飛内さん直伝!おいしい芋すり餅の作り方

こんにちは。からあげです。

 

今、物置で寒さで凍えながらパソコンをタイプしているところ。
断熱材が入っていないので、温度は外とほとんど変わらない。
指先が痺れて動きが鈍い。
なぜ、そんな物置小屋で暮らしているのかだって?話せば長くなるから、また今度気が向いた時に説明するとしよう。

今は電気のある文化的な生活をしているので、起きたい時に起きて、寝たい時に寝る。
食べたい時に食べ、ゴロゴロしたい時にゴロゴロする。
そんなサラリーマンにとっては夢のような暮らしをしている。
気の赴くままに生活しているけど、やることはやっている。
旅の記録をまとめたり、ヤフオクで不用品を処分したり、PCTの準備をしたり。

実家にやって来て一週間が経ったが、これまでのように気が抜けたようにぼーっとはならない。
PCTという目標があるので、自分を見失わないでいるようだ。

この作業台に付いているバイス(万力)が凄く役に立つ。
ちょっとした修理とかはこなしてしまう。
物置には、親父が集めた工具や材料がまだたくさん眠っているので、作業する前にいちいちホームセンターに走らないで済むから凄く助かる。お金を使わないで済むのも良い。
(その分親父が散財していた。)

写真はテントのペグを直しているところ。
これはチタン製のペグなのだが、ちょっと強めに力を入れて打つだけで曲がってしまう。
そう、これは選択ミスをしたものなのだ。使い方が悪いこともあるが。
それを見た目まともに戻してヤフオクで処分する。

 

おいしい芋すり餅の作り方

ところで今日は料理ネタをお届けしよう。

読者は覚えているだろうか?
今年の東北の旅の最中、一時の好奇心から青森県むつ市の あの とびない旅館に泊まったことを。
その時飛内さんから教えて貰った料理を紹介しよう!
教えて貰ったというか、人手が足りないから強制的に手伝わされたというか。

ちょうど実家の暮らしに飽きてきたところだったので、気分転換に作ってみた。
料理している時に、飛内さんの顔がチラついてきて、当時ボロカスに言われたことが頭に蘇って来て、つい「あのクソ親父め!!」などと思ってしまった。

探検隊緊急企画! 本州最果て幻の「とびない旅館」を調査せよ!!
こんにちは。からあげです。 今日は青森県むつ市にある変てこな「とびない旅館」を紹介します。 下北の恐山に次ぐディープスポットです。 飛内さんの勢いのあるマシンガントークを一度体感してみてください。 癖になるかもしれませんよ?

 

調理手順の簡単な流れ

1 じゃがいもをすり下ろす。

2 すり下ろしたものを漉す。

3 じゃがいものカスと底に沈んだでんぷん質を混ぜ合わせる。

4 よく練って一口サイズの団子を作る。

5 出汁をとった汁の中に入れて煮立てて完成!

 

調理のようす

さあて、おっさんの料理を始めようか。
まずは物置から家の台所に移動する。
物置の中では上下防寒着を着込んでいるので、そこら辺に脱ぎ捨てる。

じゃがいもがメインの食材だ。
多分男爵いもの方がいいんじゃないかと思う。
今回はだいたい4人前作る。
私が2人前食べるので4人前だ。

確かじゃがいもの他は鶏肉だけだったのだが、こういう時に限って冷蔵庫に鶏肉が入っていない。
それなので、中に入っていたものを適当に使うことにした。
菜っ葉と平ぺったいちくわのような魚の練り物とかまぼこだ。

芋すり餅は出汁が重要だ。
飛内さんはアジ干しで出汁をとっていた。
実家には煮干しさえなかったので、おかん愛用の出汁パックで出汁をとることにした。
これを放り込んで沸騰させるだけで、そこそこ美味い出汁を作れるのだ。
そう不精者の料理アイテムなのだ。

練り物とかまぼこを適当にカット。

じゃがいもの皮を剥いておろし金ですり下ろしているところ。
ゴシゴシとこすり付けるようにじゃがいもを動かした。

じゃがいも4個全てすり下ろした。
おや、汁がいっぱい出ているぞ。

すり下ろしたじゃがいもを布巾で漉す。
ボールの上に布巾を被せた。袋状に加工してあったので使いやすかった。

ぎゅーっと力を入れてじゃがいもを絞っているところ。
この時、きっちりと絞って汁気をなくすこと。
多分、ここがポイントだと思う。

じゃがいも100%の絞り汁。
何だか色が黄色っぽい。こんなんだったかな。いや違うような気がする。

飛内さんに電話して聞いてみようと思ったが、凄く面倒くさそうな気がしたので踏み止まった。また訳の分からない話を延々と聞かねばならないと考えたら、自分でなんとか解決しようと思った。
ひょっとしたらプラモデルを作っている最中かもしれないし、お客さんにマンツーマンで濃厚サービスをしているところかもしれない。
邪魔をすると機嫌を損ねかねない。

よし、細かいことは気にしない。次行こう!

絞り汁の上澄みを捨てて、底に溜まった白くてとろみのある「でんぷん質」だけ残す。
これとじゃがいもの搾りカスを混ぜ合わせる。

手で捏ねているところ。
粘土を触っているみたいで気持ちいい。

よく練り合わせたところ。
すると団子のように固まってくれる。

指で摘んで一口サイズに丸める。
火が通りやすいように平ぺったくするのがポイント。

ぐつぐつと芋すり餅を煮込んでいるところ。
なんだかバラバラになって来た。
じゃがいもの絞り方が足りなかったのか、それともでんぷん質が足りなかったのか。
細かいことは気にしないことにした。

適当に具を放り込む。
うーん、汁が濁ってきたな。

終わり頃に菜っ葉(小松菜)を投入。
はて、何か足りない気がする。

汁を飲んでみると全く味気なかった。
そこで醤油を適量流し込んだ。
最後の仕上げをどうするか全然思い出せない。
そのままだったような気もするし、何かを入れたような気もするし。
ノートにメモしていたのだが、まったく汁の件には触れられていない。
電話して聞いてみたいが、、、いかん、止めておこう。

はい、芋すり餅の完成です!
かまぼこと菜っ葉な彩りを添えていい感じだ。

もちろんご飯は玄米。
私は玄米と汁物だけあれば、他に何もいらない。
あとときたま、からあげかな。


頂きま~す!

うむ、あの不思議な食感が忠実に再現されているな。プリプリしていて美味い。
これがじゃがいもだけで作られているなんて。
おかんにも好評で、うまいうまいと言って食べていた。
飾り気のない素朴な感じが気に入ったらしい。

 

感想

今回は全くの思いつきで、材料がないのに作ってしまった。
でも、意外に旨くて良かった。
この芋すり餅には鶏肉が欠かせない、そう思った。
もも肉か胸肉かどちらか迷うが、ここはあっさり系の胸肉を選択した方がいいだろう。
あとは出汁を何でとるかだ。
アジ干しが一番だろうが、実家の当たりではおそらく入手できないので、煮干しを使うことにしよう。
また今度、材料を揃えてから作るとしようか。

それにしてもこの芋すり餅。
とびない旅館の名物なのか、それとも下北地方に伝わる伝統料理なのか。
詳しいことはよく分からない。

 

おわり

コメント

  1. たい より:

    おいしそう!今度作ってみます
    ジャガイモの絞り汁は吸い物の中に一緒に入れるんですか?

    • karaage より:

      絞り汁は捨てます。
      はい、ぜひ作ってみてください。

  2. 一式陸攻 より:

    もっとデンプンがガンガン出れば美味そう!
    からあげ探検隊のお雑煮ですね。

    • karaage より:

      じゃがいもによって多少違うみたいですね。
      また正月にでも作りたいと思います。

  3. チロ より:

    こんばんは。はじめまして!
    いもすりもち気になって作ってみました。
    めっちゃ美味しかった♪
    つい最近テレビで飛内さんを初めて見て、まさか隊長のブログに登場してたとは…
    なんか飛内さん気になります(笑)

    • karaage より:

      飛内さんはいろいろテレビに出るようになっているらしいですね。
      パソコンに入っていた動画を自慢げに見せられました。

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