非電化小屋暮らしの電気事情

こんにちは。からあげです。

 

はじめに

今日は我が家の電気事情と題して小屋暮らしの電気について書こうと思う。
現在、山小屋には電気を引いていないので、車のバッテリーからインバーター介してAC電源を取っている。ノートPCでブログの更新をしていて電気がどうしても必要。

2014-11-2-3

車のメインバッテリー

GSユアサのバッテリー

電圧 12V
型式 55B24R
容量 36Ah
重量 11.5Kg

バッテリー端子から伸びる赤黒の太い電気コードは900wインバーターへ繋がっている。
インバーターの容量が大きいので、バッテリーから直に取っている。

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メインバッテリーの補充電用


セルスター ソーラー充電器 SB-300
充電電流 30mA

助手席のサンバイザーに取り付けている。
夜以外はサンバイザーは下ろしっぱなし充電している。
以前のオートマジムニーから付けていたもので、効果は多少ある。
その証拠に、これを付けてからはバッテリー上がりは一度もなし。

2014-11-2-1

メインバッテリー直結のインバーター

BAL(大橋産業㈱)リモコンインバーター900W

定格出力     900W
最大瞬間出力 2000W
100Vコンセント2個、USBポートAタイプ1個(DC5V、2.4A)

消費電力とバッテリー電圧を液晶画面に表示する。
液晶画面は取り外して延長ケーブルを付けると、遠隔で電源をON・OFF出来る有線式リモコンになる。

以前、使用していた正弦波インバーター(300W)が1年で壊れたので、大容量で保護回路が付いたタイプを購入した。
大容量なのでシガーソケットからではなく、バッテリーから直に電源をとるようになっている。
エンジンを停止した状態で長い間使用するとバッテリーが上がってしまうので注意が必要。

参考記事
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小屋で使用している電子機器

私が使用している電子機器は、ノートPC、デジカメ、スマホ、電気カミソリ、バリカン、ヘッドライト、ラジオ、インパクトドライバーのみ。
車で出かける時はインバーターを起動しバッテリーに充電する。
晴天の日に出先で車を駐車する時は、南側が前となるようにしてダッシュボード上にソーラー充電器を置いて充電し、同時に洗濯物を干している。

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スマホ、ヘッドランプの電源としてソーラー充電器のセットを購入した。

Panasonic 充電式電池専用急速充電器 BQ-CC21

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Panasonic 充電式電池専用急速充電器 BQ-CC21

充電可能本数
単3形1~4本、単4形1~4本、合わせて4本まで充電可能

充電時間
単3形×2本を約2時間で急速充電可能
単4形×2本を約1.5時間で急速充電可能

*2020年4月現在すでに廃版

天気が悪いとソーラー充電だけでは追い付かないので急速充電器でエネループに充電している。

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裏面の様子
プラグを起こしてコンセントに直に挿すようになっている。

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対応充電池はエボルタとエネループに対応している。
単4電池を充電する場合は、本体にショックを与えると電池がズレて充電しなくなる。
4本が独立して充電出来、充電が完了するとグリーンのLEDが消灯する。
取扱説明書(PDF)

 

ドコモ ACアダプタ04

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ドコモ ACアダプタ04
スマホ用USB-Bタイプ

MNP転出前にドコモポイントでゲットした品。
急速充電対応のアダプタなので、短時間でも結構充電できるので助かっている。

ドコモ ポケットチャージャー02

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ドコモ ポケットチャージャー02

ワイヤレスチャージャー対応
これもMNP転出前にドコモポイントでゲットした品。
フル充電しておけば、スマホを約2回充電することが出来る。
ACアダプター04と組み合わせることにより、ACコンセントからポケットチャージャーに充電しながら、スマホやデジカメなどへ2つ同時に充電することが出来る。
(ただし、充電時間が長くなる。)
ソーラー充電器から直で充電しようとすると異常を示すランプが点灯する。

訂正

ポケットチャージャーは充電と同時に給電は出来ない構造となっている。
先に満充電としてから接続機器に給電するようになっている。
同時に出来れば非常に使い勝手が良いモバイルバッテリーとなるのに残念。
今後に期待だ。

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裏面の様子
出っ張りなくサッパリとしている。

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DC OUT 5V
出力側 AタイプのUSBポート2個

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DC IN 5V
入力側 BタイプのUSBポート1個

 

GOAL ZERO Nomad 7 V2 Solar Panel

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モバイルソーラーパネル

GOAL ZERO Nomad 7 V2 Solar Panel

*2020年4月現在、現行版のデザインなどに変更あり。

 

Guide 10 Plus Solar Kitのソーラー充電器部分
ザックに取付けられるようにループが装備されている。
高所における使用では満足な結果を得られたが、低地の場合思うように充電できない。
生活防水対応なのでそれほど水気に気を使う必要はない。

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裏面の様子

Guide10とUSB用などの出力端子が装備されている。
メッシュポケットが付いているので、Guide10やアクセサリー類を入れておくことが出来る。

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Guide 10 Plus Battery Pack(ポータブル充電器)

充電用の専用USBケーブルと単4電池アダプターが付属している。
ソーラーパネルとは違い防水仕様ではない。

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スイッチ・端子接続パネル

左のスイッチを真ん中にするとUSBポートに電気を出力し、右にすると白色LEDが点灯する。
USB入力端子はminiUSBこの機器専用ものとなっている。
なぜUSB-Bタイプとしなかったのだろうか。これが一番の不満な点だ。
このことにより専用のUSBコードを持ち歩く必要があるし、紛失した場合はUSBにより充電が出来なくなる。海外でなくした場合は致命的だ。

 

訂正
充電器側はminiUSB
のB端子となっている。端子の耐久性に難があるそうだ。
今の主流はmicroUSBとなっているが、それでも機器専用の端子ではないので出先でも探せばコードを入手することは可能だろう。

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裏面の様子

バッテリー残量と充電状態の説明が表示されている。
摩擦で若干字が剥げている。

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単4と単3電池に対応している。
アダプターのガタツキがないので単4電池でも問題なく使用する事ができる。
一つ気になることは、電池カバーの作りが安っぽいということ。
踏みつけてしまうとカバーが割れてしまいそう。

2014-11-2-16

ソーラーパネルを畳んだところ。マグネットで止まるようになっている。
このままザックに放り込んでおくとパネル同士が擦れて傷が付くので、ハンカチを挟んでいる。
ソーラーパネル表面は柔らかいので傷が付かないように取扱いに注意する必要がある。
パネルに傷が付くと発電能力低下のおそれがある。

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畳んだ時の裏面の様子
メッシュポケットに小物類を入れておくことが出来る。

 

四国遍路用にGOAL ZEROのソーラー充電器を購入した。
秋山登山では、スマホは圏外のためほとんど使用していなくてバッテリーの消費量が少なかったので大して必要では無かった。
ザックにくくり付けての歩行中の充電テストは、枝に引っかかって破損する恐れがあったので実施せず。
今回、ぶっつけ本番で歩行中充電することになる。
普段山小屋でも充電しているが、天気の良い日でも発電量が少なく、バッテリーになかなか充電してくれない。
歩き遍路中は、出来るだけ電子機器の使用を控えてバッテリーの消耗を少なくなるようにする必要がありそうだ。

 

来年の夏、長期で北海道に行くまでには、車にソーラー発電のシステムを積んで、車内でノートPCを長時間使用できるようにしておきたい。
出来れば走行充電出来るようにする。
ポータブルの電源ではノートPCは使えない。
車のメインバッテリーは短時間であれば使用できるが、バッテリー上がりに気をつける必要がある。
登山や探検を終えて戻ってくるとサブバッテリーが満充電されている状態であれば、いつでもどこでもたっぷりと仕事出来る。
そんなシステムを構築しようと思う。

コメント

  1. ポチ より:

    からあげさんファンの一人として、毎日更新楽しみにしています。
    遍路期間中の電源確保は非常に重要ですよね。
    どんな最新のスマホでも充電が切れたらただの板ですから。
    このサイズのソーラーパネルだと、わずかな電気しか使えないようですね。
    毎日晴れてくれるとも限りませんし。これに頼るのは不安な気がします。
    もっと大容量のモバイルバッテリーを持って行き、遍路途中でコンセントを借りる必要も出てくるのではないでしょうか。

    マクドナルドなど、コンセントが借りられるお店を調べておくのもいいでしょうね。

    また、毎日の野宿では、体力を消耗してしまいます。たまにビジネスホテルなどに泊まり、体力を回復させるのも重要では。

    費用的に節約したいなら、ネットカフェで寝るのもいいでしょう。
    電気も確保できますし。しかし、調べたら、四国には数えるほどしかありませんね。

  2. chiponeko より:

    こんばんは。
    もうすぐお遍路に旅立つ頃かと...遍路地を辿る事は浄土に至る道と解釈していますよ。また死を覚悟する道行きとも聞き及んでいます。
    今の時代、遍路地は数回に分けて辿るのが一般的な姿と聞き及んでいます、一度に踏破をされるkaraageさんには探検家、冒険家としての覚悟を遍路を通して学んで貰いたいと切望していますよ。

    遍路地から少しばかり離れますが「石剣山」の刃渡りを超え、弘法大師空海(幼名 真央)が悟りを開いたと言われる峰に行かれるのも良いかも知れません。

  3. karaage より:

    ポチさん

    スマホとデジカメの充電がこの旅の鍵になると思います。
    上手いこと人の家で充電させて貰うといいでしょうね。

    ホテルに泊まると高いので、ホテル代を食料や温泉代に充てようと思います。
    どこでも体力回復出来る体質にならないと今後の活動は厳しいですので。

    chiponekoさん

    そうですね。
    この四国遍路を終えたら今後どのような探検活動をしてゆくか自ずと見えてくると思います。
    四国遍路を精神修行の場として旅に臨みたいと思います。

    時には寄り道も必要なので石剣山にも行ってみるかもしれません。

  4. いし より:

    最近からあげさんのファンになりました、私もZ ultra愛用者です。
    さでGuide 10 Plus Battery PackのUSB入力ですが、私の目にはminiUSBに見えます。
    もしそうだとすれば汎用ケーブルはわりと手軽に、それこそ世界中でてにはいると思われます。
    ダメもとで確認されてはいかがでしょうか。
    オリンパスのデジカメは本気で専用USBでマジ腹立たしいですよね。共用できれば一本ですむものを。そう言うのに限って良くなくすし。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      おっしゃる通りminiUSBでした。
      初めて知りました。早速記事を訂正します。

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