パナレーサー バルブアダプター(仏式→米式)とアルミ製バルブキャップの取り付け

こんにちは。からあげです。

 

確定申告の作業が終わって胸のつかえがとれてホッとしているところだ。どうせヤラなければならないことなので、締め切り間近まで放置しておくとあとでバタバタすることになる。私は自分の時間を手に入れた人間だ!他からもたらされる義務的な仕事は可能な限り早めに仕上げる。これがプロというものだ!

2月3日の節分を過ぎると、一気に太陽の日差しが春めいてきた気がする。以前は全く感じることがなかったが、緩やかな時間の流れに身を任せていると、細かな変化に気づくようになる。もうそこまで春はやって来ている。堤防道路を走っていると、蚊が顔にへばり付くようになった。

 

バルブアダプター(仏式→米式)とバルブキャップの取り付け

ところで、今日は自転車の話題。

今日もというべきか。おっさんの頭の中身は9割方自転車のことで占領されてしまっている。もう少し熱が冷めるまで時間が必要だ。

 

私の自転車Panasonic OJC4は海外でのロングツーリングにも対応できるようにクロモリ製の丈夫なフレームとなっているほか、簡単にバラしてコンパクトになるなど、きめ細かい配慮が随所に見られる。

リムはALEX X2100 26型 オリジナルポリッシュシルバー CNCサイド 36Hというものを採用していて、チューブのバルブは仏式バルブとなっている。

以前乗っていたMTBが仏式だったこともあって、だいたい扱い方は覚えている。空気の調整がしやすくて空気漏れが少ないメリットがあるが、一般に出回っている英式バルブ用の空気入れは使えない。

そこで純正には仏式→英式に変換するバルブアダプターがおまけで付けれられている。

付属の仏式→英式バルブアダプタ
おそらくパナレーサー純正のもの。
これがあれば、ママチャリ用の空気入れが使用出来るようになる。

長さ 19.2mm、最大径 9.6mmm、重さ 5g

 

上の口金のようす

下の差し込む側

 

仏式バルブをアダプタで英式バルブに対応すれば、普通の自転車用の空気入れが使えて便利なのだが、ガソリンスタンドで空気が入れられないのはある意味不便。車やバイクのバルブが米式となっているため、英式より米式の方が使い勝手が遥かに良い。

海外ロングツーリングにゆく時は必ず空気入れを持って行くが、途中で盗まれたり紛失してしまったり壊れてしまったりする恐れもある。どんな田舎に行ってもガソリンスタンドはあるだろうから、しばらくの間は空気入れを貸して貰って凌ぐことができる。

そのため、仏式から米式に変換するバルブアダプタを取り付けることにした。
リムの穴を広げて米式バルブのチューブを付けようとも考えたが、買ったばかりの自転車に後戻りできない加工を加えるのは躊躇ってしまった。まずは仏式バルブでやってみて、不便なようなら考える。

実は始めからOJC4は米式バルブ用のリムで、バルブ穴スペーサーを使って仏式バルブのチューブが使用されていた。10,000km乗ってからようやくこの事実に気がついた。
 

今回、バルブアダプタを購入するついでに米式バルブのキャップも購入しておいた。

Panaracerの仏式バルブアダプター

他の製品より割高だったが、信頼性のあるメーカーの物を購入した。別に自転車に合わせた訳ではないが、結果的にPanaracerになった。

製品仕様

材質  真鍮(一部EPDM)
生産国 中国

長さ19.6mm、口金径7.65mm、付け根10mm(手持ちのノギスを使用して計測した)
重量6g

 
 
 
箱を開けると説明書とアダプタが入っている。
 
 
手持ちの秤で重さを計測してみると約6g。小数点以下が四捨五入されてしまうので、1g単位でしか量ることができない。
 
 
各寸法はノギスを使用して計測した。
 
細かい数字に意味はあるのか?世間にはどうでもいいことかもしれないが、自己満足のために測っている。自分の自転車のことを細部まで知ることが重要に思える。
 
 
バルブアダプタのアップ
 
 
真横から
 
 
上の口金から見る
 
 
下の付け根からみる。中にOリングが入っている。
 
 
こちらはアルミ製のバルブキャップ
 
プラスチック製のバルブキャップは紫外線で劣化してしまうため、耐候性のあるアルミ製のものを購入した。
 
製品仕様

長さ16.2mm、最大径10.9mm 重量2g

 
 
 
面倒臭がらずに重さを量る。
 
はい、自己満足です!というか人生そのものが自己満足だ。どう生きようが本人の勝手。
 
 
バルブキャップのアップ
 
 
真横から見る
 
 
キャップの内側
 
パッキンが入っている。安物なのになかなかやるな!
 
 
こちらがアダプタなしの仏式バルブ。
 
では早速コイツに取り付けよう。
 
 
アダプタを取り付けたところ。
 
 
キャップも付けたところ。かなり大きくて目立つようになってしまったな。まあいい。
 
 
アダプタを付けて空気を入れるためには、一旦バルブアダプタを外してバルブのコアナットを緩めておく必要がある。
 
 
コアナットを緩めたところ。この状態で再びバルブアダプタを取り付ける。
 
 
使用する空気入れはジムニーでも使っていた空気室付きのもの。空気室に一旦空気を貯めてから送り出す仕組みで、自動車のタイヤの空気も難なく入れることができる。故障しやすい電動の空気入れより遥かに使いやすい。たまにピストンのOリングにシリコングリスを塗ってキレイに拭いておくだけでいい。もうかれこれ20年以上使用している。私が使用する道具の中で最古参レベルのものだ。最高はSONYの携帯ラジオでもう25年にもなる。
 
 
空気入れの先のようす
 
米式バルブに対応する口。これでジムニーのタイヤの空気を入れ続けてきた。抜群の信頼性がある。なんでこれほど持つのか不思議でならない。
 
 
ポンピングして空気を入れているところ。
 
接続部から空気漏れはなし。ちゃんと入っている。
適度に入れたところで、バルブアダプタを外しバルブのコアナットを締めて再びバルブアダプタを付けてキャップをしておく。
 
これでヨシ!
 
日本にいる間は、仏式→英式と仏式→米式のセットで行こうか。中国に行くときは2本とも米式アダプタを付けておくことにする。1つは予備のため。
 
 
それはそうとサイドバッグ4個を購入した。世界一周サイクリストでは定番のドイツのORTLIEBのバッグを選択した。防水性と耐久性を考慮すると、ORTLIEB一択となった。自作するにもまずは使ってみないと、どうしたらいいのか分からない。まずは既製品を使い込む必要がある。
 
 
さあて、今日は気分がいい。飯を食って自分の仕事をしようか!
 
バルブアダプタ(仏式→米式)使用の注意事項

バルブアダプタで米式に変換した状態だと、ガソリンスタンドの空気入れの口金の形状によっては、空気を入れられない可能性あり。ロングツーリングする際は、参考のブログ記事のとおり、適合するビニールホースも持った方が無難。

ガソリンスタンドの自動車用の空気入れを使って、仏バルブから空気を入れる方法!!
ガソリンスタンドの自動車用の空気入れを使って、仏バルブから空気を入れる方法!!

 

おわり

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