高速・省電力化に大成功!ノートPC Lenovo X250 HDDをSSDに換装してみた

こんにちは。からあげです。

 

Windowsパソコンを長期間放置して久しぶりに起動する。すると、溜まりに溜まった更新プログラムを一気にダウンロードしようとしてパソコンが操作不能となる。いつものことだが、毎回嫌になる。

これまで1ヶ月ほどパソコンを全く弄らないことはあったが、半年という長きにわたり放置したのは今回が初めてだった。半年間アメリカに滞在して帰国した後、久しぶりに電源ボタンを押してパソコンを起動してみると、ビックリするほど動作が遅くて全く使い物にならなかった。

 

現在使用中のPCスペック

PC        Lenovo X250(れのぼ えっくすにーごーまる)
OS       Windows10 Home
CPU  Intel Core i3 2.1GHz
メモリ 4GB 
HDD   500GB(5400rpm)

 

一昨年の1月に購入したノートパソコンで、スペック的にはそれほど悪くはない。それなのに重たくてブログ更新などの日常使用にさえ支障を来すようになってきた。このままではストレスが溜まってしまい仕事をする気になれない。タスクマネージャーパフォーマンスからパソコンの負荷の状況を調べてみると、HDDの使用率が100%に張り付いたまま動かなかった。

このような症状は、WindowsのUpdateが溜まると度々発生していたのだった。

 

それでは新しいパソコンに買い換えるか?いやいや、アメリカでたくさんのお金を使ったため、今はそんな余裕はない。スピードアップの定番としてメモリの増設が考えられるが、メモリに負荷が掛かっているようには見えない。

ネットで調べてみると、内蔵HDDをSSDに換装すると劇的に速くなるということが分かった。Amazonを覗いてみると、手頃なSSDがいくつか見つかった。いっちょやってみるか!おっさんは愛機のスピードアップを図るため、内蔵HDDをSSDに換装することに決めたのだった!

 

ノートPC(X250)のHDDをSSDに換装する前に

必要なもの

SSD(2.5インチ、厚さ7mmまたは9mm)
USB回復ドライブ(事前にWindowsで作成しておく)
分解工具(+精密ドライバ、こじ開け具)

 

まずは自分のPCに合うSSD。(使用するSSDのスペックは後ほど詳しく紹介。)

精密ドライバーは、電子機器の分解に必要なものなので、基本セットを持っておくといい。高いものでなくても十分使える。Vesselなら必要にして十分なスペックだ。

プラスチックのヘラは消耗品なので安いやつで十分。使って傷んできたらこまめに買い換える。先が金属製のマイナスドライバーはプラスチックパーツの分解には不向き。硬くてプラスチックを傷めてしまう。

 

USB回復ドライブの作成手順はこちら↓

 

作業の流れ

フロントバッテリーを無効化する。
   ↓
リヤバッテリーの取り外し。
   ↓
裏フタを開けて内蔵HDDを取り外す。
   ↓
SSDを取り付けて裏フタを閉める。
   ↓
回復ドライブから立ち上げてPCの回復を行う。
   
Windows10のインストールを行う。
   ↓
初期設定を行う。
   ↓
作業終了

そして爆速のPCに生まれ変わる。

 

参考リンク

Think Pad X250を使い倒す!

ThinkPad X250 SSD換装・HDD交換のやり方【動画あり】
レノボ ThinkPad リカバリーメディアからのデータ復元方法
ThinkPad 内蔵バッテリーを無効化する方法(フロントバッテリー無効化)
X250 HDDの厚さは7mm?9.5mm?

参考リンクを読めば、誰でも作業をすることができる。おっさんだってできたんだ。あなただってできないことはない。落ち着いてゆっくり確実に作業をすれば問題ない。

詳しくは上記サイトにおまかせすることにして、ところどころポイントになるところを重点的に説明してゆきたい。

 

実際の作業とポイント

本日、家事に明け暮れていたころ、知らぬ間にAmazonからの荷物が届いていた。
早速ダンボール箱を開けてみる。

コイツがSSDの箱だ。

SSDのスペック

メーカー Samsung
容量 250GB、2.5インチ、V-NAND搭載、5年間保証

 

箱の中身を出してみる。SSD、ドライバディスク、マニュアル、注意書きが入っていた。

SSDの表側

大きな文字でSAMSUNGと表示されている。買わなきゃSAMSUNG!

裏側のようす

型式、シリアルナンバーなどが表示されている。

裏側に一つだけある特殊なビス

このビスを外したらフタを開けられそう。しかし、適合するドライバがない!

端子差込口のようす

サイドのようす

サイドから裏側に空けられている穴

ネジ山が切られている。

SSDの厚みを測ってみると7mmだった。

 

フロントバッテリー無効化からリヤバッテリーの取り外し

BIOSを立ち上げてフロントバッテリーの無効化を行う。

続いてリアバッテリーを取り外した。

フロントバッテリーを無効化し、リアバッテリーを取り外すと、電源ボタンを押しても電源が入らないようになった。
これで裏フタを開ける準備が整った。

裏蓋を開ける

精密の+ドライバで裏ブタのビス8本を緩める。
ビスは紛失防止のため、外れないようになっている。
完全に緩めるだけでいい。

コイツが+ビス

+ビスを全て緩めると裏ブタが浮くようになっていた。これなら外しやすい。

*これは間違い。製造工程でキチンと取り付けられていなかったと思われる。

裏ブタを外す時に使用する工具

青いやつは、以前スマホの裏ブタを外す時に使用したもの。プラスチック製の方が傷が付かなくて良い。

裏ブタを持ち上げて隙間にこじ開け工具を突っ込む。
数カ所爪で留まっている。折らないように慎重に作業を進める。

私の場合、ファンの近くのこの爪が外れにくかった。

サイドの格子状になっているところは強度が低いので注意する。

ビスを外してから裏ブタを外すのに10分ほどかかった。無理をせずに慎重に作業を行った。
爪が外れると軽く持ち上がる。

裏ブタの裏

裏ブタを開けるとX250の心臓部が現れた。どれどれじっくりとチェックしよう。
HDDは左下の銀色のカバーがついている部分。ところどころホコリが付いていたので、勢い良く息を吹いて吹き飛ばした。

息を吹きかけると湿気で金属部分が錆びることがあるので、カメラ用の手動ブロアを使用すると良い。100均でも売られている。
 

内蔵されているフロントバッテリー。フロントバッテリーがあれば、電源が入った状態でもリアバッテリーを交換可能となる。もちろんフロントバッテリーの容量分使用時間が増える。購入時オプションで付けて貰った。次回、Xシリーズを買うときも付けるとしよう。

4GBのメモリ。スロットが一つしかないので、容量を増やすなら高価な8GBのメモリに換えなければならない。ひとまずSSD換装だけでメモリ交換はしなくてもいい。大容量のメモリは高いのが難点。

HDDの取り外し

これがHDD。おもては銀のシートに覆われている。HDDは右側をビス1本で固定されている。

どのビスも締め付けは硬め。ドライバに力を加えるとパソコンの本体が変形して怖かった。かといってドライバを押し付ける力を弱めると、ネジ山を傷めてしまう恐れがある。非常に悩ましい。

HDDはビスを外して持ち上げると簡単に外れる。コードが繋がっているので引っ張りすぎないように注意する。

コネクタ外しはプラスチックの爪が活躍する。

爪を2本使用して平行になるようにテコを使って持ち上げると外れる。手で強引に引っ張るのは、かなり硬めなのでおすすめできない。

取り外したHDD

外したHDD。プラスチックの枠が付いている状態。

型式 WD Blue WD5000LPVX-08V0T
スペック500GB、5400rpm、SATA、6.0Gbps

銀色のシートが付いている方が表側か?

端子部分

プラスチックの枠を外した。これでHDDを固定するとともに、衝撃を吸収していたようだ。

プラスチックのポッチ

SSDとHDDを並べてみた。大きさはほぼ同じ。

たて10cm × よこ7cm × 厚さ7mm

HDDとSSDを重ねてみた。

SDDの取り付け

それではSSDを取り付けることにしよう。プラスチックの枠を取り付けたところ。

コネクタを繋いでSSDを取り付ける。あれ?おかしいな。

プラスチック枠は裏面と面一となるように取り付ける。これが正しい取り付け方。

分解する時はちゃんと覚えながら作業を行うこと。デジカメで撮影しておくと間違いがない。

ケーブルの処理を確認する。

ビスを元通り締めた。

SSDを取り付けたところ。ヨシ!これでいい。

裏蓋とリアバッテリーの取り付け

裏ブタを閉めてビス8本を適度な力で締め付けた。裏ブタを付けただけでは、隙間が空いている。ビスを締めるとピッタリとくっつく。

ビスを締めるとサイドの隙間はなくなった。

USB回復ドライブからの立ち上げ

パソコンを元通りにしたところで、USB回復ドライブと電源コードを挿して電源を入れる。

 

Boot Menuを立ち上げたところ。上から3つ目のUSB HDDを選択してEnter。すると、USBメモリのアクセスランプが点滅し、ファイルを読み込んでいた。

キーボードレイアウトの選択

Microsoft IMEを選択する。

するとドライブから回復するという表示がされるので、回復ボタンをクリック。

このPCを回復しています。」と表示され、始めUSBメモリのアクセスランプが点滅し、しばらくして消えて、その後長い処理が続く。PCの回復に要した時間は約25分だった。

PCの回復作業が終了すると、Windowsのインストールを行う。再起動を数回繰り返し、約15分かかった。

Windowsのインストールの次に初期設定、Lenovoユーザー登録(私はスキップした)を済ませると、無事Windowsが立ち上がった。

作業完了!

電源ボタンを入れてWindowsを立ち上げたところ。HDDと較べて起動時間がかなり短くなった。電源を入れて30秒も経たないうちに使用可能になる。

SSDがキチンと認識されているかどうかタスクマネージャーのパフォーマンスを見てみる。

おお!Samsung SSDの文字が表示されているぞ!起動直後なのにディスクの使用率が0%とは。これは凄い。

SSDのマニュアルでは、付属のCDROMと特殊なケーブルが必要となっているが、どちらも使用することはなかった。

 

SSDに換装した感想

作業はそれほど難しくはない。リンク先の「Think Pad X250を使い倒す!」ではWindows10Pro、私のOSはWindows10Homeだったため、多少設定の方法が違ったくらいだった。これまで培ったパソコンの知識を総動員して作業を行った。

換装後にパソコンの電源を入れてみると、ビックリするくらい速くWindowsが立ち上がってくれた。12,000円を投資した価値があった。これならストレスを感じることなくサイト作りに没頭できる。外したHDDはケースに入れて外付けHDDとして使う予定。SSDにしてPC本体の記憶容量が減ってしまった(500GB→250GB)ので、今後は外付けHDDを積極的に使用することになるだろう。

これでより快適なPCライフを送ることができる。うしし。

 

その後のようす

SSDに換装したX250は、起動時間・シャットダウンの時間が大幅に短縮されて、さらに使いやすいマシンになってくれた。軽量化もできたほかに、バッテリーの使用時間がさらに伸びたことも嬉しい。

フロント・リアバッテリー大を搭載し、省電力モードで使用した場合、使用時間がおそよ20時間となった。これだけ使えれば、一日パソコンを持ち歩いて使ってもバッテリー不足になることはない。

 

今回、SSD換装に掛かった費用はおよそ1万円ちょっと。費用対効果は大いにある。日々、パソコンの立ち上げ・シャットダウンに無駄な時間を費やすのは勿体無い。次回新たにパソコンを買う時は、多少高くてもSSD搭載モデルを選ぶことだろう。容量の少なさは、外付けHDDで対応する。

SSD換装で調子に乗ったおっさんは、このあとでメモリを4Gから8Gに増やすことになるのだった。。。

 

おわり

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