膝が笑う

おはようございます。からあげです。

 

昨日は下山後、白銀荘近くの無料温泉「吹上露天風呂」で汗を流すと疲れがどっと出て動く気がなくなった。
それで、そのまま温泉の駐車場で車中泊した。
日当たり良好、圏内で仮設トイレが2基もあって、平日の空いている時なので問題ない。
ただ、水がないので予め汲んでおく必要がある。

今朝も登山疲れを癒やそうと朝食後に温泉に入る。
温泉に入っていると突然同年代のおっさんから「隊長ですか。」と尋ねられる。
私のクロックスもどきのサンダルを見て分かったそうだ。
サンダルで私と見破るマニアックな読者は到底誤魔化しきれない。
そうです。と認めほかはなかった。

後日、なんとこの人は栃木で狩猟生活をしている宇崎ツカさんであることが判明した!

参考リンク 釣りと車中泊旅行

2015-9-16-3

ツカさんからの頂き物

普段人間とあまり話さないので、あれこれ話して随分とすっきりした。
そして素敵なプレゼントを頂いた。
マルちゃんのやきそば弁当とノンカフェインの麦茶だ。

どうもありがとうございます!

この焼きそば弁当は茹で汁を使っておまけのスープも作れる凄いカップ焼きそばだ。
いつも袋ラーメンのコーナーしかチェックしていなかったので、全く知らなかった。
今度、ゆっくりする時に頂くとしようか。

 

2015-9-16-2

ところで、昨日オプタテシケ山からの下山で随分と膝が消耗した。
一昨日、旭岳(あさひだけ)を登って姿見平(すがたみだいら)から下山する時、早く下りたいがために、「田中陽希ごっこ」と称して走って下山していたら膝を痛めてしまった。
10分ほどで走るのを止めたが、ソールの硬い登山靴と濡れてクッション性の落ちた靴下のため、随分とダメージを受けてしまったようだ。
途中でしまったと思ったが遅かった。
それ以降はゆっくり下山したが、下山後も膝に違和感が残った。
(膝が笑うとは、登山で急な下り坂を下る際に膝に負担が掛かって力が入らなくなりガクガクすることをいう。)

昨日は一晩寝て回復しただろうと思っていると、アップダウンの箇所で膝に力が入らなくなる。
それでも登山を中止せずに山頂まで行って下りてきた。
下山途中であられ混じりの雨が降ってきたので、急いで下山することにしてまた走ってしまう。
あまりの痛さで足が止まる。

雨宿りした避難小屋からは、さらに膝の痛みが酷くなる。
早く下山したいがために急いでいたら、間違って沢沿いを下りてしまう。
涸れ沢に沿って下りているといきなり崖に行き当たって間違いに気が付いた。
迷った時は引き返すのが一番。

大きな岩がゴロゴロした箇所に差し掛かると、どうしても段差が大きくなるので、膝に掛る衝撃は大きくなる。
着地する時、何度か激痛が走り思わず立ち止まる。
こういう時に限ってストックを持って来ていない。
ストックはジジ臭いので、長い林道歩きの時以外はなるべく持たないようにしている。
今回は欲しかった。
ストックがあれば、膝に掛る衝撃を緩和できるので随分と楽になる。
結局膝の痛みには勝てず、スローペースで下山するしかなかった。

昨日は、たまたま通り雨が過ぎ去った後は天気が回復して下山するまで雨が降らなかったので良かったが、膝を痛めた状態で雷雨に遭ったとしたらと思うとゾッとする。
やっぱりおっさんなのだから無理をせずに下山時は特に気を付けて膝を労って歩く必要がありそうだ。
また注意力散漫で道を間違えた。今度から気をつけよう。

 

2015-9-16-1

ところで、先ほど話に出てきた人物、田中陽希(たなかようき)について説明しようか。
去年、日本100名山を全て人力で踏破したプロアドベンチャーレーサーだ。
(黒部湖の横断では、止む無く動力船に乗った。これ1回のみ。)
ドラマ「北の国から」の影響を受けた父親が家族を巻き込み富良野に移住を決意する。
彼が6歳の時、東京から家族揃って富良野に越して来た。
移住してからはクロスカントリースキーを始めて体を鍛える。
この時のスキーで鍛えた体力がアドベンチャーレースの世界に踏み込む元となる。

挑戦は100名山を登るだけではなく、麓の移動も人力のみという非常にハードなものとなっている。
山と山を繋ぐ長大な舗装路は厳しい。
私個人的には、人力のみプラス、テント野宿のみで達成して欲しい。
公園の水道で汗を流すハゲ頭の彼を見られたら面白いのにと思う。
とにかく超人的な体力の持ち主で、勝手に私がライバル視している人物なのだ。

今年は北の稚内から200名山踏破に挑戦中だ。
正式なスポンサー契約を結んで、装備、資金面で随分楽になったようだ。
当初の予定では年内に終わるということだったが、八ヶ岳で故障して随分と休養したので来年に持ち越しとなった。

南に下ってゆくので無事に踏破出来るだろう。
今回の踏破でさらに人気が高まると思う。
今度は300名山はやらずに海外に行くことになるのか。
とにかく今後が楽しみ、そして要注意な人物だ。

参考リンク グレートトラバース 日本200名山一筆書き

 

ところで、また話しが変わるが、ソーラーシステムのバッテリーがそろそろ危ない。
チャージコントローラーの充電ランプが点滅して満充電を知らせる状態となっても、パソコンを繋いで使うと一気に電圧が降下してしまう。
最近、12.0Vまで下がるのに2時間ほどしかかからない。
満充電してもブログ1回分の電気しか得られない。
出来るだけ日のある内にパソコンを使用するようにはしているが、バッテリーがお陀仏となってしまうまでは時間の問題だ。
どうしようか。
もう、家庭用のコンセントから充電器で充電しても復活しないかもしれない。
今はただ出来るだけバッテリーに負荷を掛けずに労ってやることしか出来ない。
実家に戻ったらソーラーシステムを見直すことにしようか。
北海道を後にするまでどうにか保ってくれ。
走行充電も組み込む必要がある。
計算上では50Wのパネルがあれば、ノートパソコンの電気くらいなら十分賄えるはずだったが、現実はなかなか思い通りにはいかない。
思い通りにいかない方が楽しいので良しとしようか。

さあて今日は移動日だ。荷物をまとめて出発しよう!

走行ルート

走行距離   52.9km 
ねぐら    山部自然公園太陽の里キャンプ場
ガソリン給油 15.5L  燃費 18.9km/L

 

おわり

コメント

  1. 土フクロウ より:

    こんにちは!いつも応援してます。
    100円ショップの膝サポーターけっこういいですよー。参考までに。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。今度覗いてみます。

  2. JB23Wー9型XG5MT白 より:

    こんばんは

    テーピングはされてませんか?あれ結構効きますよ。ダイソーに売ってるし笑 なんだかダイソーの回し者みたいですね。

    バッテリーですがジムニーとと大きく容量が違わないなら交換してみては如何でしょう?
    セル回すパワーが危ないようでしたら下り坂で交換して押しがけの要領で始動。しばらく走り回れば復活するかも?電気詳しく無いので思いつきです。

    これで上手くいくようなら時々交換してやればおkかも?

  3. JB23Wー9型XG5MT白 より:

    過去ログ見ました、でっかいバッテリーですねm(_ _)m交換なんてとてもムリ…

    • karaage より:

      バッテリーは実家に戻るまでどうしようもありません。
      労って使うだけです。

      テーピングの巻き方を勉強しないといけませんね。

  4. さとう より:

    バッテリーの劣化ですが、硫酸鉛などが結晶化して電極に付着するのも一因のようです。
    ネットで「サルフュージョン 除去」あたりで検索すると、その手の結晶をパルスで除去する装置が、充電器兼用から自作品まで色々出てきます。
    自分も以前劣化防止の為に、車のバッテリーに付けていましたが、8年くらい乗って
    バッテリーが劣化した様子は有りませんでした。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      ネットで検索してみたらサルフュージョン除去機能付きの充電器が出てきました。
      そんなに高いものではないので、購入してみようと思います。

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