ゴロー登山靴 S-8 を手に入れた!

こんにちは。からあげです。

 

久しぶりに静寂の中での睡眠だった。
朝方目が覚めたが、眠たいので再び寝袋に入り込む。
その後、目を覚ますとお昼前だった。
さすがにお腹が空いてきたので、下に降りて食事の準備を始める。

こんなに静かでゆったりとした時間の中で過ごすのは久しぶりのような気がする。
やはりネットカフェでは熟睡できない。
出入りが激しい狭いパーテーション内での生活は落ち着かない。
窓がなく出入り口が一箇所しかない店内は、通路が入り組み迷路のようなになっている。
狭く薄暗い中を出入り口に向かおうとしても迷ったりする。
照明が点いているとは限らない。
エレベーターが動かなければ脱出出来ないようなところもある。
非常階段は封鎖されていて、非常時に開けられるかどうか分からない。
さらに周囲の物音が気になるため耳栓をしているので異変を察知しにくい。
何も起こらなくて良かったなあと思う。

それにしてもネットカフェでの宿泊は厳しい。
たった4泊でも寝不足と栄養不良のため、体調が悪くなった。
長期で定宿にしている人は大変だなあと思う。

 

ゴロー登山靴 S-8 の紹介!

 

今日は東京で購入したゴローの登山靴S-8について。

スカルパのシェルパの代替品として以前から気になっていたゴローの登山靴S-8を購入してみることにした。
ネットでの情報には限界がある。
自分で自腹を切って購入し長年使用すると、その道具の持ち味が分かってくる。
今度のS-8はどのようなパフォーマンスを魅せてくれるのだろうか。

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ゴロー登山靴 S-8 

サイズ 25.5cm(細身)
価格  37,800円(税込み)
靴紐付属、インソールはなし。

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慣らし履きを終えて(購入後約1月)から靴の重量を計測してみた。

インソールB+、靴紐を付けた左右両方の重量 約2.5kg

 

インソール B+
サイズ S(24.0~25.0)
価格 4,860円(税込み)

既製品とオーダー品があって、既製品では合わない特殊な足についてはオーダーとなって
3,240円(税込み)アップとなる。

登山靴購入の流れ


店員さんと話をして目的や用途で種類
を選ぶ。

足型をとってサイズを計測する。

試履をして靴を選ぶ。

既製品で在庫があれば、即日持ち帰り可能。

 

特殊な足でオーダー品となった場合は、約2ヶ月待ちとなる。
宅急便による受け取りもOK。
自分で足型をとってサイズを測り、店に行かずに登山靴を購入ことも可能だが、経験豊富な店員さんのアドバイスを貰って試履して足の様子を体感する方が断然良いだろう。
日頃、靴を履いていて痛いところ、違和感を感じるところを言えば、丁寧に教えてくれる。
せっかくの機会なので、ここぞとばかりにいろいろ質問した方が良い。
左右の足のサイズが違うことも珍しくはないそうで、その場合は左右違うサイズの登山靴を購入できる。

 

店員さんと話をして靴の種類を選択することになるが、私は3シーズンのハードな登山に対応出来るS-8を選択した。
店員さんからブーティエルも勧められたが断固として断った。
私はS-8のいかにも登山靴という重厚な作りに惚れてしまったのだ。
S-8以外は眼中に無かった。

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足型をとってメジャーでサイズを測る。
紙の上に素足で立って外回りをボールペンで線を引く。
そして数カ所のポイントをメジャーで測った。
靴を履いていて痛くなる箇所を伝えた。

私の足は踝の下にも出っ張りがあって、そこに靴が当たって痛くなることが多かった。
店員さんは私の親指の外側に出来ているタコを見て、靴が緩いために中で足が踊り、動かないようにと指先で踏ん張るためにタコが出来るなど、いろいろ靴に関する知識を教えて頂いた。

 

サイズを計測した後は靴の試履となる。
既製品の各種サイズの靴がおいてある。
店にも登山用の靴下が置いてあったが、やはり普段履いている自分の靴下で合わせた方が良いだろう。

私の足は幅が狭いということだったので、通常の幅の靴と細身の幅の靴を何度も履き比べた。
店内を歩き回り履き心地をチェックした。
S-8には深型もあって、たまたま通常幅の25.5㎝が置いてあったので、履かせてもらった。

また、足先の幅を少し広げるということも可能(オーダー品となる)で、たまたま細身幅で足先が広い登山靴もあったので、これも試履してもらった。

随分と時間を掛けてじっくりと気の済むまで履き比べた。
その結果、細身幅 通常のS-8 サイズ25.5㎝に決定した。

 

登山靴にはインソールが付属していないので、ゴローが取り扱っているB+(ビープラス)を入れた状態で足を合わせた。
5,000円弱の値段でかなり値が張るが、後で安いインソールを変えると履き心地が変わってしまうので、B+を合わせて購入することにした。

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インソール B+LD

LONG DISTANCE 
長距離、長時間の連続使用に最適とされている。

裏側にプラスチックを貼り付けて剛性をアップしてある。

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横からみたところ。
靴に入れるとピッタリとフィットする。

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私の足に合うように端っこ削ったり、底を削って厚みを調整してくれた。

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裏側に B+R S/240 250 の表示あり。

参考リンク インソール B+LD(株式会社ホシノ)

 

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付属の靴紐

登山靴に標準で付属している靴紐。
弾力性はなくて伸び縮みはほとんどしないが、非常に丈夫そうな紐だ。
紐はきしめんのように平べったい断面となっている。

 

 

それではこれから、S-8の詳しい様子を画像付きで説明する。

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右側サイド(外側)

ゴローのロゴマークが見える。
靴のベロ、水よけ、足首を除いて裏出しの革となっている。

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サイドにプレスされたゴローの文字

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右側サイド(内側)

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右側つま先

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つま先のサイドのアップ
つま先とかかと部分にコバ金付けて12本爪のワンタッチアイゼンの装着が可能。

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右側後ろ

踵部分は表革となっている。

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かかと部分のサイドのアップ

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足首部分
歩きやすいようにカットされている。

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靴紐を締めた状態で撮影した。

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金属製のD環

輪っかが大きくて靴紐の着脱がしやすい。

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Wホック

こちらも金属製。
S-8深型は、このWホックが1個多く付く。

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靴紐を締めた状態で上から撮影した。

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インソールを外して中を撮影した。
真新しい革の匂いがする。

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靴紐を外して水よけを広げた。

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水よけとベロの部分を横から撮影する。

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水よけとベロはマジックテープでくっ付けることが出来る。
持っているザンバランの冬用登山靴エクスパートプロGTと同じような造りとなっている。

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ソールの様子

ゴローのお店から歩いたので少し汚れている。

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ソールのブロックパターンをアップで撮影する。

 

ゴローのお店で仕上がった登山靴をマイ靴下を履いて試履をすると足にフィットしていい感じだった。
せっかくの慣らし履きの機会なので、お店から巣鴨駅、新宿駅からバスターミナルまで、高速バス停から駐車場まで歩いた。
多少窮屈感はあるが、あちこち当たって足が痛くなるようなことは無かった。
ワックスやクリームを塗って歩いて足に馴染めばフィット感がさらに増すだろう。

同じようなオールレザーの靴、スカルパのシェルパでは、初めの頃、足があちこち当たって靴ずれが出来まくった。
同じ既製品の靴だが、ゴローのフィット感が凄く心地よい。
シェルパでは感じなかった靴との一体感を早くも感じることが出来た。
履きやすいように機械で柔らかくしてもらったことも大きいかもしれない。
登山用品店で登山靴を買う時は、靴に足を合わせるような気がしたが、ゴローの場合は足に靴を合わせてくれる。
2.5mm単位でサイズの微調整が可能となっているので、既製品の靴が合わずに痛い思いをしている人にはゴローは救世主となってくれるかもしれない。

S-8はまだほんの少し歩いただけなので、詳しいインプレは今後してゆくことになる。
今日は先程、靴に手持ちのワックスを塗ったところだ。
明日になるとAmazonで頼んだ防水ワックスが届くので、さらに塗り重ねてよく馴染ませようと思う。
これから相棒のS-8との物語が始まる。
一体どんな出来事が待ち受けているのだろうか。
きっちりメンテナンスをしてゆきたい。

よし、お前をゴローちゃんと命名しよう。

 

頼むぞ!ゴローちゃん。

 

 

さて話を戻して今日の出来事。
ワックスを塗った時の様子は明日アップすることにして、今日は外作業を説明しよう。

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今日は生暖かい気温で地面の凍結が解けた。
そこで生ごみ処理穴を掘った。
雪が積もると穴が埋まってしまい、卵の殻や麦茶パックをそこら辺に放っていて見苦しかった。
穴を掘っていつものように穴の中に捨てるようにする。

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雪が積もった翌日に雨樋を外しておいた。
屋根の雪は既に綺麗サッパリ解けている。
今後、あのように一気に積もることはないだろうと思い、雨樋を復旧することにした。
3分割の雨樋を繋げるだけ。
接続部分は接着剤で留めていない。

 

今日の外作業は約20分。
まだ疲れが抜けていないので、ブログ更新をノンビリやってあとはゴロゴロしようか。
昼過ぎに食べた玄米ごはんのお陰でまだそんなにお腹が減っていない。
それでも明日は靴の慣らし履きをしに登山に行こうと思うので、そろそろご飯の準備を始めるか。

やっぱり自分の家っていいもんだなあとつくづく思う。

 

おわり

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