鍋の蓋の穴の不思議

こんにちは。からあげです。

今日は朝から曇り空で、これから次第に天気が崩れてくるようだ。
厳しい冷え込みはなくなり、比較的過ごしやすくなる。
それにしても薪ストーブを焚くようになってから、冬の寒さによるストレスが軽減された。
寝袋に入って体を丸めて寝ていると肩こりになることが多々あった。
自然と体に力が入っていたようだ。
今は体の力が抜けてダラダラと過ごせるようになった。
やっぱり力を抜いて気楽に過ごしたほうが心身ともに良い。

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これは昨日の買い出しの品。
トイレットペーパーが残り少なくなってきたので、12ロール入りを1袋買っておいた。
シングルの他は拘りはない。
店の一番安いものを迷わず選択する。
最近、お菓子の安売りをしているので、つい買い物かごに入れてしまう。
食後のひと時を楽しめるようになって、おやつが欲しくなってきた。
あとは粗塩がなくなったので、新たに1kg入り1袋を購入する。
銘柄に拘りはなく、ミネラル分がたっぷり入っている粗塩であればいい。
同じものを買い続けると面白くないので、その時の気分であれこれ変えている。
精製塩は安いが、体に悪いので使用しない。

 

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ところで、薪ストーブを焚くようになって加湿器代わりに常時鍋でお湯を沸かしているのだが、ちょっと困ったことがある。

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この鍋はIH対応、大容量でしかも鍋底が厚く、煮込み料理に最適なステンレス鍋なのだが、蓋に蒸気穴が空けられていない。
それで蓋がパカパカ開いてお湯が吹きこぼれるのだ。
これまで意識することは無かった蒸気穴だが、この鍋でお湯を沸かすようになってから、その必要性が分かるようになった。

ここで鍋に蒸気穴があることのメリットを挙げてみると、

穴から蒸気が漏れるので、中身が吹きこぼれることはない。
鍋が冷えた時に蓋がくっついて開かなくなることがない。

これら2点が思い浮かんだ。

お湯が沸いてくると蓋がパカパカ開いて蒸気が逃げるようになるが、その際お湯がはねてストーブの上に落ちて、鉄板のバチバチと焼けるような音がする。
鍋の蓋をずらしてみたが、お湯が多くて火力が強いと隙間からお湯が飛び出てくる。
水を少なめにすればいいだろうが、水の減りは相当早くて空焚き避けるため多めに入れておきたい。
このままではストーブが傷んでしまう。何か対策する必要がある。

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鍋の蓋にドリルで穴を空けることにした。
丈夫なステンレス製なので、ダイヤモンドドリル刃を使用する。
奮発してステンレス可のドリルを買っておいて良かった!

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ポンチ代わりに太い釘を当ててハンマーで打っておく。
こうすればドリルの刃がズレることはない。

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厚さ1mm程度の鍋だが、なかなか穴が空かない。
ドリルを適度に押し付けて徐々に穴を深くしてゆく。
刃先が過熱して煙が出始めた。
途中で手を休めて一旦冷やし時間を掛けてようやく穴を空けることが出来た。

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これは鍋の裏面。
バリが出てしまっている。
これだと手を怪我する恐れがあるので、ハンマーで叩いて潰して目の粗いサンドペーパーで角を取る。
(軍手が引っかかって破ける可能性の方が高いかも。)

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ざっとバリを落として表面を滑らかにしたところ。
これで大丈夫だろう。

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ご飯を炊いている間に道路の掃除を行う。
ストーブの空気取り入れ口は全閉にして暴走しないようにしてある。
ご飯を炊くには時間は掛かるが、その間ゴソゴソと何か作業をすることが出来る。
道路掃除は、時間を掛けて一気にやると大変だが、気が向いた時にコツコツ少しずつやっていけば飽きずに出来る。
PC作業ばかりだと体が鈍るので、こういう作業もたまにはいい。

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掃除を終えて戻ってくるといい感じにご飯が炊けてきた。
にんにく入りの香ばしい玄米の香りがする。
こちらの鍋の蓋は、初めから穴が空いていた。
火力を上げ過ぎると吹きこぼれてしまうが、中火までなら大丈夫だ。

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やかん代わりの鍋は、空けた蒸気穴が小さいのかパクパクと蓋が踊ってた。
せっかく穴を空けたのにどうしたものか。

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仕方ないので蓋をずらしておく。

なぜこの鍋は、蓋に穴が空いていないか考えてみた。
蒸気穴がないと水の減りが遅い。
これまでこの鍋を使ってきて感じたことだ。
それだけだろうか?
蒸気が逃げないことにより鍋の内部の圧力が高まり、じっくり中まで火が通りおいしい料理が出来る。
多分これもあるだろう。
他には何か理由はないか?思い浮かばない。
吹きこぼれや蓋がくっついて空かなくなるデメリットよりもメリットの方が大きいのだろう。
これは煮込み料理向きな鍋ということにしておこう。
穴がない方が良いということになれば、爪楊枝でも突っ込んで穴を塞げばいい。
取り敢えずはこのまましばらく様子をみる。

 

ちなみにやかんはもう10年以上前に捨てた。
扱いやすいが、お湯を沸かすことくらいしか出来ず、場所を取る。
鍋でもお湯を沸かせるのでやかんは邪魔だった。
小さいものには注ぎにくいが、自作漏斗を使えば問題ない。
(ペットボトルの蓋をとって先をカットしただけ。)

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外出前は蓋を開けて炭を広げて早く燃えて灰になるようにしておく。
薪ストーブはちょっとだけの使用には不向きなようだ。
あまりに時間がない時はロケストを焚くようにしよう。

さあて今日もせっせとPC作業といこうか。

 

おわり

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