こんにちは。からあげです。
今日は大雪山の主峰、旭岳に登ってきた。
それでは前置きはナシにして早速昨日の様子からアップしよう。
旭岳温泉公営駐車場
昨日は旭川から移動して旭岳温泉までやって来た。
ロープウェイ駅手前の無料駐車場で車中泊する予定だった。
広々とした公営駐車場
奥のロープウェイ駅隣りの駐車場は有料駐車場となっている。
こちらの方は無料なのになぜか車が少ない。
駐車場入口にトイレがあるが、なんと水回りの不具合で閉鎖されている。
昼間なら道路を挟んで向かい側の旭岳ビジターセンターのトイレを使用できるが、夜間は建物が閉鎖されるので使用できない。
よってこの公営駐車場は車中泊には不向きとなる。
東川町青少年キャンプ場
公営駐車場から少し下がったところにあるキャンプ場で車中泊することにした。
お金は掛かるがコソコソすること無く非常に落ち着ける。
入口には看板があるが、少し小さくて分かりにくい。
開設期間 6月10日~9月30日まで
利用料 大人 500円 小人 200円
最近、改装したようで場内の設備は非常に綺麗。
トイレと炊事場あり。奥行きが広いサイト。
サイト内車両乗入れ不可(リヤカー貸出)、車中泊OK
ゴミ捨て原則不可(縦走中や徒歩旅ならOK)
立派なトイレ
こちらは炊事場
趣きのある三角屋根となっている。
炊事場内部
テーブルが設置されている。
悪天候時はここで快適に煮炊き出来るだろう。
サイトは奥行きがある。
若干排水が悪くて水溜りが出来るところがあるので、雨が降りそうな時はよく見てテントを張ったほうが良い。
車中泊は管理棟裏側の砂利の駐車場で行う。
昨日は、他にテント1組のお客さんが居ただけで非常に静かだった。
外灯はLEDタイプのものがあって、消灯時間(未確認)過ぎると消灯するようになっている。
参考リンク 北海道森林管理局(東川青少年野営場)
旭岳登山(2015.9.14)
登山コース
旭岳登山口~旭岳~間宮岳~裾合平~旭岳登山口
05:10 キャンプ場 発
今朝は3時過ぎに起きて準備を行う。
車はそのまま停めておいてキャンプ場から出発する。
公営駐車場脇の登山口より登山道に入る。
もちろんロープウェイは乗らずに自分の足で歩く。
木道をゆくと直ぐに分岐があるので右に折れる。
昨日の雨で笹が濡れているため、またまたズブ濡れとなった。
靴の中も浸水し靴下を濡らしてしまう。(学習能力がないのか。)
これは痛かった。
今日は快晴だ。
木道が濡れていて非常に滑りやすい。滑らないように慎重に歩く。
何だか上のほうから人の気配がする。
ロープウエイ駅合流までもう少しだ。
06:45 ロープウェイ駅合流
坂を登り切ってようやくロープウェイ駅からの道に合流した。
早朝なのにロープウェイ方面から続々と人がやって来る。
向こうの斜面の噴気孔からは、もくもくと白い噴煙が上がっている。
姿見平(すがたみだいら)
ロープウェイ駅を下りると平らで開放的な空間となっている。
旭岳石室前の広場
07:00 旭岳石室
丈夫な石造りの壁の避難小屋だ。
非常時のみ宿泊可。休憩はOK。
中は広々として明るい土間となっている。
石室横の携帯トイレブース
姿見の池から噴気孔を撮影する。
シュゴーという大きな音立てながら煙を吐き出している。
砂礫帯の尾根を登ってゆく。
少し立ち止まって振り返る。
トムラウシ山方向
8号目付近から山頂方向を見上げる。
ニセ金庫岩
大きな岩が幾つかゴロゴロと転がっている。
金庫岩
こちらが本物のようだ。
ニセ金庫岩の少し上にある。
それにしても金庫のように四角の岩となっている。
ニセ金庫岩を見下ろす。
人から偽物と言われて可哀想な岩
岩には罪はない。
08:05 旭岳山頂
旭岳(あさひだけ)は、北海道上川郡東川町にある火山である。大雪山連峰の主峰で標高2,291m。北海道最高峰。
標高は従来2,290mとされていたが、2008年(平成20年)、国土地理院により2,291mに改定された。山頂には、一等三角点『瓊多窟』(重点整備点)がある。また、大雪山として常時観測火山に指定されている。
金庫岩から一息で辿り着いた。
次第にガスが多くなってきた。
標識のバックは永山岳方面。
黒岳方面にモクモクとガスが湧いてきた。
登山口方向を見下ろす。
旭岳山頂からは裏旭方面に下山する。
しばらくは急な砂礫帯でスリップしやすい。
画像は裏旭キャンプ場上部にある大きな雪渓。
雪渓から流れる雪解け水
水量は豊富だ。
08:25 裏旭キャンプ場
トイレなし。水場は雪渓より。
非常に開放的なキャンプサイト。
携帯トイレブースもなく、身を隠す場所はない。
このキャンプ場は女性にはキツイかも。
裏旭方面から旭岳を見上げる。
08:50 間宮岳山頂
標高は2,185m。
平坦で標識がないと、ここが山頂だと分からない。
09:00 中岳分岐
中岳分岐から裾合平方面に下りてゆく。
草木が色づき始め見応えのある景色となっている。
09:20 中岳温泉
登山道脇にある天然の温泉。
石で囲ってある湯船のみ。非常にワイルドだ。
備品は穴掘り用のスコップのみ。
お湯は適温でいい感じだった。
人気もなく入るには良いタイミングだったが、服を脱ぐのが面倒だったのでそのまま通過した。
冷たい雪解け水が流れる沢にもしゃもしゃと生えている草がある。
これはわさびの一種だろうか。
少し毟って行きたかったが、国立公園なので我慢した。
裾合平(すそあいだいら)
中岳温泉から下ってゆくと広い場所に出た。
広々として気持ち良い場所だ。
ここで昼ご飯を食べることにした。
やっぱり玄米ご飯を食べると元気が出る。
粗塩をたっぷり振っておいたので、塩分補給もバッチリだ!
草が赤く色づき始めている。なんだろうな。
チングルマの赤い葉っぱだった。
10:00 裾合平分岐
裾合平から見る旭岳
池の向こうに見えるのは当麻岳
紅葉最盛期にはまだ少し早いようだが、それでも見応えは十分だった。
ロープェイ駅から少し足をのばせば、こんな素晴らしい景色が広がっている。
裾合平の向こうの山々
色づくナナカマドと旭岳
裾合平の景色は非常に良かった。また今度来たい。
ロープェイ駅が近くなると殺風景な笹原となる。
鏡池から見る旭岳
あちこちの噴気孔から煙が立ち上る。
11:05 ロープウェイ駅分岐
帰りももちろん歩いて下山する。
次第に雲が厚くなってきた。これは早く下りよう。
お昼過ぎに無事下山。
平日なのに公営駐車場は8割方埋まっていた。
12:20 キャンプ場 着
キャンプ場に戻ると後片付けをした後、管理棟に挨拶をして出発する。
とうにお昼を過ぎているが、デイキャンプの料金は取られなかった。
空いている時期なら遅い時間までタダで車を置かせてくれるみたいだ。
どうもありがとうございます。
キャンプ場を後にすると、忠別ダムにやって来た。
ダム施設はどこも設備が整っていて非常に快適だ。
端の方に車を停めてゴソゴソしてラーメンを作る。
ラーメンを食べている最中にダム施設の関係者が通り掛かる。
にこやかに挨拶して誤魔化す。
こういう時は堂々としているに限る。
別に何も言われなかった。
忠別湖から見ると山の方は雲が湧いている。
これは一雨来そうな感じだ。
明日は今日より天気が良いみたいなので、明日ももちろん登山だ。
今は登山口近くのキャンプ場にいる。
先ほど、雷がゴロゴロとなっていたが、今は静かになった。
さあ、晩ご飯にしようか。
最近、検索流入が増えているためか、サーバーが少し重たい。
ブログ更新も時間が掛るようになってしまった。
大体、夕方にするので重くなってしまう。
これはそろそろサーバー移転した方が良さそうだ。
来年の春を目処に引っ越しの準備を進めるとしようか。
今日はこれでお終いだ。また明日。
走行距離 73.6km
ねぐら 国設白金野営場
おわり
コメント
カラアゲ隊長
いつも楽しく読ませて貰っています。
探検家と言いつつ面倒くさがったり、ビビりな所に親近感を覚えます(^^)
1つお願いと言うか提案なのですが、山の名前にひらがなをお願いできたらうれしいです。あと、1日に移動したマップを載せて頂けたら より近く楽しく読めるのではないかと思います。
当方、関東の人間なので、地名が書いてあっても実際に北海道のどのあたりなのか わざわざググマップしないと判りませんし、山の名前も何て読んで良いのか判らないのも多く
ブログ作成大変でしょうが、お願いできたらなぁーと思っています。
旅の終盤戦 身体に気をつけて楽しんで下さい♪
ブログ楽しみにしてます(*^^*)
こんばんは。
いつもブログを読んでくれてどうもありがとうございます。
要望の件は了解しました。
山の読みがなは今後しっかり付けるようにします。
私も地名の読みが分からず困ることがよく有ります。
一日の移動したルートマップですが、現状では記事に盛り込むのは厳しいです。
電波の不安定なこと、サーバーが重たいこと、日中は登山でブログに割く時間の確保が難しいことなどの理由で北海道にいる時は出来ません。
ブログはあくまで従で、日々の活動が主です。ご理解ください。
旅を終えて落ち着いたら日々のルートマップや加筆を加えていこうと思います。
それまでしばらくお待ち下さい。
こんにちは。
カキコは久々ですがブログはずっと拝見してます。
旭岳の周遊のご報告をありがとうございます。
このルートは過去に3回天候で断念してます。
よほど行いが悪いのだと諦めてましたが、今回の記事を見て行きたくなりました。
残りひと月の探険も期待してます。
お気をつけて。
どうもありがとうございます。
裾合平の紅葉も見応えありますね。
はじめまして
“車中泊”と“登山”でこのブログに辿りつき、非常におもしろいので最新の記事から読んできて、この日まできたところです
画像の説明の中で、「わさびの一種だろうか」と思われたのは、おそらく《エゾノリュウキンカ》(北海道民はヤチブキと言ってます=当方は道央圏在住の道産子)だと思われます
雪解けと共に主に沢に現れ、綺麗な黄色い花をつけ、根以外を湯がいて水に晒してから酢味噌などで食べるので、北海道では山菜としても知られています
また北海道に来られたときには、試しに食べてみられたらと思います
更新が楽しみで、ディープなファンになりそうです、、、、
どうもありがとうございます。
通りで旨そうだと思ったわけですね。