こんにちは。からあげです。
サイクルコンピューターの取り付け
ところで今日は自転車にサイクルコンピューターをとりつけてみた。
サイクルコンピューターを付けていると、スピードや走行距離が分かって、ツーリングする時に非常に便利なのだ!普段でもスピードを見ているだけで嬉しくなる。サイクルコンピューター略してサイコン。
10年以上前、マウンテンバイクに乗っていた頃、有線式のサイコンを付けていたが、非常に便利で楽しいアイテムだった。今回は走行距離を記録してメンテナンスの時期を決める材料にしたいことも主な理由だった。
購入したサイコンは、キャットアイの無線式の一番安いやつ。今はスマホと連携してGPSでログをとれる高性能なものもあるようだが非常に高価なので、盗られてもいいように安いものにした。いちいち付けたり外したりしていると、かえって失くしかねない。
無線式より有線式の方が安いが、輪行するときに便利なように奮発して無線式を選択した。
キャットアイ VELO WIRELESS +(ベロ ワイヤレス プラス)
製品仕様 | |
型式 | CC-VT235W |
走行速度 | 0.0(4.0)~105.9 km/h |
走行時間[ TM ] | 0:00’00″~9:59’59” |
走行距離[ DST ] | 0.00~999.99 km |
平均速度[ AV ] | 0.0~105.9 km/h |
最高速度 [ MX ] | 0.0(4.0)~105.9 km/h |
消費カロリー [ CAL ] | 0 ~99999 kcal |
積算距離[ ODO ] | 0~99999 km |
時計 | 0:00’~23:59′ [1:00’~12:59′ (12時間・24時間表示選択可) |
ペースアロー | 走行速度が平均より速いか遅いかを表します |
バックライト | ○ [ナイトモード] |
ワイヤレス | スピード |
節電機能 | 約10分間信号が入らないと時刻表示だけの節電 モードになります 節電モードからさらに1時間放置すると画面にS LEEPを表示します。 SLEEP表示ではMODEボタンを押すことで計測画 面にもどります。 |
オートモード | ○(オート専用機) |
積算距離入力 | ○ |
タイヤ周長セット範囲 | 26″ , 700c , 27″ , 27.5″ , 29″ , 16″ , 18″ , 20″ , 22″ , 24 またはタイヤ周長 100 cm~299 cm (初期値:26インチ) |
電源 | コンピュータ(受信部): CR2032 x1 センサー(送信部): CR2032 x1 |
電池寿命 | コンピュータ:約1年(1日1時間使用時) センサー:積算距離で約10,000 km |
コンピューターサイズ・重量 | 55.5× 37.0×16.5 mm 26.4g |
センサーサイズ・重量 | 41.5×36×15mm 15g |
メーカー製品概要より
メーカーリンク キャットアイ CC-VT235W ベロワイヤレス プラス
付属品一式
・サイクルコンピューター(リチウム電池CR2032付属)
・ブラケット
・両面テープ
・スピードセンサー(リチウム電池CR2032付属)
・センサーゴムパッド
・結束バンド4本
・マグネット
・取り扱い説明書
各パーツのチェック
サイクルコンピューター
出荷時はスリープモードになっている。
裏面のようす
バッテリーカバー、ACボタン、MENUボタンがある。
サイドのようす
前側のようす
CATEYEのロゴマークが付けられている。
バッテリーカバーを開けてみる。溝に硬貨をはめて回す。
左回りが開く方向。
バッテリーカバーにはOリングが付いていてかなり硬かった。しかし、これくらい硬いほうが密閉性が高くていいだろう。
中にはリチウム電池CR2032(1個)が入っている。100均でも手に入る一般的なものであることが嬉しい。
バッテリーカバーのOリングのようす。
これだけしっかりしたOリングが付いているので、水に濡れたくらいで壊れることはないだろう。Oリングにシリコングリスを塗ってからフタを閉めた。
昔、キャットアイの有線式のサイコンを3年ほど使っていた。雨の中を走ったり、未舗装のガタガタ道を走ったりしていたが、全く壊れることはなかった。雨よりも直射日光の方が影響があるかもしれない。去年のPCTでは紫外線が強くてやけどしそうだった。今年の中国遠征でも内陸部の乾燥地帯を走るときに注意が必要だ。
スピードセンサー
センサーゾーンにちょうどマグネットがくるように調整する。
意外に大きいと感じた。送信機も入っているからこんなものか。
有線式に比べてかなり大きく感じる。
スピードセンサー裏側
サイコンのようにバッテリーカバーがある。こちらも同じリチウム電池CR2032(1個)を使用している。
スピードセンサーを横からみたようす
マグネット
こちら側をセンサーゾーンに向ける。
マグネットの裏側
スポークに付けてビスで固定する。
ブラケット
ハンドルバーまたはステムに取り付けられるようになっている。結束バンドを通す穴がある。
ブラケット裏側のようす
センサーゴムパッド
これにセンサーをはめてからフロントフォークに取り付ける。
サイクルコンピューターの取り付け
サイコンを取り付ける自転車は先日納車されたPanasonicのOJC4だ!
ジムニーに変わってOJC4が私の日常の足になった。いやあ、カッコイイね!つや消しの濃緑がなんとも言えない。渋いおっさんにピッタリだ!
使用する道具はプライヤーとニッパー。プライヤーは結束バンドを締める時、コイツで挟んで引っ張るとよく締まる。だだし、引っ張り過ぎに注意。(結束バンドが切れる。)
ニッパーで切ると切り口がきれいに切れる。もちろん、爪切りやハサミでも問題ない。単に見た目だけの問題だ!たまたまニッパーを持っていたので使っただけ。
取り付ける前に設定を行う。
画像はタイヤサイズを選択しているところ。タイヤ外周の長さを1cm単位で設定することができる。あまり細かいことは気にしない。神経質になると、どうでもいいことまで(フリースの毛玉)気になってくる。設定方法は取扱説明書に詳しく書いてある。
とりあえずステムに取り付けてみた。ここで具合が悪かったら、ハンドルバーに移設するつもり。
横から見たようす。
結束バンドの取り付けにしくじって1本ダメにしてしまう。ブラケットの穴を1つしか通さずに締めてしまった。取り付け失敗の影響で両面テープがぐちゃぐちゃになってしまったので、両面テープなしで取り付けた。今度やり直してビニールテープでも巻いておくことにしよう。
横からみたようす
サイコンの底面がキチンとスピードセンサーの方に向くようにする。
ハンドルバーに取り付けた時は注意が必要だ。
下からみたようす
動かないようにしっかり締め上げておいた。
続いてスピードセンサーの取り付け
まずはセンサーゴムパッドをはめる。
始め、スピードセンターは微調整できるように結束バンドを軽く仮止めするのみ。
センサーのセンサーゾーンの位置に合うようにスポークにマグネットを取り付ける。
取り付けた後、前輪を持ち上げてタイヤを回してセンサーが反応するかチェックする。コンピューターからセンサーまでの距離は最大70cmまで、センサー表面とマグネットのすき間は5mm以内とする。
私の場合、すき間10mm程度でも、キチンとセンサーが反応して表示してくれた。
上から見たようす
近づけすぎて接触しないように余裕を持たせて取り付けた。ゴムパッドが付いているため、結束バンドを締めてからでも微調整できる。
角度を変えてもう一枚。
ええ、たっ、ただいまサイコンのテスト中!
キチンとスピードが表示されたぞ!これでヨシ!
センサーの信号をキャッチすると、画面左上にWi-Fiのようなアイコンが表示される。
センサーとマグネットの位置が決まったら、結束バンドを本締めする。キッチリ締め上げてニッパでカットした。
センサーを本締めして付けたところ
一度取り付けに失敗したため、上の結束バンドは手持ちの白いものを使用した。
結束バンドを通す穴が意外に小さくて、細いものしか入らないようになっている。
センサーとサイコンの位置関係
取り扱い説明書では、できるだけフロントフォークの上方に取り付けるようにと記載されているが、パイプの形状からこの位置が一番しっくりきた。
センサーからサイコンまでの距離は約48cm。
取り付け作業の感想
寒くて指が動かしにくいなか、写真を撮りながら行ったので、小1時間かかってしまった。普段のDIYでも写真を撮りながら行うので、かなり時間がかかる。ブロガーの宿命だから諦める。
取り付け作業は簡単で、説明書を読んで行えば誰でもできる。有線式のようにコードの取り回しに手間が掛からないので、15分ほどで取り付けることができる。取付後はテスト走行して、キチンと表示されるか確かめる。
う~ん、遠目で見ると全然目立たない。いい感じだ。
うむ、おっさんは満足だ!
スリープモードの注意点
節電機能
約10分間信号が入らないと時刻表示だけの節電画面になる。MODEボタンを押すかセンサーに信号が入ると計測画面に戻る。節電画面からからさらに1時間放置するとSLEEPを表示してSLEEPモードになる。MODEボタンを押すことで計測画面に戻る。
SLEEPモードからは自動で復帰しないため、走り始める時は忘れずにMODEボタンを押すようにする。これまで何度か押し忘れてしまい距離が計測されなかった。以前の有線式のサイコンがSLEEPモードからでも自動復帰して計測するタイプだったので、ついボタンを押し忘れてしまう。ボタンを押さない限りSLEEPモードから復帰しないため、整備の時に自転車を動かしても作動せず電池が長持ちするというメリットがある。
走行距離10,000kmでの使用感
始めステムに取り付けていたが、ステムにボトルケージ付けるため、ハンドルバーに移設した。
2018年夏、北海道・東北ツーリングに出かけておよそ7,000km走り、積算走行距離は10,000kmを越えた。サイコンを取り付けて1年近く経ったが、特に故障はなく信号を受信しないなどの不具合もなかった。
普段の走行中は時計とスピードを表示している。私はあまり腕時計をしない質なので、サイコンの時計が役に立つ。バックライト搭載で夜間でも見えるのは良い。
取説に寄ると電池寿命はコンピュータが約1年(1日1時間使用時)、センサーが積算距離で約10,000 kmとなっているが、まだ一度も電池交換を行っていない。
これまで何度か大雨の中を走行したが、浸水はなくて故障はしなかった。雨天走行のあとしばらく液晶画面カバーの内側が若干結露程度で、しばらくすると消えてなくなった。
防水性能も問題なし。(防水性能を維持するため、電池交換の際にはOリングにシリコングリスを塗布しておいた方がよい。)
手頃な値段で十分な機能があり故障知らず。買って損はない無線式のサイクルコンピューターだと自信をもってお薦めできる。
おわり
コメント
サイコンはとりあえずステムに取り付けてみた。
< サイコンかっこいいですね。
私は、世代的にスーパーカー世代なので、隊長の魔改造を楽しみにしています。
いっそジムニー用のソーラーを屋根にして電飾も施しスマホのsiriを取り付ければ
自転車版ナイトライダーですよ!
海外遠征の前に春の琵琶湖一周!
びわいちなんかどうですか?
なんか昔電飾していた自転車を見かけたような気がします。デコチャリは密かなブームかもしれません。
デコチャリで世界を走ったら注目間違いなしですね。目立ちすぎて犯罪の被害に合わないかもしれません。
琵琶湖ですか。ちょっと短すぎますね。男はもっとビッグに生きねばなりません。