こんにちは。からあげです。
はじめに
小屋に戻ってから早2周間以上過ぎてしまった。
最近、何をやっているのかと言えば、パソコン作業と薪割りばかり。
本当に飽きてきた。
ようやく先日、注文していた参考資料が届いたので、そろそろ実家の方に行こうかと思う。
今年、冬を越すには、薪の量が全然足りないからだ。
何も考えずにドンドン燃やしたら年明け早々になくなりそうな感じだ。
参考資料の前に、まずは最近のようすをアップすることにしよう。
小屋の中での作業風景。
明るい南側に背を向けて作業するようになった。
南を向くと暗くてパソコンを弄っていると余計に疲れるからだ。
小屋に暮らすようになってからどういう訳か、電子機器を長時間弄られない体になってしまった。
こうして明るい場所で作業すると、疲れ方が全然違う。
昨日もパソコン作業に疲れると、パソコンを車で充電しつつ薪割りを行っていた。
何度も言うが、割るのは簡単なんだが、丸太をノコギリで切るのが凄く疲れる。
かと言って安易に動力付きのものに頼りたくない。
ふぅ~疲れた。
おい、床几を持てい!
はは~
一人侍ごっこをして遊ぶ。
こうでもしないとアホらしくてやってられない。
もうすでに2年以上は経つだろうか。
小枝を拾ってまとめて置いていたのだが、放置していたので腐ってきた。
せっかく集めたのに勿体無い。
そこで切り株の上に置いて乾かすことにした。
こうしておくと2、3日すれば表面は乾く。
中身が湿っていても火力が強い時に放り込んでおけば、そのうち燃えてくれる。
水分の多い奴を燃やすと煤が付きやすくなるので、出来れば控えたいのだが、薪の量が少ないので、贅沢は言ってられない。
YOGI’S PACIFIC CRET TRAIL HANDBOOKの購入について
ここで話題を変えて来シーズンのことに付いて書くとしよう。
来年はアメリカのパシフィック・クレスト・トレイル(通称PCT)を歩くことにした。
太平洋岸の西海岸、メキシコ国境からカナダまで続く全長約4,200kmの長大なトレイルだ。
なぜPCTを歩く気になったかは、またそのうち書くとしよう。
小屋に戻るとネットで情報収集して、トレイルに必要な参考資料を注文した。
PCT Handbookの到着
「からあげさんお届けもので~す!」
おや、こんな朝早く珍しいな。
昨日朝の9時過ぎくらいに郵便局の人がやって来た。
いつもとは別の人だったので、例のものが来たと分かった。
参考資料は、UNITED STATES POSTAL SERVICEというアメリカの郵送会社で送られて来た。
ネットで注文してからちょうど一週間で届いた。
USPSには荷物の追跡サービスがあり、Yogi’s Booksの発送完了メール添付の「Track Your Shipment」のコード番号をクリックするとブラウザに追跡画面が表示される。
これは到着完了後の画面。
荷物の詳細情報は下の方にある。
画面をみると、荷物がどこらへんにあるか分かる。
ロサンゼルスから太平洋を渡り、東京を経由して川崎に運ばれ、最後は郵便局が家まで配達してくれた。
東京には11月29日に到着していたが、通関手続のため時間がかかったようだ。
受け取った郵便物
裏面に送り主と受取人の住所やバーコードが表示されていた。
なんと角の方が破れていた。
この、乱暴に扱いやがったな!
まあ見た目などどうでもいい。
早速開けてみよう。
いでよ!参考資料たちよ!
中には、領収書とビニールに包まれた参考資料が入っていた。
袋のようす
裏地にぷちぷちが付いた防水の袋の中に保護用の厚紙で挟んであった。
穴が空いていた袋だが、中は濡れたようすはなかった。
意外に重たくてビックリした。
特にHandbookは電話帳のようにずっしりと重たかった。
秤で重さを計っているところ。
こんなに重たいとは思わなかった。
そのうちバラしてスキャンするか。
YOGI’S PACIFIC CRET TRAIL HANDBOOK
著者 JACKIE MACDONNELL
価格 $49.95
重量 925g
サイズ 230×148×25mm、
ページ数454、カラー写真数枚掲載、モノクロ
タウンガイドのページ
概略図のアップ。
こうした補給ポイントの大まかな地図しかないので、トレイルマップを別途用意する必要あり。
これはPCTスルーハイカーに定番のガイドブック。
トレイルの概要、歩き方、装備品、詳しいタウンガイドなど内容がてんこ盛りとなっている。
昨晩から読み始めたが、すべて英語なので全然進まない。
出発するまで熟読できるかどうか怪しい。
YOGI’S のYOGIはトレイルネームと言って、周りのハイカー達から勝手に付けられるあだ名。
ジャッキーさんはヨガ好きだったのだろう。
TRAIL TESTED
著者 JASTIN LICHTER
価格 $19.95
重量 655g
サイズ 235×190×15mm、
ページ数252、カラー
ストーブに関するページ。
軽量のアルコールストーブが紹介されている。
野営についてのページ。
タープで野宿しているハイカーが写っている。
「TRAIL TESTED」トレイルのようす?よく分からないので、そういうことにしておこう。
こっちは写真が多数掲載されていて、英語が不自由な私でもなんとなく分かる。
ウルトラライトな装備品の紹介が中心の内容で、見ているだけでワクワクしてくる。
ULTRALIGHT SURVIVAL KIT
著者 JASTIN LICHTER
価格 $12.95
重量 104g
サイズ 177×107×7mm、
ページ数106、カラー
ロープワーク解説のページ
これはコンパクトサイズで持ち歩きしやすいようになっている。
水の得る方法やセルフレスキューなどのサバイバルネタが中心となっている。
クマ、ガラガラヘビ、タランチュラなどの文字が出て来る。
やっぱりこういう危険生物は冒険には付き物だ。
購入方法
PCTHandbookなどの資料は、アメリカ人のジャッキーさんが運営するyogisbooks.comから購入できる。サイトは全て英語の表示。
写真を見ながら、ブラウザの翻訳機能を使って意味を理解して注文した。
PCTのHandbookを注文しているところ。
セットで購入すると安くなるので、「TRAIL TESTED」と「ULTRALIGHT SURVIVAL KIT」もセットで購入した。
選択し「ADD TO CART」ボタンをクリックするとカートに入る。
カートに商品を入れると画面の右上にカートのアイコンが表示される。
アイコンをクリックしてカートの中が表示されているところ。
良ければ、右下の「CHECKOUT」をクリックする。
画面が切り替わって情報入力画面となる。
メールアドレスを入力した後、氏名、宛先なども入力してゆく。
始め今回の3点のほかに「SURVIVE MOUNTAINS」という資料も購入しようとしていた。
すると宛先のJAPANを選択したところで、送料が一気に跳ね上がった。
なんと送料が$150。
これにはビックリ。そしてなんだこのバカ野郎!と怒りがフツフツと湧いてきた。
なんでいきなりバカ高くなるのか分からないが、「SURVIVE MOUNTAINS」の購入を止めると、送料は$33.88になった。
アメリカ国内ではなく日本なので、多少高いのは仕方がないが、流石に$150はあんまりだ。
PCTHandbook単品でも送料は送料は$33.88だったので、ここはケチらず3点セットで購入することに決めた。
料金は送料込みで$100.88となった。
トランプ効果のためかドル高傾向が続いているので痛い出費となったが、しっかりと準備するためには1日でも早く手に入れておく必要がある。
まあ、必要経費で落とすのでいい。
(単に経費に計上すると書きたかっただけ。まだ稼ぎが少ないので、経費計上の必要はなし。)
料金の支払いは、クレジットカードのみ(VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、ディスカバーの4種類)。PAYPALは使用不可。
今回は以前作っておいた楽天カード(無職でも作れるクレジットカード)で支払った。
海外通販で、クレジットカードの情報を入力するのは不安だったが、他に方法がなかったので仕方ない。
支払い料金詳細
Yogi’s PCT Handbook + Ultralight Survival Kit + Trail Tested $67.00
*セット価格により割引
Shipping & Handling $33.88
Tax $0.00TOTAL $100.88
クレジットカードの支払い料金 11,680円
*1ドル約115.8円で計算
昨日、資料が届いてから一気にテンションが上ってきた。
暇さえあればページをめくってニヤニヤしている。
スマホで単語の意味を調べながらやっていると、時間がかかり過ぎるので、一回ざっと流し読みしてからじっくりと読んでゆくとしよう。
参考書の解読もいいが、難関のB-2ビザの取得が待っている。
英語も勉強しないといけなし。
なんだかやることてんこ盛りだ。
ひとつひとつコツコツ片付けてゆこうか。
コメント
来年はアメリカのパシフィック・クレスト・トレイル(通称PCT)を歩くことにした。
< 隊長、本当に行くのですか?
アメリカのヨセミテ国立公園や日本人でも踏破者(加藤則芳氏)がいるアパラチアントレイルなんかのほうが予算も電波もいい感じにおさまると思うのですが・・・
これだけの大遠征は、名古屋でじっくり計画を建てないといけませんね。また、お母さんにお兄さん受け取りの旅行保険とかもかけないといけなくなりそう。
からあげ隊長へ
いつも拝見しいます。
みちのくトレイルお疲れさまです。
毎日の更新を楽しみにながら読ませて頂きました。
来年は壮大はパシフィックトレイル大冒険ですね。
はやくても6ヶ月以上かかり、日本では考えられない危険は場所も
通過しなくてはいけません。 通信の状況も困難の場所たくさんあり、
BLOGの更新も大変そうですね。単独渡航ですか?
ブログの楽しみが増えました。
隊長を応援します。
日本人初ですね。
今日、見てきた「ジャック・クリーチャー」みたいですよ隊長w
アウトロー7カ条
1. 職には就かない(陸軍憲兵隊の捜査官だったが、除隊後は全米を放浪)。
2. 住居は持たない(徒歩やヒッチハイク、バスで移動し、流れ着いた街の安宿を転々)。
3. 身分や居所を明かす物は持たない(携帯電話・免許証、クレジットカードなどは持たない)。
4. 人とは絶対につながらない(恋人・家族・友人など面倒な人間関係は必要なし。女も一夜限り)。
5. 証拠は信じない(警察はまったく信用せず、証拠も信じない)。
6. 法律は関係ない(自分に絶対的な自信を持ち、己が定めたルールこそが法)。
7. 悪は決して許さない(悪を見過ごすことができず、正義のためには手段を選ばない)。
https://ja.wikipedia.org/wikiより
来年はアメリカとは…。
なんだかスケールが大きい話ですね。
初めまして。いつも楽しく拝読しております。
海外活動はどんな内容なのかワクワクしていましたが、ついに発表されましたね!
体調にだけはどうかお気をつけて、応援しております。
こんばんは。
Pacific Crest Trailですか!
大自然の絶景の中を思いっきり歩けそうですね。
いいなー、これは絶対楽しそう。私もいつか歩いてみたいです。
実際に歩いた人の体験談を検索して読んでいたら、途中で魚釣りをして焼いて食べたりなんて話も。これは絶対行くしかない!と私も勝手に盛り上がっちゃいました(笑)
隊長、これは本気で楽しみにしてます!
探検家としての試金石ですね。頼みますよー。