省スペース化のため自転車を吊り下げて収納してみた。

こんばんは。からあげです。

 

昨日は自転車にちょっと乗っただけで疲労困憊してしまった。なぜこんなに疲れるのか?今の私は歩きに特化した肉体となっているため、慣れない自転車は相当負荷がかかったようだ。ここは焦らずじっくり慣れてゆこう。

昨晩は自転車と一緒に眠った。通路に置いてもそれほど邪魔にならなかった。私はこのままでいいんじゃないかと思ったが、おかんが邪魔だというので別の置き場所にすることにした。

以前から考えていたのは、私が住んでいる物置小屋の隣の鋼製の物置。こっちの方は土足で出入りしていて園芸道具なども置いているので、自転車置場としても全然問題ない。しかし、そのまま入れてしまうと出入りしにくくなってしまうので、置き方を考えなければならない。

おっさんはここ数日自転車の置き方に付いて延々考えていた。上から吊って縦にすれば出入りに邪魔にならなくていいのではないか。ようやくいいアイデアが浮かんだ。

昨日試しに荷物を出して長さを計測すると、縦に吊り下げても寸法的にはOKだと分かった。

上の棚を半分にカットすれば、縦でも置ける空間ができる。

ヨシ、ここで決まりだ!

 

今日は朝からこうでもないああでもないと試行錯誤で作業を進めていた。材料の調達はまずは物置内から。あちこち探してどこにもなければ、ホームセンターに買いに行く。ろくに探しもせずに買い出しにゆくと、あとで物置内で材料が見つかり悔しい思いをすることになる。材料をいちいち探すのが面倒なので、きれいに整頓しようと思うが、まだ物がありすぎて片付けしづらい状態となっている。もう少し捨てようか。

棚は昨日のうちにカットしてあって、今日は天井から吊り下げるフックを取り付けることになる。鋼製物置のため、どこで固定するか非常に悩む。

自転車を仮置きしてイメージを膨らませる。だいたい取り付け方法は決まったのだが、フックの材料が見当たらない。物置の中を探し回って柱に取り付けてあった金物を見つけた。

固定用の金具を加工するため、火で炙っているところ。熱してやると加工しやすくなる。

バイスで挟んでハンマーで叩くのみ。だいたい直角になった。

取り付けの下穴を空けているところ。穴を空けてからタッピングビスで取り付ける。

板を切っているところ。作業台に固定しているため、非常に切りやすい。
山小屋だとこういうわけにはいかない。

金物を曲げたところ。コイツはかなり分厚くてハンマーでドツキ回してようやく曲げることができた。この作業はバイスと大きなハンマーがなければ厳しい。

邪魔な部分はディスクグラインダーでカットする。こういう時は電動工具が重宝する。金ノコでも切れるが時間がかかる。

盛大に火花を散らしてあっという間に切れた。

切り口はヤスリで削って滑らかにしておく。少しでも自転車に傷が付かないようにしておく。

こんな感じで取り付けてみた。いい感じだ。

試しに自転車を下げてみる。ヨシ、だいたいいいだろう。
吊り下げるとぶらぶらして不安定なので、ところどころ動かないように押さえよう。

今日は調子が悪くて、フックを取り付けるだけで午前中が終わってしまった。道具や材料を取りに行ったり戻ったり、どこに置いたか忘れて探し回ったりして異常に効率が悪かった。

それでもお腹が空くので、ラーメンを作って食べる。

ラーメンだけではお腹が膨れなかったので、置いてあったまんぢうを食べる。

午後からフックの取り付けの微調整を行った。各部を点検して問題なし。

フックを取り付けの板は加工した金物を使って取り付けた。強度はこれで十分。思いっきり引っ張るととれてしまいそうだが、そんなに力はかからない。

反対側は単に乗っけてすき間に板を押し込んで留めているだけ。わざわざボルトで固定するようなことはしない。

フックにはビニールテープを巻いて保護しておく。これならリムに傷がつくこともない。

後輪は浮いた状態なので、このような板をかます。これで多少の支えになるだろう。

自転車を吊ってからこのように板をかます。これでヨシ。

壁に当たる前輪が滑らないように両面テープで板切れを付けてストッパーとしておく。これでより安定性がアップした。

最後に地震が起きても自転車が揺れないように、ロープで縛っておく。
壁の穴を利用してロープを取り付けた。

こんな感じでトップチューブを縛っておいた。ロープは柔らかくて傷が付くおそれはなし。

自転車の吊り下げ収納の完成!

壁際に寄せて吊り下げているため、それほど出入りの邪魔にはならない。
工事費はタダ!!

外から見たようす

出入り口はいっぱいに開けている。これなら雨が多少吹き込んでも濡れることはなし。

荷物を入れて照明を点けたところ。

ついでに荷物を片付けたので、凄くスッキリした。自転車があっても物の出し入れもスムーズにできる。おかんに見てもらうと、中が片付いて満足したようす。自転車が邪魔だと騒ぐことはなかった。

1つ仕事が片付いたついでに、もうひとつ作業をやることにした。

普段住んでいる物置の入り口には照明がなく、夜間の出入りする時に足元が暗くてつまずかないように注意しなければならなかった。(私はいいのだが、おかんがつまずいて転ぶかもしれなかった。)
昨日物置を片付けていると照明器具が出てきたので、ついでに取り付けることにした。

こんなにも電気コードがあるので、材料費代はほとんどかからない。

電気コードの被覆を剥いだところ。こんなもんでいいだろう。ワイヤーストリッパーがあると凄く助かる。

照明器具に接続したところ。

スイッチを入れるため、このようなジョイントボックスを設置する。
これは見つからなかったため、ホームセンターに買いに走った。約300円。

工事完了!!

スイッチは分かりやすいところに設置した。おかんに試しに点灯してもらうと気に入ったようすだった。これだけ明るいと夜間でも懐中電灯なしで探しものができる。

 

自転車の保管場所を確保したので、あとは自転車に乗りつつ必要なパーツを取り付けてゆくとしよう。今日取り付けた吊り下げフックも使いながら弄ってゆく。一度の工事では満足するものはなかなかできない。

こんな感じで徐々に自転車の環境を整えてゆくとしようか。さあて、もうこんな時間だからそろそろ休むとするかな。

 

おわり

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