雄阿寒岳

こんにちは。からあげです。

昨日は結局釧路湿原を一周してコッタロ湿原展望台の駐車場で泊まった。
その前の目星を付けていた駐車場が気に入らなかったので、時間が遅くなったが午前中寄ったコッタロ湿原まで行くことにした。
辺鄙なところなのに夜遅くまで通る車があって少々落ち着かなかった。

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今朝は雲が多い天気だった。
天気図を見るとそこそこの登山日和なので、予定通り雄阿寒岳に登ることにした。

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途中の牧草地でタンチョウを発見する。
朝方になると人里までやって来るらしく、しきりに何かをついばんでいた。
しばらくしてトラックが通ると音にびっくりして飛び立ってしまった。
少し距離があったので、双眼鏡にデジカメをくっつけて撮影した。
若干色が淡いがタンチョウの特徴を捉えることが出来た。

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双岳台駐車場から見る雄阿寒岳と雌阿寒岳
国道241号線、阿寒湖手前の展望台から撮影した。

雄阿寒岳登山(2015.9.1)

登山コース
雄阿寒岳登山口~雄阿寒岳~雄阿寒岳登山口

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0800 雄阿寒岳(おあかんだけ)登山口 出発

途中、道を間違えて着いたのは8時前だった。
午後から大気が不安定になり雷の恐れがあったので、今回は剣鉈は置いてゆくことにした。
クマ対策装備は、熊スプレーと爆音ホイッスルの2点のみとした。
日帰り用のザックに荷物を詰め込んで8時に登山口を出発する。

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阿寒湖から流れ出る阿寒川
水量が多く水音が大きい。

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太郎湖、次郎湖の横を通り1合目までやって来た。
多少のアップダウンがあるだけで歩きやすい。

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クマが潜んでいそうなウロがあった。
怖いので中を見ないようにしてそっと通り過ぎる。

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4合目から5合目にかけての急坂
始めはフラットであった登山道は3合目付近から次第に傾斜がキツくなる。
今日は何故か体が軽く、急な登りでもヒョイヒョイと登ることが出来る。
よく考えてみると剣鉈がないので、ザックが軽くなっただけのことだった。

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急坂の登りで一気に高度を上げる。
樹木の切れ間から雌阿寒岳(めあかんだけ)が見える。

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0940 5合目

5合目を過ぎると一旦下ってから登り直すと6合目に到達する。
画像は5合目を過ぎた辺りのハイマツのトンネルを通っているところ。

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振り返ると阿寒湖を一望できた。

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6合目から7合目へ向かってハイマツ帯をゆく。
傾斜は緩いのでペースが上がる。

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7合目を過ぎるとようやく山頂が見えてきた。
画像中央のボコッと出っ張っているところ。

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1005 8合目(雄阿寒岳気象観測所跡)
基礎の四角い跡と門柱が残っている。
昭和19年10月から昭和21年10月まで気象台職員が常駐して気象観測が行われていた。

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9合目手前から見る雄阿寒岳山頂

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8合目から少し下った鞍部が9合目となっている。
山頂まであと僅かだ。

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雄阿寒岳 1370.4m

雄阿寒岳(おあかんだけ)は、北海道釧路市阿寒町にある第四紀火山。
麓にはマリモの生育する阿寒湖と阿寒湖畔温泉街が広がる。以前は活火山ではないとされていたが、過去1万年以内に噴火していたことが判明したとして2011年6月7日に活火山に選定された。西方向にそびえる雌阿寒岳は現在も活発に活動している活火山である。
地質は安山岩質の成層火山で溶岩ドームを持つ。阿寒カルデラの後カルデラ火山である。八合目には1944年(昭和19年)から1946年(昭和21年)まで職員常駐の気象観測所があった。

Wikipediaより引用

1020 雄阿寒岳山頂

ほとんど休憩を取らずに一気に山頂まで登ってきた。
少し風が強くて寒いくらいだった。
雲が多く遠くの山々の景色は映えない。

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パンケトー

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ペンケトー

ペンケトーとパンケトーは雄阿寒岳の北東側にある湖でペンケトーはパンケトーに比べて随分と小さい。

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天気予報通り次第に雲が多くなってきた。
雌阿寒岳の山頂付近は、ガスに包まれてしまっている。

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ガスの晴れ間に雌阿寒岳をズームで撮影する。

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山頂から見る爆裂火口

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今日は食べ物はカロリーメイトだけしかないので、1袋だけ食べると下山する。
山を下りてからラーメンを食べることにする。

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雌阿寒岳山頂付近にかかった怪しげな雲
噴煙の雲が混じっているのだろうか。

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下山中にたくさんのカエルが飛び出てきた。
山の上の方なのに生きていけるとは凄い。

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大きな岩を抱きかかえるようにして根を張る木
苔がいい雰囲気を出している。

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太郎湖の斜面の隙間から水が湧いている。
この水は何処から来ているのだろうか。
遠目で見る限り次郎湖の方から流れてきているように見える。
太郎湖と次郎湖は地中のトンネルでつながっているのか。

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太郎湖に住む大きな鯉
釣り人がいないので、すくすくと成長している。

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阿寒湖にある取水施設

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1230 登山口 着

下りもペースダウンすることなく昼過ぎに下山した。
剣鉈なしの軽さとウォーキングシューズの歩き易さが良かったようだ。

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登山口から雄阿寒岳を見上げる。
適度な疲労感に包まれている。
登山のあとは温泉に入りに行こうか。

雄阿寒岳登山口情報

駐車場 普通車15台程度
トイレ あり
水場  なし

雄阿寒岳の駐車場は、国道240線沿いバス停「滝口」付近に入口がある。
未舗装の道を100mほど走ると駐車場にたどり着く。

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登山口駐車場(奥側)

駐車所は2つある。どちらも7台分くらいのスペース。

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登山口駐車場(手前側)

入口側にある駐車場、トイレに近い。

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トイレ(汲み取り式)

水は出ない。


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雌阿寒岳温泉(めあかんだけおんせん)

摩周湖畔に寄ってみると、観光客向けの店が建ち並ぶオシャレな通りとなっていた。
見た瞬間、私がいる場所じゃないと思ったのでそのまま通過し雌阿寒岳温泉にやって来た。
ここに来るまでの途中の電光掲示板に雌阿寒岳は噴火活動により7合目より上は入山規制中との表示があった。
雄阿寒岳登山口にレンタカーが多かった理由が分かった。
雌阿寒岳に登れないので、急きょ予定を変更し雄阿寒岳に登りに来たのだ。

駐車場で今日7合目まで登ってきた人の話を聞くと、7合目まで行っても景色は良くないとのことだった。
明日7合目まで行くのは止めにした。
登っても景色が良くないのでは意味がない。

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雌阿寒岳温泉では、国民宿舎野中温泉別館、野中温泉、オンネトー景福の3箇所で温泉に入ることが出来る。
画像は国民宿舎の野中温泉別館、入浴料は350円だった。

野中温泉(旧ユースホステル)

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営業時間 0700~1900
入浴料  大人 200円 小人 100円

奥にあるのが野中温泉でユースホステルを改装しリニューアルオープンした温泉だ。
入浴料がなんと200円という激安料金だ。

簡素な脱衣所で裸になって中に入るとなんと総エゾマツ造りだった。
コンコンと湧き出る源泉は水量が豊富。
お湯は若干白味かかっていてそれほど熱くないが、体が非常に温まる。
シャワーはなく角材の椅子に座ってタライでお湯を掬って体を洗う。
屋内の温泉だが開放感ある造りで、まるで露天風呂に入っているかのように思えてくる。
床もエゾマツで歩いた時の感触もいい。
味わいのある温泉だった。
寄った際は野中温泉に行って、是非自分の目で確かめて欲しい。

参考リンク 民営国民宿舎Webガイド(山の宿 野中温泉)

 

少し前から土砂降りの雨が降りだした。
結構な雨量となりそうだ。
温泉に入ってから体がやけに火照って少し頭が痛い。
晩御飯にする前に少し横になろうか。

それでは今日のところはこれでおしまい。

 

今日の走行ルート

今日の走行距離 97.9km
ガソリン給油  燃費 18.7km/L
本日のねぐら  雌阿寒岳温泉P

 

おわり

コメント

  1. tarabatara より:

    エゾアカガエルだに
    ピリカだに

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      名前が分からくてもブログにアップすると教えてくれるので助かります。

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