今日はおかんが老人会の旅行に行くので、一日家事をすることになった。まあ、家事は別にいいのだが、使い勝手が悪くて気持ちよく仕事ができない。いつものことで私は悟っている。
おかんに多くを望むのは間違っている。寝たきりにならずに、元気でいるだけでヨシとしなければならないと。
こんばんは。からあげです。
そう、今日は家政夫として一日過ごすことになった。しかし、それだけではない。家事の合間にはキッチリパソコンの作業を行った。Lenovo X250をHDDからSSDに換装して念願の高速化の夢を叶えることができた。夢と言ってもちっぽけなものだ。こんなものは夢じゃない。そう私にはビッグな夢があるのだ!ここで語るのは止めにしておこう。
以前PCTハイキング中だというのに無謀にもサーバーの移転作業をして、初日と2日目の記事を飛ばしてしまった。午前中はそれの復旧作業を行った。
当時、とりあえずGoogleのサーバーに残っていたキャッシュを下書きに保存しておいたのだった。読者に教えてもらって事なきを得た。あの時はどうもありがとう!歩き始めということもあって、気合を入れてブログを書いていたのだった。
昼前、忘れないうちに洗濯物を取り込む。いつもおかんは面倒臭がって夕方まで取り入れない。そのため、紫外線のダメージをかなり受けている。大事な服は自分で洗濯して自分で干して取り込むようにしている。
洗濯物は座敷に放り込んでおく。取り入れるだけで畳みはしない。私が畳むとやり方が違うとブツブツ文句を言うのだ。それなら自分でやれと放っておくことにした。冷たいようだが、甘やかすと、面倒くさがりが加速して手に負えなくなる。
洗濯物を取り入れたらお風呂掃除。湯が張ったままになっている。これでヨシ。
お湯だけ抜かれると、汚れがこびり付いて落とすのに手間がかかる。お湯だけ落とすなと毎回兄貴に言い続けている。お風呂は湯を抜きながら掃除する。掃除しようと思ったが、スポンジがどこにも見当たらない。いつもこうだ。おかんの習性を忘れていた。
スポンジを置きっぱなしにすると風呂場が湿気ると言って、外で干しているのだった。(もちろん乾いても取り込まない。そのくせ、風呂掃除くらいしてくれと言う。)
私は実家にいる時でさえも滅多に風呂に入らない。せいぜい一週間に一度くらい。そんなに体が汚れていないのに、頻繁に風呂に入るのはエネルギーと時間の無駄。
スポンジを持って来て掃除する。
ゴシゴシゴシ。まあこんなもんだろう。
無駄に多いシャンプーとリンス
なぜ使い切ってから新しいのを出さないのか?こういうのを見ると凄く鬱陶しく感じる。掃除もしにくいし、良いことなんて一つもない。
ひとまず家事を中断して昼飯にする。朝食の残り物とは思えないくらい豪華だ。適当にそこらへんを漁るとすぐに飯の用意ができる。飯なんてなんだって良いんだ。お腹が膨れさえすれば!
今日の晩飯は冷蔵庫の中の豚肉を使って炒め物をしようと思ったが、兄貴に半分以上食われてしまった。ちっ予定が狂った。あちこち探していると冷凍庫の奥深くから豚ロースを発掘した。
もちろん随分昔のもの。なぜ、もっと早く食べない?氷河のようにカチコチに固まっているため、解凍は時間がかかりそうだった。桶に水を張ってその中に放り込んでおいた。ふむ、ブタの生姜焼きでもするか。
肉が解凍するまでの間、パソコンのHDDをSSDに換装する作業を行っていた。自分のイメージ通りに作業をすることができた。
4時前になって肉の様子を見にゆくと、まだカチコチの状態だった。早く生姜醤油に漬けておきたいので、ぬるま湯で解凍することにした。味が落ちるためやりたくはないのだが、間に合わないので仕方がない。
ちっ、これだから冷凍庫に入りっぱなしの肉は嫌なんだ。
生姜をおろして絞ったところ。かなりの汁が出たな。
ブロックのように固まった肉を一枚ずつ丁寧に剥がし水を切る。
そして生姜醤油の中に綺麗に敷いてゆく。生姜醤油をスプーンで掬って上からかける。
肉を剥がすのに手間がかかった。ああ、面倒くさかった!
ネギが水分を失って干からびかけていたので、まとめて刻んでタッパに入れておくことにした。おかんがネギを切るのは、そばを茹でたときくらい。たいてい臭いだのなんだか言って切ろうとしない。
肉が苦手なおかんのためにゆで卵を作っておくことにした。
ゆで卵をスライスしようと輪切りマシーンを出すと、なんと片方のビスが飛んでいて使い物にならなくなっていた。ちっ、いつもこれだ。壊れても直そうとしない。
サイズの合うビスを探していると時間がかかるので、使用目的がよく分からない金具のビスを外して使うことにした。
ビスを付けても緩んでくるかもしれないので、回り止めとして瞬間接着剤で固めておくことにした。
フタを開けて中身を出そうとすると、固まっていて出てこない。ああ、これもいつものことだ!なぜ、冷蔵庫の中に入れておかない!
家の中で安全ピンを探しても時間がかかりそうだったので、マイ安全ピンを使って固まった部分に穴を空けた。
こうした小物の回り止めには、瞬間接着剤が最適。ふう、ゆで卵輪切りマシーンを修理するのに20分くらい掛かってしまった!包丁で切った方が断然早かった!
よし、元通りになったぞ!早速切ってみるか。
切れ味が悪いながらも1個目はなんとか切ることができた。なんて切れ味の悪いワイヤーなんだ。ゆで卵が柔らか過ぎるかもしれないな。
2つ目は潰れてしまった。あちゃー。こりゃ駄目だ。
おかんが帰って来たので、豚肉を焼くことにした。ふむ、いい匂いがしてきたな。
完成!ブタの生姜焼き定食だ。
年中出しっぱなしのやぐらこたつの方に持ってゆくと、兄貴がご飯を待ちきれずにお菓子を食ってやがる!いつもこう。親父も食事前に我慢しきれずになんか食ってたな。私が子供のころは食事前に何か食っているとゲンコツを貰ったのに。
食前にお菓子を食うなんて、料理してくれた人間を侮辱している。感謝するどころか馬鹿にしてやがる。その後、おかんも兄貴も黙々と食べてごちそうさまの一言もなし。私が感謝の言葉の一つくらいかけても良いんじゃないかと催促すると、家事くらいして当たり前だと宣った。
ああ、いつものあれが始まったな。
私は無言でこたつを離れ、台所回りを片付けて物置に引き上げた。
親父が死んで家族の共通の敵がいなくなった今、私がおかんと兄貴の敵になっている。近親憎悪というやつで、私のやることなすこと全てが気に入らないらしい。本人にそう言っても決して認めようとはしない。私が器用になんでもこなすので、目障りで仕方ないのだ!
私はもう慣れっこになっているため、相手にしないことにしている。ただ、実家の物置でパソコンを弄ったり、あれこれ自作したり、機械のメンテナンスができたらいい。多くは望まない。非電化の小屋で同じことをやろうとすると、効率が悪すぎて嫌になってくる。
実家にいる間はあれこれ仕事を請け負う代わりに、食費や光熱費は免除されている。というか気が付いたらこうなっていた。私が徐々に勝ち取ってきた権利だとも言っていい。なんでも屋の私だ。次はどんな難題を吹っかけられるか、そんなことを頭の片隅において今日も物置で過ごす。明日も明後日も。
おわり