタイヤに塗布する。

すると空気漏れ箇所が泡立つのですぐに分かる。漏れる微かな音だけでは確認しづらい。

空気漏れ箇所が一目瞭然。

 

夏タイヤの状況

メーカー ブリジストン
銘柄   DULER H/T
サイズ  175/80R16 91Q

スペアタイヤを含めた5本全て同じタイヤ。新車購入時から定期的(走行距離5000km毎)にローテーションして大事に使用していた。5本のうち1本(右前)は、以前パンクしたため、パンク修理剤を使って自分で修理している。

 

スペアタイヤ

シリアル番号(CDE2711)製造年 2011年第27週
穴の個数 2つ
残り溝  3.5mm

スペアタイヤには、紫外線による劣化を防止するため、自作タイヤカバーを取り付けてあった。写真は当時のようすを再現した。

横から見たようす

リア側が北になり、カバーをしていなくても直射日光は当たることはない。

タイヤを外してチェックしたところ。
夏タイヤは穴をアルファベットで区別した。

穴Aのようす

穴Bのようす

穴の間隔を巻き尺で計測すると約5cm。

同じ位置で取り付けてみた。
穴Aは地面から68.5cm、穴Bは地面から63cmの高さだった。

 

左後

シリアル番号(CDE2611)製造年 2011年第26週
穴の個数 3つ
残り溝  3.75mm

タイヤを装着したままのようす。

接地箇所(外側前方)のアップ

設置箇所(外側後方)アップ

設置箇所(内側)のアップ

シリアル番号

車に装着したままで穴の箇所をチェック。このとき、2箇所しか発見できず。

穴Cのようす

穴Dのようす

ジャッキアップしてタイヤを浮かしたところ。
ペチャンコになった草が下敷きになっていた。

接地面のようす1

接地面のようす2

接地面のようす3

タイヤを外したところ。

接地面のタイヤのようす

タイヤを外した状態で再チェックを行うと、新たな穴1つを発見した。

穴Eのようす

 

左前

シリアル番号(CDE2611)製造年 2011年第26週
穴の個数 3つ
残り溝  3.2mm

タイヤを装着したままのようす

装着したままで空気漏れのチェックを行うと穴1つを発見した。

穴Fのようす

ジャッキアップしてタイヤを浮かせたところ。

タイヤを外したところ。

接地面のようす

元気なミミズが這い出てきた。

ジャッキアップ時のようす

タイヤを取り外して再チェックを行うと、新たな穴2つを発見した。

穴Gのようす

穴Hのようす

 

右前

シリアル番号(CDE2611)製造年 2011年第26週
穴の個数 2つ
残り溝  2.5mm

自分でパンク修理した箇所

タイヤ装着時のようす

ジャッキアップさせたところ。

接地面のようす1

再び元気なミミズが這い出てきた。

接地面のようす2

ボディーの影になって日当たりの悪い右側は、接地面のようすがよく分かる。中央付近の凹みはパンク前の接地面。そしてその周囲のものがタイヤパンク後の接地面。

パンク後の接地面に青々とした草の葉っぱが下敷きになっていることが分かる。

タイヤを取り外してからチェックした。穴は2箇所。

穴Iのようす

穴Jのようす

 

右後

シリアル番号(CDE2611)製造年 2011年第26週
穴の個数 2つ
残り溝  2.5mm

タイヤを装着したままのようす

ジャッキアップしたところ。

接地面のようす1

接地面前方のアップ

たくさんの草が下敷きになっていたことが窺える。

タイヤのようす

横から写す

タイヤを外してチェックを行った。穴は2箇所。

穴Kのようす

穴Lのようす

 

スタッドレスタイヤの状況

メーカー ブリジストン
銘柄   BLIZZAK DM-V1
サイズ  175/80R16 91Q

 

スペアタイヤを含めた5本全て同じタイヤ。新車購入後の初めての冬(2011年11月ころ)、純正スチールホイールに付けている夏タイヤを外して購入したスタッドレスタイヤを装着した。

発見当時は、小屋西側の道具置き場で保管していた。

スタッドレスタイヤは、発見当時向き・位置を確認せずに、そのまま出してチェックしてしまったため、出したものの順番にチェックを行った。

タイヤの残り溝はプラットフォームまでの深さとした。

1本目

シリアル番号(CAL2311)製造年 2011年第23週
穴の個数 2つ(片面のみ)
残り溝  4.3mm

スタッドレスタイヤのようす

シリアル番号 CAL2311 製造年 2011年第23週

5本とも全て同じ。

穴1のようす

穴2のようす

スタッドレスタイヤはゴムが柔らかいためか、穴が見えづらかった。

スペア位置にタイヤを取り付けてから残り溝を計測しているところ。

プラットフォーム位置で残り溝を計測した。

計測結果は4.3mm。3mmの目盛りが1cmの目盛りとピッタリ重なっている。

2本目

シリアル番号(CAL2311)製造年 2011年第23週
穴の個数 5つ(片面のみ)
残り溝  4.0mm

タイヤに空気を入れているところ。空気を入れてからサイド両面に石鹸水を塗布してチェックする。

タイヤのようす

このタイヤだけ穴が5箇所と執拗に穴を空けられていた。

穴3のようす

穴4のようす

穴5のようす

穴6のようす

穴7のようす

3本目

シリアル番号(CAL2311)製造年 2011年第23週
穴の個数 3つ(片面のみ)
残り溝  3.2mm

タイヤのようす

穴8のようす

穴9のようす

穴10のようす

4本目

シリアル番号(CAL2311)製造年 2011年第23週
穴の個数 3つ(片面のみ)
残り溝  3.8mm

タイヤのようす

穴11のようす

穴12のようす

穴13のようす

5本目

シリアル番号(CAL2311)製造年 2011年第23週
穴の個数 3つ(片面のみ)
残り溝  不明(メモし忘れ)

タイヤのようす

穴14のようす

穴15のようす

穴16のようす

黒色ビニール袋が飛び出している。

穴16を横から撮影。

 

調査した結果など

犯人が落としていった遺留物や足跡などは、周囲の草刈りをした時も注意深く探したがどこにも見当たらなかった。

タイヤは、千枚通しかアイスピックのような鋭利なもので、故意に空けられた。スタッドレタイヤ5本は全て黒色のビニール袋に入れてあったが、タイヤの穴にビニール片が食い込んでいたことから、袋の上から刺したものと思われる。タイヤの穴はだいたい2つから3つだが、スタッドレスタイヤの1本だけは5つも穴が空けられていた。これは手が届きにくい奥にあったため、手探りで何度も刺してパンクさせたように思える。

犯人はなぜ1つのタイヤに付き、複数箇所をパンクさせたのかというと、確実に修理不能を狙ってのことだ。

タイヤサイドはトレッド面に比べて弱くて、小さな穴1つ空いても修理が難しく新品に交換しなければならない。修理できないことはないが、業者はのちのクレームを考慮するとまったく儲けにならないため断られるに決っている。複数箇所の穴だと完璧に近い修理をしたとしても、常にバーストの高い危険に怯えて乗らねばならないため、自分で直そうという気には全くならなかった。

ジムニーのタイヤは乗用車タイプと違って特殊なため、新品で購入すると一本1万5000円程度はする。スタッドレスも合わせて交換するとゆうに15万は超える。私は犯人の気色悪い高笑いが聞こえたような気がした。

 

その後、私が困っていると知った読者が無償で新品同様のタイヤ4本を譲ってくれた。いつもの私なら断るのだが、喉から手が出るほどタイヤが欲しかったので、ありがたく頂くことにした。

 

どうもありがとうございます!

 

犯人の誤算は、この犯行が車を手放す決断を促したしたことだろう。私はPCTを歩いている最中、ジムニーの今後についてずっと考えていた。ほとんど乗らないのに維持費はかかるし、整備だけはしないといけない。徐々に足を引っ張る存在となってきていた。私はタイヤがパンクさせられたことが分かると、すぐに手放す方向で検討を始めた。

もうひとつ。犯人は日本全国にいるからあげ探検隊の隊員約3000人を敵に回したことになる。今後、隊員と警察に怯えて暮らしてゆくことになるだろう。

なんとも哀れ。

 

おわり

コメント

  1. 読者 より:

    いつも楽しくブログ見ています。先ほどヤフーニュースで見つけたんですが長野.松本塩尻市タイヤパンク事件の人、逮捕されましたね?関連性はないのでしょうか?

    • karaage より:

      全くないですよ。離れているし、スタッドレスタイヤまでも全てパンクさせていますからね。

  2. アサ より:

    せつないですね…

    ろくでもない話しですよ 他人に迷惑をかけて 何が楽しいのか…
     犯人に対する 罵詈雑言は たーくさんあるんですが
     皆様の気分を 害される事を鑑み 省略いたします。

    (隊員、3000人もいたのですか!
     い、今からでも 私の加入は…間に合うでしょうか?)

    この件に限らず 隊長の ご気苦労は 我々読者の想像を
    遥かに 超えてらっしゃることと思います。

    しかし 我らが隊長は こんな事件でも ご自分の糧になされて
    成長の礎にされてしまうことと存知上げます。

    タイヤを 献上された読者の方と 同じ気持ちです。
    ジムニーとの 別離は辛いですが、
    隊長、ぜひ 大いなる目標に向かって また一歩 前進
    いたしましょう!

    • karaage より:

      何を言っているんですか?アサさんもすでに隊員に組み込まれていますよ。
      からあげ探検隊とは自分の意志に関係なく勝手に入隊させられてしまう恐ろしいところなのです。

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