こんばんは。からあげです。
愛知県の実家に戻ってくると、晴天が続き暑いくらいに気温が高い。
連日たっぷりと日差しが降り注ぎ、最高気温は25度を超えている。
北海道から戻ってきてやることがたくさんあるというのに、体が怠くて作業があまり進まない。
気持ちの焦りも加わってあっちこっちに手を出すので余計に片付かない。
今日は物置部屋の中に散らかっていた荷物を片付けた。
干したのに畳むのが面倒で、カッパ、ザックカバー、スパッツなどをそのまま部屋の中に放り出していた。
これでは視覚的に余計に落ち着かなくなる。
ザックに荷物を詰めると居住空間は広がり、ようやく寛げるようになった。
昼前に実家に戻ってくると昼食にする。
タッパに詰めた玄米ご飯と残り物の味噌汁を食べる。
昨日は、洗車していて食事のタイミングを失してしまい、お菓子とリンゴでお腹を誤魔化してしまった。
体調は睡眠の他に食事によるところも大きいので、体に良い食べ物をとってエネルギーを充填してやる。
午後からは、国民年金の免除申請書と臨時福祉金申請書を作成してポストに投函してきた。
こういうお金に関わることは早く手続きを済ましておいたほうが気持ちに余裕が生まれる。
(というか、お金に関しては几帳面な性格が遺憾なく発揮される。)
WAIS-Ⅲの検査について
ところで、話は変わるが、本日、知能テスト(WAIS-Ⅲ 読み うぇいすすりー)の検査結果を教えてもらいに病院に行ってきた。
そう、北海道に旅立つ直前に検査を受けたのだ。
検査結果をキャンプ場に送って貰おうと企んでいたが、郵送は不可だったので本日直接担当医に聞いてきた。
この検査の詳しいことはよく分からないが、従来の検査方法に改良を重ねてより正確な検査結果を引き出すことが出来るようになったものだ。
朝一で病院に行って検査結果を教えてもらったところ、以下のような検査結果だった。
WAIS-Ⅲ検査結果
全検査IQ 104
言語性IQ 103
動作性IQ 103
言語理解 109
知覚統合 97
作動記憶 90
処理速度 110
*IQの平均は100 標準偏差は15
・全体の知的水準は「平均」の領域で、言語性IQ、動作性IQともに103とばらつきは見られなかった。
・群指数では、「作業記憶」が「平均の下~平均」の領域であり、「処理速度」、「言語理解」より5%水準で有意に低いことが示された。
また、「処理速度」が「平均~平均の上」の領域であり、「処理速度」、「作業記憶」より5%水準で有意に高いことが示された。
聴覚情報の処理よりも視覚的な情報処理に優れており、事務的な作業を正確に行うことが得意であると考えられる。・言語理解の下位検査のうち、「単語」、「類似」は13点と高いものの「知識」が9点と平均を下回った。
言語能力や日常的な知識は平均以上であることが示された。・作業記憶の下位検査では「算数」「数唱」が7点と平均を下回り、「算数」では比較的簡単な3問目、4問目で誤答となるものの、難解な13問目、14問目で正答するなど、計算力、基本的な数学的知識はあるものの、聴覚的な情報を留めておく集中力、記憶能力がやや劣ることが示された。
まとめ
今回実施したWAIS-Ⅲでは、全検査IQが104と平均的な領域であることが示され、動作性IQ、言語性IQも共に平均的でそれぞれの間にばらつきもみられなかったが、下位検査においては得点間にばらつきがみられた。
「算数」の問題においては、難解な問題に正当するなど高い数学的な知識を持ちながらも、簡単な問題で誤答が続き、口頭で伝えた問題文に対して完全に誤った理解をし、回答してしまう様子がみられた。
言語能力や日常的な知識は平均以上であるものの、聴覚的な作業記憶がやや劣るため、口頭でのコミュニケーションに齟齬を生じてしまい、共通の理解を持つことができず、対人面において問題発生にもつながっているのではないかと考えられる。
一方で、視覚的な情報においては、素早く正確に行う力を持っており、注意力も高く、集中して取り組むことができている。
検査前に「口で説明されても理解できないと思うので、数値化したもの、紙で見えるものが欲しい」と自ら話されたことも考えると、すでに視覚的な情報を使った方が理解しやすいという特性を自身でも気づいて実行されているように思われる。
今後については、すでに自身が行っている視覚的な手段を使って情報を取り入れてゆくことをこれからも行っていくこと、また、対人間でのコミュニケーションにおいても、情報を取り違えたまま理解してしまうことがないよう、不明確だった部分については相手に聞き返したり、メモを取って情報を視覚化して残すことが有用であると考えられる。
検査結果をもとに自ら考える
検査結果を見るまでは、自分の中に秘めた能力があるのではないかと考えてしまうこともあった。
ところが、至って平均的な結果が出て、ガッカリすると同時にホッとした。
自分の能力に致命的な欠陥がないことだけはこれで分かった。
聴覚的な作業記憶が少し劣っているということなので、電話応対がまともに出来ないということも頷ける。
相手と話して聞いた瞬間に忘れてしまい、メモを取るどころではない。
何度も相手に確認すると、気分を悪くさせてしまうので、あやふやな情報を元に動いて余計なことをしてしまう。
この検査は、精神状態が落ち着いた、状態が良い時に実施されたものなので、現場のストレス下においては能力が落ちるだろう。
意地悪な人間にプレッシャーを与えられると、短期記憶が極端に落ちてしまい、何も出来なくなってしまう。
子供の頃、そろばんが得意だったのは、視覚的手段によるものだったからに違いない。
そろばんを使う計算は得意でも暗算は全く出来なかったことからも伺える。
「視覚的な情報処理に優れており、事務的な作業を正確に行うことが得意であると考えられる。」とあるように私にはパソコンの作業が向いているらしい。
どおりで毎日ブログを更新してもさほど苦にはならないのか。
パソコン相手なら人間とコミュニケーションをとる必要がないので、目の前の作業に没頭出来る。
私は生まれながらにしてコンピューター適正があったようだ。
検査結果をじっくりと読み解くと、自分の正体がより詳しく分かるようになった。
結果を知るまでは、検査を受けさえすれば自分という人間が正確に把握出来ると勘違いしていた。
ただ、このWAIS-Ⅲの結果は、自分を知るための一材料に過ぎない。
精神科医よりも自分の方が長いこと付き合っているので、自分を知っているはずだ。
残りの人生で新たなチャレンジをしてゆき、自分をより深く知ることになるだろう。
今はまだまだ成長途上にある自分。この後どこまで自分の能力を伸ばせるかは自分次第となる。
やらず嫌いをせずにいろいろ挑戦してゆこうと思う。
今回のテストは自分を知る良い機会になった。
WAIS-Ⅲは予備知識があると正確な検査結果が出なくなるので、ネットで検索することなく直接病院に行ってみることをお勧めする。
最後に。自分が発達障害なのかは、結局分からずじまいだった。
今になると、そんなことはどうでも良くなった。
平均的な能力は持ち合わせているということなので、あとは本人次第だ。
弱点を少しでも目立たないようにするのか、それとも得意分野を伸ばすのか。
ここは得意分野を伸ばすことにする。
今後、会社勤めをするわけではないので、バランス型人間を目指しても仕方ない。
自分の持っている能力を最大限活かすには、得意なことを反復やって能力を強化する。
そうすれば、10年後、20年後、今よりさらに楽しい人生が待っているはずだ。
あまり将来を意識することなく、コツコツと出来ることをやってゆく。
コツコツこそが、平凡な私に与えられたもう一つの能力だ。
それを活かして人生やっていこう。
おわり
コメント
ほら障害なんて無いでしょw
何かに相当劣る人(誰でも苦手はあります)は、どっかに突出した才能があるものです。
この才能が運良く世間に認められると金銭的には幸せになれますね。しかしパクリエーターで名を馳せたあの方はなんの才能も無いのに世間から認められてた訳で世間はアテに出来ません。
でも才能に気がついてるといろいろに利用できるものです。隊長は文才もあるし写真も構図の良いものをよく見ます。磨いてやると必ずもっと光ります。間違いありません、ハイ!
どうもありがとうございます。
大した取り柄はありませんが、基本能力はあるので感謝しないといけないですね。
あとは自分次第。精進してゆきます。